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親の視点としての写真

NIKKOR Z 28mmF2.8


このレンズは前回書いたZfcのキットレンズだ。
Nikon ZfcのセンサーはAPS-Cサイズなので、35mm換算で42mm相当の画角になる。
しかし今このレンズはフルサイズ機のZ5で本領発揮している。

やはり28mmはいい。

28mmで楽しいのは、少し上から見下ろす形で撮る時だ。
僕は身長があまり高くない。とは言え子どもたちよりは今のところ高い。普段の視点でいけば基本的に子どもたちを見下ろす形で接しているだろう。
「子どもの目線に合わせて撮ろう」とよく言ったりする。子どもの表情がわかりやすく、子どもが何に興味を持っているか同じ視点で見れたり、背景が遠くなってボケも作りやすいといった具合に場面によってはメリットが多い。実際に僕もよく撮ったりする。ちなみにそういった写真は50/1.4等で撮ることが多い。

でも、実際の生活では圧倒的に子どもを見下ろしていることが多い。後から写真を見直した時、この見下ろす視点は結構グッとくるものがある。リアルな視点の回想になるから。
そんな写真を撮りたい時には28mmだ。
この画角なら俯瞰で状況を伝えつつ子どもの小ささも程よく表現ができると思っている。

もちろん目線で撮ったりもするけどその枚数はかなり少ないなと思う。花とかは結構少し多いかな。

つまり相手の目線や、写真構図的目線になって撮るのではなく、あくまで自分の普段の目線で撮りたくなる画角が28mmだなと思った。
うん、日常って感じだな。

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