いつも人の話を聞いていない
先日、『発達障害なわたしたち』という本のオンラインイベントにダ・ヴィンチ・恐山さんが出ていたので気になって観てみた。
90分ほどのイベントで見やすくて面白くて良かったです。(語彙力)
一応アーカイブが8/20まで見れるようなので気になる人はお早めに。
自分も子供の頃からなんだか周りに比べて平均的なことが出来ないな、とか理解力が足りないなと思うことが多かったので発達障害のケがあるのかなと感じてたけど正式な検査を受けたことがないのでシュレディンガーの猫である。
イベントで恐山さんが
「いつも別世界(意識の中)に居るので現実にいるのは正味1日30分くらいですね。こっちの世界に戻ってくるのは誰かに「聞いてる!?」とか言われた時です。」
と、言っていて分かるなと思った。
僕もいつも自分の中の世界で過ごしている。
それって社会生活においては欠点だけど、なんかしらの作家になるとそれは創造性に発展するので漫画家という職業があって大いに良かったなと思う。
ラッキー!
このイベントの元になった本も少しずつ読み進めているけど「外出時の情報量が多くて疲れる」みたいな話があってそれも分かるなと思った。
自分は単に出不精なのかと思ってたけど外の情報を脳が処理するのが面倒だったのかも。
家が好きと思ってたけど外が苦手説が出てきた。
ちなみに自分は診断を受けて発達障害だろうとそうじゃなかろうと個人的にショックではない。
どっちに転んでも「そうなんだ~」と思う。
1回ちゃんと診察受けてみたいけど全然違ったら恥ずかしいしな。
なんかミスした時に「まぁ自分は発達障害の可能性あるって自己判断あるしな」の言い訳が使えなくなるし。
症状で悩んでる方々にはあまり聞こえの良くない物言いかもだけどそこに救われた部分は人生で多い。
いや、でも人と話してる時に急に1分くらい全然相手の言葉聞いてなくて今なんの話されてるか分からないことあるんだよな。
今の会話の内容から何の話かを探るゲームを勝手に行っている。
あとイベントでそもそも発達障害という呼び方が良くないという話もされてた。
「社会を基準にこっちが障害と定められてるだけで、私達はただ単にそういう性質の人間なだけだ。資本主義社会が悪い!」と。
オモコロ節である。
ここでオモコロファンの作家さんと編集さんが「わー!オモコロだ~!」と湧いていて良かった。
このノリが喜ばれる場なのがオモコロ好きとして嬉しい。
あと、ふと思い出したけど数ヶ月前に小学校の友達と会っていつもの男子グループで固まった時に友人の1人が「中高とか社会に出て思ったけど僕らって幼稚というか、多分ちょっと頭おかしいよね。」と言っていて「分かる分かる分かる!」と言ってしまった。
自分だけだと思ってたけどたしかにいつものグループ、ちょっと変だったわ。
なぁんだ、みんなそうか~。
それでもみんなちゃんと社会でダマシダマシやっていけてるから偉いよなぁ。
みんながんばってて偉いです。
これからも人間のフリして頑張ろう。
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