Football Journey
2024明治安田J1リーグ残り8試合、J2リーグ残り7試合。
リーグはそれぞれ最終局面に入るなか、今季の私の現地参戦は、残念ながらおそらく終わりとなることだろう。
よって本編では、24年の観戦記をまとめることとする。
※一部写真の重複あり
プロローグ
私は今季、関東の2クラブを追うこととなった。奇しくも昨年雌雄を決することとなった2クラブである。
経緯としては、大好きな選手の移籍があったこと。
私は迷わず横浜FCへ飛び込むことにした。
とはいえ愛着をもった湘南ベルマーレというクラブを離れることは考えられなかった。中野選手の移籍をきっかけにこのクラブを知り、歴の浅さを情熱と探究心で埋めようとクラブを知ろうとしたからこそ今がある。
しかしながら佐賀で生活をする私にとっては、頻繁なホーム参戦はどうしても難しい。なので自分に無理のない応援を心からたのしむ、ただこれだけを考えた。
第一章 湘南アウェー福岡
ベスト電器スタジアム。今季の私の初陣。川崎との開幕戦に敗れ、次戦の京都に勝利、悪くないスタートで迎えた福岡での試合。福岡との相性は最悪で、対福岡への苦手意識は拭えなかった。それでもベルマーレは勇敢に戦い抜き勝てずとも何とか勝ち点1を拾うことができた。
第二章 横浜FCアウェー長崎
初めてのトランス・コスモススタジアム長崎。Vファーレン長崎のホームスタジアムは今秋に生まれ変わる。佐賀から長崎と短時間で向かうことができるので、トラスタは元々行ってみたかったスタジアムであったが、これまでなかなかタイミングが合うことはなかった。
あいにくの天候での試合観戦となった。お目当ての中野選手の出場も叶い、後半途中出場ではあったがプレーを見ることができた。
初めての横浜FCの試合観戦。試合に敗れはしたものの展開されるサッカーの魅力、相手選手への衝撃も含め、たのしい一日を過ごすことができた。
第三章 横浜FCアウェー熊本
えがお健康スタジアム。過去に一度来たことがあるスタジアムではあったが、当時はバスツアーでの来場で、今回初めて自分の運転で来場となった。この日も残念ながら雨天、それもピッチに水たまりができるほどで、後半からは試合成立もままならなかった。中野選手はベンチ入りするも、出場はならず。特性とピッチコンディションを考慮すると、仕方がないことだったのかもしれない。しかしウォームアップで軽快に体を動かす姿を見られたことは嬉しかった。
第四章 悲願の三ツ沢参戦
ニッパツ三ツ沢球技場。この背景がなかったとしてもスタジアム内の臨場感は国内屈指であると感じ、一度は行ってみたかったスタジアム。ホームスタジアムであり、今までSNS上でのやりとりやグッズ交換などでお世話になっているサポーターさんたちとの顔合わせ、中野選手の出場、大勝利、申し分ない一日でした。
第五章 湘南アウェー鳥栖
駅前不動産スタジアム。今まで何度も通ったこのスタジアムも、ビジターゴール裏参戦はさすがに初めてであった。先日予測不能の動きで猛威を振るった台風10号が九州を通り過ぎたなかでの開催となった。紙一重の激闘の末、勝利を収めた。改めて開催に動いてくださったすべての関係者の皆様に感謝。
エピローグ Football Journey
なかなか現地参戦もままならないシーズン、どうすることもできないもどかしさがあったことは否めない。現地の臨場感や熱狂が、来場者の特権であることは間違いないから。
それでも食い入るようにDAZNを見て、時にはチャントも口ずさんで、現地参戦さながらの熱量で悔しがっては喜び、私は充実した日々を送っている。
私の大好きなベルマーレのチャントに「いつでもどこでもともに戦う」という言葉がある。本来の意味とは逸れるかもしれないが、私なりに体現できているのかもしれない。
そして数少ない現地参戦だからこそ、ひとつひとつを心からたのしめてる自分にも気づいた。
そして観戦を通して訪れたことのない場所へ向かう、旅のたのしさを改めて実感した。サッカー観戦は旅である。
あわよくばレモンガススタジアム平塚にも、一度は行けないかと調整を諦めてはいないが、ひとまずこれにて今季の観戦が終了となる。
ここから先は湘南ベルマーレの残留・ひとつでも上位での着地、そして中野選手の大車輪の活躍と横浜FCの優勝してのJ1復帰を願って、DAZN観戦をたのしんでいきます。
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