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アニメのブームとオタク層が求めるもの

・アニメライターの仕事
・アニメファンの歴史
・オタク層が求めるもの
…について、ざっくりと書いてみました。

マガジンに登録してみたら、意識高い方が多くてびっくり! 私が知らない世界がありました。

そんな私の仕事はアニメのライターです。アニメ誌などの専門誌で、作品紹介、クリエイター取材、アニメのレビューや評論などを書いています。

そして一般媒体に、作り手インタビューやセミナーレポートなどでアニメの面白さを紹介するのも大事な仕事です。

ざっくりとアニメとファンの歴史を。
アニメは昔は子ども向けのものだったのですが、70年代後半から『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』などが登場し、10代20代のアニメファンが多く誕生しました。

80年代には『超時空要塞マクロス』『うる星やつら』などでアニメブーム到来。

90年代以降はソフト販売を軸とした、数社の出資でアニメを制作し販売とライセンスで利益を得る「製作委員会方式」が定着しました。
『新世紀エヴァンゲリオン』が有名だと思います。

2019年の今はすっかり、大人も含めた幅広い層が楽しめる娯楽となりました。えっ『魔法少女まどか☆マギカ』からもう何年もの歳月が流れたというのか…!

まあこうやって書いていったら、00年代、10年代の膨大な情報をまとめられず、息切れしました…また今度ね…(深呼吸)

さて自己紹介。
私はアニメ(もちろんマンガも)好きなオタクなので、ずーっとライターをやっています。

逆に言うと、好きじゃなかったらできない仕事です。アニメは毎日数本は見ますし、同じ映画に何回も通うし、土日はアニメゲーム関連のイベントに(頼まれもしないのに)出かけて行ってステージを楽しんだりグッズを買ったりしています。

私にとってアニメとは、
・現実とは異なる世界に浸れる
・キャラクターに愛情を注げる

ところが最大の魅力です!

日常では味わえない彩りに満ちた景色と、
個性豊かなキャラクターが織りなすドラマ!

みんなー『あの花』脚本・岡田麿里さんが初監督をした『さよならの朝に約束の花を飾ろう』の世界観がとっても素敵なので観てね〜!

マンガには、「実話系」のような現実にあるドロドロとしたこわいところを描くジャンルもありますが、そういうマンガは、また違った層が好んでいます。
現実にはないファンタジーを求めているマンガで、現実に会いたくないよー!(心の叫び)

私のようなオタクは、Twitter広告で目に入ってくるマンガがリアル実話系だと、HPがガリガリ削られて倒れてしまうので、広告のジャンル分けがもっと細かくなることを、切に切に願っています。

ネットで表示されるマンガ広告が「少年ジャンプ」とか「まんがタイムきらら」みたいなもの(出版社問わず)であふれることが、今の私の願いです。それならもう、どんだけ広告入っていてもいいよ!

「オタクもの関連は金になる」と言われる昨今ですが、半分はそのとおり!

それは、オタクは「好き」と「商品(作品)」が直結しているからですね。しかも客は深堀り気質なので、自らどんどん商品を探しにいってくれるという。

でも「好むジャンル」を間違えると、そっぽを向く。商売する側視点で見れば、投資に見合った回収はまったくできずに大やけどをする…。
そんなこわさもあるのがオタク層向けの商売です。

長年アニメライターをしてきたことで
「こんなコンテンツと商品が人気になるのか!」
「こんなプラットフォームができたら、こんなお客さんが集まってきたよ!」などの気づきがたまり、ある程度の土地勘を得ることができました。

オタク層とオタク女子層について、流行と、おサイフを開けるきっかけ(ユーザーが何を喜ぶかの心理と、供給側のアクション)を見てきたので、そんなお話もまた書けたらいいな〜と思ってます。
またよかったら読んでくださいませ😊

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