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蕎麦は何故からだに良いのか?

 むかーし昔は毎日の食べ物で体調を整え、健康を維持してきたものであります。
蕎麦は栄養バランスがとれたスローフード。
日本最古医学書「医心方」に「蕎麦は五臓の汚れたカスを洗い流して、精と神を繋ぐ。
その葉を煮て、野菜として食することもできる。」とあり昔よりその効用が謳われています。

 蕎麦の主成分はデンプンですが、その他にもタンパク質、各種ビタミン、ミネラルなどを豊富に含んでいます。
タンパク質は生命の維持や成長に欠かせないものですが、蕎麦は白米やうどんと比べて
かなり多く他の穀物類の中では一番多く含まれています。
ビタミンも多く含まれ蕎麦ほどビタミン豊富な穀物類はありません。

 蕎麦が高血圧に良いと昔から言われていますが、これは蕎麦に含まれるルチンの働きにあります。
ルチンは蕎麦を茹でると茹で汁の中に流れてしまいます。
その為、蕎麦を食した後にそば湯をいただくのが最適と言えます。
 コリンはお酒を飲む際に肝臓に脂肪がたまるのを防ぐ働きがあります。
昔の人がお酒を飲んだ後に蕎麦を食べていたのも理にかなった事と言えますね。
 古くから親しまれている蕎麦は日本の伝統食ですが、毎日続けるのに最適な健康食でもあります。

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