週末振返り 在ケニア日本大使の講和の話 (11/24)

大使の講和の話 週末振返り(11/24)


今週は、検査と隊員総会のためナイロビに上京しました。
この時、ホマベイ空港という任地から1時間ほどの空港を利用しました。
今まで経験したの中で最も小さい空港と飛行機でした。


●住血吸虫の検査

ナイロビ病院で血液検査をしました。
翌日、健康管理員の方が確認してくださり
結果は陰性でした。

ケニアの病院は、先に支払いをします。
おそらく、診察料の回収を確実に行うためでしょう。

また、このことを何げなくTwitterに投稿すると
数名の知らない人たちからlikeやRTがつきました。
フォロワーも少なく今までこのようなことはなかったので不思議でした。
日本に住んでいるだけでは、知識も経験も得られない事象を
実体験で投稿すると特定の層の関心を引けるということでしょうか。
マーケティング的に勉強になりました。

●大使講和


総会にて、在ケニア日本大使が来られて講和頂きました。
内容をまとめると以下の通りです。
大使という立場の方の考えを生で聴ける貴重な機会でした。
外交を担う国民のはしくれとして、聞きたいことが聞けて良かったです。
その後の大使公邸での懇親会も、協力隊員でなければ得られない
貴重な経験で日本の外交の在り方の一端を知る良い機会となりました。

公邸料理人という生き方も素晴らしいと感じました。

・大使にしかできないことをやるのが大使の仕事
 (大統領がカウンターパート)
・援助はチャリティではない、持続可能性を重視
・外交とは自国益を最大化すること
・草の根支援事業という、大使館が窓口になっての資金援助がある

Q&A
Q.協力隊に求めるもは?
A.押付けにならない。現地の人々との対話重要
 そのためにも語学は必須

Q.ケニアにくる日本企業に求めるものは?
A.リソースがないことを前提に、無いものは自前で創り出す気概で進出してくる必要あり

Q. 中米摩擦に関して
A. かつて、中国は援助対象国で、援助し国が発展すれば自由主義国同様に民主化されると考えた。しかし、今なお一党独裁が続き米国と対立するまでになった。米国にとって中国は、「排除対象」から「共存対象」に変わった。
一方、日本政府としては、「自由でオープン」な援助を中国が新興国に対して行うであれば、協力することもあり得る。しかし「自由でオープン」でない援助のやり方が取られている実態があるのも事実。

●マシュマロチャレンジ

隊員総会の後、隊員が手をあげて、
ファシリテーターを勤められる機会があり
折角なので「マシュマロチャレンジ」の
ファシリテーターをしました。

謙虚な方が多い隊員の中で、
あんまり自分なんぞ出しゃばるのも
どないなものか、と迷いましたが
結果的に、自分なりの反省点も出てきたのでやって良かったです。
次、このようなファイシリをする立場になった時は
修正します。

その他にも、調整員の方の送別会があり
改めて協力隊員としての新たな人脈形成の良さを実感しました。


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