「本を出す事になりました。」【著者への道】Vol.1
こんにちは!渡辺拓です。
この度、お声がけいただき、書籍を出版させていただくことになりました。
せっかくの機会ですので、「著者への道」シリーズとして、その経緯をお伝えしていくことにしました。
なぜ、本を書くことになった?
遡ること数ヶ月、2024年の2月28日。
編集者の方からご連絡いただきました。
聞けば「Udemy(ユーデミー)の講座を書籍化したい」ということで、
社会人向け教育プラットフォーム「Udemy」にて僕が出していた講座にご注目いただき、その内容の書籍化をご依頼いただきました。
Udemyでは、7月時点でのべ「12万7千名」の方にご受講いただいており、その数を買っていただいたということでした。
Udemyに講座を出すことで、これまでにも色んなつながりがありましたが、これまで以上に、足を向けては寝られせん。
どんなテーマで本を書く?
対象となったのは、「デザイン思考」という講座です。
僕の講座の中でも一番人気のものとなっており、大変ありがたい限りです。
しかし、、ひとつ懸念点がありました。それは、
「このテーマを書籍化しても、売れないのでは?」
というものです。
この「デザイン思考」というものは、元はデザイナーさんなど、”新しい物を生み出す”ことを仕事にしている方の「頭の中を言語化・メソッド化する」ことによって生まれました(デザイナーの思考法なので、「デザイン思考」というわけです)。
Appleにて「iPhoneの開発に使われた!」といったことが広まり、日本では2015年頃に広まりました。
以後、海外のスタートアップなどでは必須のスキルとして言われているものです。
ただ、日本では”ブーム”は下火になってきており、また僕の受講生さんに聞いても、その名前からか
「私には関係ないような気がします」
「僕はデザインとはほど遠いので・・」
などという言葉をいただいたりもしました。
本質は「新しい価値を生み出す」ことを目指す思考法なので、”デザイン”とはある種関係ないし、先のわからない今の時代にはうってつけなのですが・・・
隠さず伝えたら、「超」になった
「お声がけいただき、大変嬉しいです!ただ、”デザイン思考”で売れるかは正直自信がありません・・」
ということを、編集者さんには包み隠さずお伝えしました。
”デザイン思考”だと、スルーされるかもしれないので、名前を出さずに、この思考法の良さである
「”わからない”時代においても、自信をもって一歩踏み出し、新しい価値を生み出していける」
というところを押し出してはどうか・・
などなど、ここは本当に紆余曲折あったのですが、
最終的に、編集者さんにリーダーシップを発揮していただき、ひとつ冠がつき
「超デザイン思考」
というテーマで書くことになりました。
これから、どうするのか?
実は、すでに執筆は完了しております。
7月の末日がすべての期間の終了で、これから修正はあると思いますが、ひとまずヤマを超えて、この記事を書いております。
本を書かせていただける、といういい機会ですので、何か体験を還元できたらと思い、
このシリーズでは、
僕が「出版」するためにこれまでやったこと
出版社内で企画が通るまで
実際に企画が通った日のできごと
「本を書いていく」ことのスケジュール感
タスクとしての「執筆」のこなし方
執筆にあたる想い
本編に乗らなかった本の内容
など、これまでに起こったこと、学んだことをつらつらと書いていこうと思います。
これから出版されたい方や、出版のウラ側を見たい方、あとは”ものづくり”のやり取りの進め方、もしくはなんとなく読み物として楽しみたい方など、何らかの参考になれば幸いです。
それでは、今日は所信表明でした。
ではでは!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
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