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【現代詩】無味無臭

カレーライスの最中に水が欲しくなるように
無味無臭なものが求められることがある
でもそれは真の無味無臭だろうか

慣れすぎて見過ごしてしまっている面を
改めて強く感じる瞬間を大切にすれば
心のときめきは蘇ってくる

しがらみの雑踏を離れて感じる
風景も
空気も
人も
自分とつながる縁を感じずにはいられない


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