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鬼の豆面(愛知県・豊橋市)_20190131


本来なら、岩手県の花巻人形、お雛様とお内裏様を載せようとしたのですが、2体の絵付けが間に合わず。。

そのかわりと言ってはなんですが。
1月ももう終わりで、2月の節分がもうすぐですね。

ですので、愛知県豊橋市の安久美神戸(あくみかんべ)神明社で1000年余り前から春を告げる祭りとして受け継がれ、国の重要無形民俗文化財でもある「鬼祭」の鬼面をモチーフに、豆を食べながらのんびり節分の待機をしている鬼のオリジナル張子人形をつくりました。この人のかぶっている鬼のお面は、鬼祭の市で売られる小さな張子をモチーフにしました。

後ろのお菓子は節分にちなんだ鬼とお多福の焼き菓子です。
この時期にはスーパーにも「節分」にちなんだお菓子が多く並んでいて楽しいです。

豊橋市の「鬼祭」は奇祭として有名で、荒ぶる神である赤鬼と、武神である天狗の対決があります。

最終的に赤鬼が天狗には敵わないと悟り、非を認めた赤鬼は、持っていた白粉餅や穀物の粉、タンキリ飴というお菓子を撒きながら町中を巡るそうです。このタンキリ(痰切りということ?)飴を食べると、厄除けとなり、夏病みをしないのだとか。

そんな鬼祭は毎年2月10日、11日におこなわれるようです。
細かい由来などはこちらにくわしく載っています。

映像もありました。面白いです。


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