渡部剛|go watabe

日本各地の郷土玩具をリサーチし模造張子をつくったり、HARICOGRAPHYという創作…

渡部剛|go watabe

日本各地の郷土玩具をリサーチし模造張子をつくったり、HARICOGRAPHYという創作張子ブランドを2019年より立ち上げ販売。販売サイトはこちら(https://haricography.stores.jp/)。PV(https://youtu.be/kGJb02uOhWI)。

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    日々の雑記や、展示・イベント情報などのお知らせをまとめます。

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    張子作家・渡部剛による張子ブランド「HARICOGRAPHY」の不定期通信です。 作品キャラクターのイラストや、制作や日常に関するエッセイ、好きな郷土玩具、最新情報などをお届けします。 隔週ペースで更新していきたいと思います。 張子や郷土玩具にご興味のある方はフォローして頂けると嬉しいです。

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    「郷土玩具」ではなく「今日の玩具」を張子でつくったものをこちらにアップしていきます。 「今日の玩具」とは、主に現代的なテーマのもの、郷土玩具のアップデート版を呼ぶことにします。

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    【張子人形】秋刀魚猫

    秋の味覚といえば「秋刀魚(さんま)」、と思いきや絶滅の危機に瀕しているとさえ言われるプレミアムな秋刀魚。庶民的な魚だった秋刀魚を軒先で七輪で焼いていると、煙の匂いに誘われて近所の野良猫がスキをついてくわえて逃げる。そんな光景ももはや想像するのが難しくなってきた昨今ですが、張子でつくられた秋刀魚を食べる猫をながめて、昭和を思い返してみたり、そんな時代があったのかと思ってみたりしてはいかがでしょう。【サイズ】幅4.0x高さ6.0x奥行5.0cm【素材】和紙、胡粉、アクリルガッシュ【張子とは】"だるま"や"赤べこ"に代表される造形技法で、原型に濡れた和紙を貼り、乾いたら型を抜いて、胡粉という日本画などで使用される貝殻の粉で、コーティングをして着彩するハンドメイド品です。1点1点手作りですので同じ種類のものでも表情など微妙な違いをお楽しみください。【購入時の注意点】★ハンドメイドのためサイズや形、表情などが、写真と実際の作品で違う場合があることをご理解頂いた上でご購入ください★送料は外装箱や梱包資材費も含まれています★ヤマト便にて発送いたします。到着日時のご希望がございましたら、 購入時にメッセージでお知らせください。★張子人形のお取扱いのご注意張子人形は傷みやすいので、いくつかのお願いがございます。▶︎張子人形は水に弱いので、水や汗で濡れた手で触らないでください。▶︎退色の恐れがありますので、直射日光を避けて下さい。▶︎固いところとの接触は、塗料の剥離や破損につながりますので、お気をつけ下さい。▶︎張子人形は中が空洞ですので、強く握ったり重いものを上に乗せないでください。【今日の玩具】東京・西荻窪で、全国の郷土玩具や伝承をベースにしながら、現代的にアップデートした張子人形を制作しています。『今日の玩具』とは郷土玩具を文字ったHARICOGRAPHYのシリーズです。単に子ども向けの「玩具」ではなく、親や大人や共同体が子どもたちに向けた、“健康”や“安全”といった「願い」を込めた「玩具(願具)」であることを念頭につくっています。また大人たちが、自身のかつての子ども時代を振り返るきっかけとなるような、どこか“懐かしい”風情をお楽しみ下さい。
    ¥2,420
    HARICOGRAPHY
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    【張子人形】南瓜猫

    ★ハンドメイドのためサイズや形、表情などが、写真と実際の作品で違う場合があることをご理解頂いた上でご購入くださいハロウィンでおなじみの南瓜(カボチャ)をくり抜いた、「ジャック・オー・ランタン」にハマってしまった悪戯な猫張子です。毎年10月31日はハロウィン。古代ケルト人が起源と考えられているお祭りです。最近では「仮装」が人気ですが、もとは死者の霊が家に訪ねてくると信じられていた、宗教的な意味合いのある行事だそうです。おばけの仮装をしたりする辺りにその名残がありますね。また日本の「お盆」にも共通点を感じます。南瓜(カボチャ)をくりぬいて灯りを入れる提灯のような「ジャック・オー・ランタン」は、「ランタン持ちの男」が由来で家に置くことで悪霊を退散させると信じられています。【サイズ】幅4.5x高さ5.0x奥行4.5cm【素材】和紙、胡粉、アクリルガッシュ【張子とは】"だるま"や"赤べこ"に代表される造形技法で、原型に濡れた和紙を貼り、乾いたら型を抜いて、胡粉という日本画などで使用される貝殻の粉で、コーティングをして着彩するハンドメイド品です。1点1点手作りですので同じ種類のものでも表情など微妙な違いをお楽しみください。【購入時の注意点】★ハンドメイドのためサイズや形、表情などが、写真と実際の作品で違う場合があることをご理解頂いた上でご購入ください★送料は外装箱や梱包資材費も含まれています★ヤマト便にて発送いたします。到着日時のご希望がございましたら、 購入時にメッセージでお知らせください。★張子人形のお取扱いのご注意張子人形は傷みやすいので、いくつかのお願いがございます。▶︎張子人形は水に弱いので、水や汗で濡れた手で触らないでください。▶︎退色の恐れがありますので、直射日光を避けて下さい。▶︎固いところとの接触は、塗料の剥離や破損につながりますので、お気をつけ下さい。▶︎張子人形は中が空洞ですので、強く握ったり重いものを上に乗せないでください。【今日の玩具】東京・西荻窪で、全国の郷土玩具や伝承をベースにしながら、現代的にアップデートした張子人形を制作しています。『今日の玩具』とは郷土玩具を文字ったHARICOGRAPHYのシリーズです。単に子ども向けの「玩具」ではなく、親や大人や共同体が子どもたちに向けた、“健康”や“安全”といった「願い」を込めた「玩具(願具)」であることを念頭につくっています。また大人たちが、自身のかつての子ども時代を振り返るきっかけとなるような、どこか“懐かしい”風情をお楽しみ下さい。
    ¥2,530
    HARICOGRAPHY
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    【張子人形】秋刀魚猫

    秋の味覚といえば「秋刀魚(さんま)」、と思いきや絶滅の危機に瀕しているとさえ言われるプレミアムな秋刀魚。庶民的な魚だった秋刀魚を軒先で七輪で焼いていると、煙の匂いに誘われて近所の野良猫がスキをついてくわえて逃げる。そんな光景ももはや想像するのが難しくなってきた昨今ですが、張子でつくられた秋刀魚を食べる猫をながめて、昭和を思い返してみたり、そんな時代があったのかと思ってみたりしてはいかがでしょう。【サイズ】幅4.0x高さ6.0x奥行5.0cm【素材】和紙、胡粉、アクリルガッシュ【張子とは】"だるま"や"赤べこ"に代表される造形技法で、原型に濡れた和紙を貼り、乾いたら型を抜いて、胡粉という日本画などで使用される貝殻の粉で、コーティングをして着彩するハンドメイド品です。1点1点手作りですので同じ種類のものでも表情など微妙な違いをお楽しみください。【購入時の注意点】★ハンドメイドのためサイズや形、表情などが、写真と実際の作品で違う場合があることをご理解頂いた上でご購入ください★送料は外装箱や梱包資材費も含まれています★ヤマト便にて発送いたします。到着日時のご希望がございましたら、 購入時にメッセージでお知らせください。★張子人形のお取扱いのご注意張子人形は傷みやすいので、いくつかのお願いがございます。▶︎張子人形は水に弱いので、水や汗で濡れた手で触らないでください。▶︎退色の恐れがありますので、直射日光を避けて下さい。▶︎固いところとの接触は、塗料の剥離や破損につながりますので、お気をつけ下さい。▶︎張子人形は中が空洞ですので、強く握ったり重いものを上に乗せないでください。【今日の玩具】東京・西荻窪で、全国の郷土玩具や伝承をベースにしながら、現代的にアップデートした張子人形を制作しています。『今日の玩具』とは郷土玩具を文字ったHARICOGRAPHYのシリーズです。単に子ども向けの「玩具」ではなく、親や大人や共同体が子どもたちに向けた、“健康”や“安全”といった「願い」を込めた「玩具(願具)」であることを念頭につくっています。また大人たちが、自身のかつての子ども時代を振り返るきっかけとなるような、どこか“懐かしい”風情をお楽しみ下さい。
    ¥2,420
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    【張子人形】南瓜猫

    ★ハンドメイドのためサイズや形、表情などが、写真と実際の作品で違う場合があることをご理解頂いた上でご購入くださいハロウィンでおなじみの南瓜(カボチャ)をくり抜いた、「ジャック・オー・ランタン」にハマってしまった悪戯な猫張子です。毎年10月31日はハロウィン。古代ケルト人が起源と考えられているお祭りです。最近では「仮装」が人気ですが、もとは死者の霊が家に訪ねてくると信じられていた、宗教的な意味合いのある行事だそうです。おばけの仮装をしたりする辺りにその名残がありますね。また日本の「お盆」にも共通点を感じます。南瓜(カボチャ)をくりぬいて灯りを入れる提灯のような「ジャック・オー・ランタン」は、「ランタン持ちの男」が由来で家に置くことで悪霊を退散させると信じられています。【サイズ】幅4.5x高さ5.0x奥行4.5cm【素材】和紙、胡粉、アクリルガッシュ【張子とは】"だるま"や"赤べこ"に代表される造形技法で、原型に濡れた和紙を貼り、乾いたら型を抜いて、胡粉という日本画などで使用される貝殻の粉で、コーティングをして着彩するハンドメイド品です。1点1点手作りですので同じ種類のものでも表情など微妙な違いをお楽しみください。【購入時の注意点】★ハンドメイドのためサイズや形、表情などが、写真と実際の作品で違う場合があることをご理解頂いた上でご購入ください★送料は外装箱や梱包資材費も含まれています★ヤマト便にて発送いたします。到着日時のご希望がございましたら、 購入時にメッセージでお知らせください。★張子人形のお取扱いのご注意張子人形は傷みやすいので、いくつかのお願いがございます。▶︎張子人形は水に弱いので、水や汗で濡れた手で触らないでください。▶︎退色の恐れがありますので、直射日光を避けて下さい。▶︎固いところとの接触は、塗料の剥離や破損につながりますので、お気をつけ下さい。▶︎張子人形は中が空洞ですので、強く握ったり重いものを上に乗せないでください。【今日の玩具】東京・西荻窪で、全国の郷土玩具や伝承をベースにしながら、現代的にアップデートした張子人形を制作しています。『今日の玩具』とは郷土玩具を文字ったHARICOGRAPHYのシリーズです。単に子ども向けの「玩具」ではなく、親や大人や共同体が子どもたちに向けた、“健康”や“安全”といった「願い」を込めた「玩具(願具)」であることを念頭につくっています。また大人たちが、自身のかつての子ども時代を振り返るきっかけとなるような、どこか“懐かしい”風情をお楽しみ下さい。
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張子を作るようになって色々な活動をするようになったので、改めてこちらに自分のプロフィールをまとめてみました。 また今後、展示や企画や催事の履歴なども、こちらで更新してポートフォリオ的に閲覧しやすくしていこうと思います。 《プロフィール》 《SNS》▶︎Twitter(日常の雑感と宣伝):https://twitter.com/EGO_S54 ▶︎instagram(制作と郷土玩具):https://www.instagram.com/watabe_go/ ▶︎Faceboo

    • 2022年末〜2023年始のお取扱い店舗

      例年、この時期に様々な場所でHARICOGRAPHYの張子をお取り扱い頂いてまして、まとめないと「結局どこで買えるのか」「期間限定なのかそうでないのか」が、よく分からないかと思いますのでまとめました。 ※店舗ごとに扱っている種類が違ったり、在庫状況も日々変化していますのでご注意ください。 激動の一年ではありましたが、クリスマスソングや「もういくつ寝るとお正月♪」、、というメロディが頭の中に鳴り響き出す季節となってまいりました。少しでも楽しく穏やかなお正月を迎える場に、HAR

      • ハリコグラフィ通信(vol.2/2022.8.5)

        【1】雑記「もうすぐお盆」 こんにちは。 暑さや雨が酷いこの頃ですがいかがお過ごしでしょうか。 個人的には週2,3回ほど近所をランニングをするのですが(家にこもってひたすら制作しているのでストレス解消と体調維持のため)、夕方以降に走らないと危険。。しかし8月に入るとゲリラ豪雨のような夕立も多くなってくる気がするんですよね。そうなるとベランダで乾燥中の張子たちも取り込まないといけないので、ランニングだけでなく天気がとても気になる季節です。 暦の上では、2022年の8月7

        • ハリコグラフィ通信(vol.1/2022.7.20)

          【1】雑記「はじめに」 こんにちは。 HARICOGRAPHY(ハリコグラフィ、と読みます)という屋号で創作張子をつくっている渡部剛と申します。 普段はせっせと張子を制作してはオンラインストアで販売をしたり、SNS(Instagram、Twitter)で張子の販売情報などを発信しています。これはこれで楽しくやっていますが、いわゆる商売(オンライン販売)と細切れの情報(SNS)以外のコミュニケーションをとれる場所が欲しいなあとも思っておりまして。 例えば、私自身のパーソ

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          2020年振り返り_20201229

          今年はまあ「コロナ」ですよね。世界的な影響など、ことさら僕が書かなくても様々なメディアで伝えられるとは思いますし、進行形で被害が拡がっていて、どのような形で終息するのかも全然わかりません。 春頃はそういえば。。。今年の初め頃から中国での被害を伝えるニュースがあり、僕みたいに年始の1月から中国の春節のある2月頃までは、縁起物などを販売しなければならない立場の人間にとっては、「こりゃ大変だ...」と思う年始だったのを記憶しています。 3月にはビックリするほどガラガラの東海道新

          2020年振り返り_20201229

          木彫りの熊ペイント作品のオーダーについて_20201130

          注(2020/12/7追記):現在、塗装用の熊をご用意頂ける方のみのオーダー受付となっております。 注(2021/7/28追記):納期は2022年春以降になります。 注(2023/9/5追記):常時受付をしていますが、夏〜冬は繁忙期のため、制作・納品は春〜夏頃となります。 先日、『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日)で木彫りの熊をペイントした作品の紹介をして頂きました。 ゴールデンタイムの人気番組ということもあり反響も大きく、木彫りの熊の問合せなど多く頂きました

          木彫りの熊ペイント作品のオーダーについて_20201130

          奉公さん(香川県・高松市)_20200902

          47都道府県各地の郷土玩具を張子で模造する『てのひらのしわざ』シリーズは、いよいよ本州を離れて四国地方に入りました。 今回は「高松張子」と呼ばれる高松の郷土玩具の中でも代表的な「奉公さん」を取り上げたいと思います。 個性際立つキュートな高松の郷土玩具たち張子特有の丸みを帯びた柔らかい造形に鮮やかな色彩で描かれた、やさしく大らかな顔の子どもや動物や神様など、モチーフも多彩でコレクション心をくすぐるのが、高松の郷土玩具である高松張子や土人形の魅力です。 高松市の民芸福田さん

          奉公さん(香川県・高松市)_20200902

          神牛と大社の祝凧(島根県・出雲市)_20200817

          お盆が明けて暦的には秋へと向かう季節ですが、連日日本のどこかで40度を超すような気候で本当に本当に暑いですね。この暑さはいつまで続くのやら。。 無理をしなくてもいいところはなるべくマイペースでいたいものです。そんなわけでゆっくり続けている47都道府県の郷土玩具模造シリーズ『てのひらのしわざ』も久々の更新です。 本州・中国地方のラストを飾るのは、島根県は出雲市の「神牛(しんぎゅう)」と「祝凧(いわいだこ)」です。出雲といえば「出雲大社」。過去の記事にも度々出てくる『古事記』

          神牛と大社の祝凧(島根県・出雲市)_20200817

          夏の新作張子_20200709

          夏前だというのに、九州を中心とした豪雨災害が甚大で、個人的には九州各地に継承される郷土玩具や縁起物をつくる方々、またそれを販売・頒布される方々の無事あるいは復興を願っています。 うちにあった九州の郷土玩具や縁起物をかき集めてみたところ、まあまあの数が出てきました。 左上から時計回りに、尾崎人形(佐賀)、赤坂人形(福岡)、鹿児島神宮の鯛車(鹿児島)、人吉のきじ馬(熊本)、うずら車(宮崎)、太宰府天満宮の鷽(うそ)(福岡)。長崎と大分のものは持っていませんでした。古賀人形(長

          夏の新作張子_20200709

          大漁人形(山口県・下関市)_20200615

          前回の更新からだいぶ間が空いてしまいました。 今回は山口県下関市の「大漁人形」を取り上げたいと思います。つくったのは昨年の秋頃だったと思うのでものすごく時間が経ってしまいました。。 廃絶した大漁人形この「大漁人形」、『《神さまとご利益がわかる》日本のお守り』(監修/畑野栄三 池田書店)の中に登場していて、一目惚れしてつくったは良いものの、現在は廃絶した郷土玩具であり、手持ちの資料やネットなどを調べてみても情報がほとんどありません。。 まぁ大漁を祈願する人形であることはなんと

          大漁人形(山口県・下関市)_20200615

          『STAY HOME exhibition』参加してます。_20200601

          緊急事態宣言が解除となりました。とはいえ経済的な面を考慮した自粛解除でしかなさそうで、東京も感染者はまた増えてきており、北九州では集団感染が大きくなりつつある報道もあります。その中で先週末には街にも人が戻りつつあり、僕も展示搬入のために外出を久しぶりにしたのですが、なんだか別の世界にいるような感覚でした。 世界では香港やアメリカで大規模なデモがあり、コロナで一時的に落ち着いていたのも束の間、また色々なものが大きく揺れているような状況です。 こういった世情の中、疫病や多様性

          『STAY HOME exhibition』参加してます。_20200601

          5月の新作張子販売_20200522

          5月も世間はコロナ関連や政治など色々とありました。もうそろそろ東京も緊急事態宣言が解除されそうで、街も少しそわそわしている感じがしています。 例年、5月のゴールデンウィーク近辺は夏のように暑くなっていたかと思うのですが、今年は雨も多く気温もそれほど上がらないのは、世界的に人の活動が少なくなったからでしょうか。 張子を作る工程では「乾燥」というものが大きな部分を占めているので、この頃の湿度の高い日々の中で制作の進行が早まらないというジレンマはあるものの、日課の散歩で近所を歩

          5月の新作張子販売_20200522

          端午の節句と鯉のぼり_20200416

          鯉のぼりの記憶東京の下町生まれ、マンション育ちの子どもだった僕は「こどもの日」が近づくと、自宅の小さなベランダに小さな鯉のぼりを飾ってもらっていました。1980年代に丸っとローティーン時代を過ごした僕の地域は、新興住宅地で多くのマンションが建設され、団塊世代を中心とした若い家族が多く住んでいました。ゴールデンウィークが近づくと、マンション群のベランダの多くには、小さな鯉のぼりがたくさん設置されていました。 グリッド状に並んだマンションのベランダを眺めて、黒や赤や青の鯉のぼり

          端午の節句と鯉のぼり_20200416

          緊急事態宣言下の張子販売_20200413

          大仰なタイトルをカマしましたが、元々やろうと思っていた自分のネットショップをminneで立ち上げました。 春の新作を買うことができますのでご興味ありましたらどうぞ。 現在は販売していない過去作も載せているので、ポートフォリオとしてもご覧頂けるかと思います。 今後はここでオーダーメイドや張子制作キットなんかも販売できるようにしたいと思っています。 また「はちみせ」さんという、アーティストによるグッズやユニークなオリジナル・グッズを扱っているサイトでも販売しています。現在売り

          緊急事態宣言下の張子販売_20200413

          疫病退散や無病息災の郷土玩具(東日本編)_20200324

          日本の郷土玩具にこめられた願いの多くは、人生における大小様々な厄災から身を守りたいという願いだと思われます。 安産祈願(死産が多かったのでしょう)、子どもの健康祈願や無病息災(大人になるまで育つ子が少なかったのでしょう)、五穀豊穣(作物の疫病や天災が多かったのでしょう)など、およそ共同体の存続のために様々な厄災を除けることが重要だったことが、郷土玩具から窺い知ることができます。 現代の「医学」や「科学」がまだなかった頃の、目には見えずに襲ってくる病気や人智を超えた自然の脅威

          疫病退散や無病息災の郷土玩具(東日本編)_20200324

          張子のネット販売のお知らせ_20200210

          最近、告知ばかりでアレですが、、 先日までmuseum shop Tで販売していた『今日の玩具』張子が、期間限定(〜2/24)でmuseum shop Tのネットショップで販売しております。 張子の写真もディテールが見れて良い感じですので是非ご覧ください。 また『SOUQ ZINE』という雑貨やクラフトなどを扱うECサイトでも、僕の張子のご紹介や販売をしております(ページ末尾に取扱張子が掲載されています。現在、売り切れが多いですが月末に春の新作をアップ予定です)。 僕も

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