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【映画メモ|10月】ドラムライン(2004.10.04)

『2004.10.04 ドラムライン(音楽は楽しい、ブラスバンドでこんだけ盛り上がる話になるとはおもわなかった)』

2020/10/04
前回観たときもそうだったけれど、今回はさらに、
主人公やヒロインよりも、
先輩メンバーや監督に感情移入してしまいました。
(先輩としては、自分より優れた後輩への対応ってたいへんだよね。
 監督にだって、さらに上のボスや先輩がいて、板挟みでたいへんだよね。
 …主人公もすごく悩んでるけど、最初のうちはかなり自己中だよね。)

よくよくみてると、お話としては、
うーん…て感じるところも、ちらほらあったけれど。
(ちょっと欲張りすぎ、詰込みすぎじゃない?ておもってしまった)

ドラムラインって言葉も知らなかったし、
演奏シーンは、カッコよかったし、
打楽器って、とにかく理屈抜きで響いてくる感じがいいな。

心地良いリズムが聞こえてくる…。
習ったことがなくても、うまくやろうとか、
そんなことなんて、いっさい考えることもなく、
リズムに合わせて指先が動いたり、靴で床をタップしてみたり、
自然に指や足が動いてしまっていること、ありませんか?
(一般的にはお行儀が悪いことなのかもだけど、
 誰にも迷惑にならない場面ならいいよね。)

ということで、
マーチング・バンドのことがさっぱり分からない私でも、
しっかり楽しめた映画でした。

ドラムライン (字幕版)
五感を震わす興奮と感動!未体験のビート、驚異のマーチング・バトル! マーチング・ドラマーとして天才的な才能を持っていたデヴォンは、A&T大学マーチング・バンド部の監督にスカウトされる。マーチング・バンドとは、スポーツ競技のハーフタイム12分の間において、演奏とパフォーマンスで観客を楽しませる、総合エンターテイメントだ。A&T大学は今年も“名誉と青春”を賭けた優勝決定戦を控えていた。デヴォンは天才的なテクニックで周囲を圧倒するが、彼の言動や勝手な行動が、やがてメンバーや監督との軋轢を生んでいく…。
引用:Amazon.co.jp

マーチング・ドラマーとして天才的な才能を持っていたデヴォン。
(映画のなかでは、ほとんどふれられていないけれど、
 大学入学までの道のりは、けっして平坦ではなかっただろうと、
 想像します。)

いつだって母親への感謝を忘れないデヴォン。良い息子さんです。
どうやら父親とは離縁しているようです。

デヴォンは、自分の才能を研ぎ澄ませて、ここまできた。
もしかしたら、それだけを頼りに、
なりふり構わず突き進むしかなかったのかもしれません。

あるとき、ひとつの事件が、起こるべくして起こります。

それが原因で、デヴォンはバンドの1軍から降格になってしまいます。

デヴォン「勉強なんて関係ない!この腕で入学したんだ」
リー監督「違う。ウソをついたから…入学できたんだ」

レギュラーから外されてしまったデヴォンは復帰できるのか?

自らがスカウトした期待の新入生デヴォンを
降格させるしかなかったリー監督の立場はどうなってしまうのか?

ここからが先がある意味ほんとうのはじまり、はじまり…。
(熱血スポ根漫画のノリで楽めるとおもいます。)

機会があれば、ぜひ観てみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。