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9月26日 ココロは動きに出る(2019)

『人のふり見て我がふり直せ。
通勤途中のクルマの動きからドライバー気持ちが読み取れるようだ。
品のない動きは品のない人物像を連想させる。
普段の所作もそういうことなのだとおもう。
ココロは動きに出るということを忘れてはいけない。』

2020/09/26
品があるとか、品がないとか、私はよく分からないけれど。
ヒトを不快な気持ちにさせる所作は「品のない」動きだと、
言いたかったのだろうとおもいます。

イライラしているときの私は、
動作が雑、というか投げやりになります。
目に見えてわかるのは、
道具を大事に扱うことをしないで、
雑になってしまうことが、私にはときどきあって。
自分では本当に良くないな、今すごく嫌なヤツになってるなと、
自覚したときには、ハッとなって我にかえるのですけれど…。

気に入っているはずの手帳を、ぽーんと机の上に投げるように置く。
開いていたノートや本を、ばたんと、
音がするくらい乱暴に閉じてしまう。
扉を閉めるときに、きちんと最後まで手を添えていない。
かけていた眼鏡を、ケースにも入れずに、
PCのキーボードの上に、ぽいって無造作に置いてしまう。
運転中のシフトチェンジのさい、
回転数を合わせようともせずクラッチを、がつんと、
雑につなげてしまう。

ていねいな動作をこころがけよう。
私がもつ、ていねいな動作のイメージは、
はやい、おそい、ということでなくて、
流れがあるというか、
やさしいけれど、どっしりと安定しているかんじで。

手でふれるとき、手から離れるとき、
つまむ、つかむ、にぎる、のせる、かかえる、
はなす、おろす、おく、てわたす…いろいろあるね。

ほんのすこしでも、意識できると
やさしく、ていねいにできるような気がします。

手にふれるものに、
やさしく、ていねいにできれば、
まわりや、自分自身へ、
やさしく、ていねいな気持ちになれるとおもう。

ココロが動きに出るのなら、
動きがココロに出る、こともあるんだとおもう。

今朝は、いつのまにか、
キーボードを打つタッチがこころなしか、
ていねいになりました。

すこし気持ちもリラックスしてきたかも。

きょうも、よい一日になりますように。