#42 すれ違ったよその家族に、言えないことを書いてみた!

今朝、見るからに小学校の入学式に向かう途中であろう3人家族とすれ違った。若い両親が何か話をしながら前を歩いていて、その少し後ろを真新しいランドセルを背負ったスーツ姿の男の子が、何だかつまらなそうについて行っていた。

私達の子供がまだ小さかった頃は、私達親が子供の前を歩くことは無かったと思う。小学校の入学式に夫婦そろって参列した記憶はないが、子供連れで歩く時は手をつなぐか、必ず前を歩かせた。突然「とってもかわいい我が子」が誰かに連れ去られる危険性や、「とっても好奇心旺盛の我が子」が溝にはまって流される危険性を考えて、外を出歩くときは決して親が目を離さないようにしていた。

多分ほとんどの人が今でもそうしているのではないかと思うが、今日すれ違った家族は違っていた。本当はその親を呼び止めて次のようなことを言いたかったのだが、全くの余計なお世話だし、入学式に遅刻させては申し訳ないので、代わりにこのnoteに書いておこうと思い、黙ってやりすごした。

この夫婦に言いたかった事

①ゴルゴ13は決して自分の後ろに人を立たせないのはどうしてかわかるか?

②家族そろって同じイベントに参加できるのは、人生で数えるほどしかなく、その思い出が実は天が与えてくれる自分へのご褒美だと、齢を重ねた後にしみじみと、噛みしめるものだという事を知っているか?

③子供は大人が考えているより、大人の態度で自分がどれくらい愛されているか感じ取る能力があることを、君たちは大人になって、忘れてしまったのか?

④子供のころ親子が手をつなぐ機会を少しでも多く持たないと、親が子に手をつないでもらわなければならなくなった時、子供してくれないことを知っているのか?



本当に大きなお世話なので、ここに書いたのは、単なる自己満足です。

まあいつも自己満足な文ですが。


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