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シリーズ『パパは新米支援員』

『パパは新米支援員』【前編】
虎吉にはお金を稼がなければいけない理由ができた。何が何でも働かねばならぬ。

友人に相談したところ「福祉はどうだ?」と、福祉をすすめられた。
虎吉はその言葉を聞いた瞬間に思わず吹き出してしまった。冗談だと思った。

「ダメ、ダメ。俺が福祉なんてできるわけないだろ?

あの24時間テレビでやってる愛とか思いやりとか絆とか、…そんで最後は涙する奴だろ?

俺に向いてる訳がないじゃん。
眩しすぎて申し訳ないよ。俺みたいなさ、泥にまみれたミュージシャン崩れが手を出しちゃいけないって」

「福祉」の世界に迷い込んできたロックミュージシャン虎吉の物語。

『パパは新米支援員』【中編】

『パパは新米支援員』【後編】

『続・パパは新米支援員』【前編】
虎吉シリーズ第二弾。
37歳で「福祉」の仕事に迷い込んできた「元ミュージシャン」の虎吉。はじめは雰囲気や笑顔や言葉の言い回しなどに慣れなかったけれど、最近少しだけ馴染んできたようである。
パニック障害の妻と3歳の娘を抱えた新米支援員の奔走記。

続・パパは新米支援員』【中編】
新キャラ湯山香苗との遭遇!
主任の畑山は香苗にアサーティブの研修を受けさせたいと思うのだが………。

『続・パパは新米支援員』【後編】