シリーズ『パパは新米支援員』
『パパは新米支援員』【前編】
虎吉にはお金を稼がなければいけない理由ができた。何が何でも働かねばならぬ。
友人に相談したところ「福祉はどうだ?」と、福祉をすすめられた。
虎吉はその言葉を聞いた瞬間に思わず吹き出してしまった。冗談だと思った。
「ダメ、ダメ。俺が福祉なんてできるわけないだろ?
あの24時間テレビでやってる愛とか思いやりとか絆とか、…そんで最後は涙する奴だろ?
俺に向いてる訳がないじゃん。
眩しすぎて申し訳ないよ。俺みたいなさ、泥にまみれたミュージシャン崩れが手を出しちゃいけないって」
「福祉」の世界に迷い込んできたロックミュージシャン虎吉の物語。
『続・パパは新米支援員』【中編】
新キャラ湯山香苗との遭遇!
主任の畑山は香苗にアサーティブの研修を受けさせたいと思うのだが………。