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Q.死ぬこと以外はかすり傷って言うけど、死ぬ以外にも重傷って色々あるよね笑

A.ここで私の座右の銘を教えましょう。

「死ぬこと以外すべて致命傷」

人間には自然治癒力が備わっているじゃないですか。

でもあれってさ、かすり傷を受けてかさぶたを生む間に別のかすり傷を受けて、それを何十回~何百回も続いたら、さすがに身体が耐えられず死ぬ瞬間があって、だけど、その死因は間違いなくかすり傷なんですよ(重傷とはかすり傷の集合体なのです)。

要するに、その人が1分や1時間の間にどれほどかすり傷を受ける環境に置いているかによって違う気がします。

ドラクエで例えるなら、剣も盾も鎧もある勇者だとしても1人で戦えるモンスターの数の限界って現実ありますよね。

3匹なら余裕でも、5匹なら手こずり、8匹ならキャパオーバー。

もしもスライム100匹が一斉に来たとしたら、ひとつひとつはかすり傷でも、いつかやられます(キングスライムはスライム8匹で合体なので途中4匹倒してもキングスライム12匹が爆誕。その後はキングスライムの重傷が襲ってきます)。

※「100匹も来ねえよ!」という人は『トルネコの大冒険』でトルネコが8方向モンスターに囲まれて同室に10匹控えている状態をイメージして!!

なんだか脱線してしまいましたね、話を戻します。

そして、どこまでの傷を「かすり傷」「重傷」と本人が認識しているか。

メンタルが強い人って、この「かすり傷」の基準の幅が異常に広いんだと思います。

誰かから言われた「うざw」「キモ」「〇ねよ」にケタケタ嘲笑うことができても、また別の人にとっては、たったどれか一言で心身を蝕むほどの重傷に値します。

私自身は今この回答のように普段おちゃらけていますが、現実の私は「ア、ア、」と来星して15分経った辺りの宇宙人でございます。

宇宙人は地球語の抗体を持っていないので、わずかなかすり傷からでも傷口から出血→化膿→腐肉の順番を辿って重傷に変わり、まもなく死に至ります。

かつて、デンマークの哲学者キルケゴールは言いました。

「死に至る病」とは絶望のことである。

『死に至る病』キルケゴール(訳:斎藤信治):岩波文庫

私のように、あなた自身を絶望に追い込むほどの、死に至るほどの傷を与えた人たちを心から恨むでしょう。

キッチンの包丁を握って、刹那的な過ちが脳内を過ぎったでしょう。

ですけど、ここで包丁をカバンに入れてしまったら、本当にあなたが負けるのです。

形のない彼らの真の狙いは、あなたの生涯の崩壊です。

カバンに入れる行為こそ、彼らの狙いに賛同することを意味していて、そしてあなたの中にあるあなたから、まず、この世から消えます。

「それも本望だ」と言うのなら、私はあなたの頬を往復ビンタします。あなたのお尻を往復ペンペンします。「人生軽んじるな」と全力で罵ります。

他人の都合に合わせる時間が残ってるなら自分の都合に合わせなさい。

少しずつ、厚かましいほど自分勝手に、直接言う勇気のない悪口に嘲りなさい。

人より緑の多い地球に来て、齢を重ねることぐらいしか特技のない私でも、微量な知能をかき集めてそう思います。

だから、せめてネットだけでも「死ぬこと以外すべて致命傷っすわ」と私は今日もケタケタ笑っています。

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