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感染しました

今回はタイトルの通りです。

私は世間で噂されているCOVID-19=コロナウイルスに感染し現在会社をお休みさせていただき療養中の身です。

感染者にしかわからない事がたくさんあること、感染してしまった後の苦しみや辛さなど世の中の人にはまだまだ全然伝わっていないことがかなりあると感じました。

なのでnoteに記します。

発症日:21年4月24日

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その日は朝は普通に起き朝ごはんを食べ休日を過ごしていました。

ですが夕方を過ぎ身体がおかしいと感じ始め、以上にだるくなり冷や汗も出始める。だるく、仮眠したら38.2度の熱が出る。冷えピタと冷凍まくらで熱は今37.0度まで一時下がったが、身体が痛いだるい症状が続く。

2日目

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もしや?
と思い頭を少し過ぎり、妻に頼んで病院を探してもらう。だが日曜日の為PCR検査は受けれず病院もなかった。熱が39.6℃まで上がり、寝ては大汗をかき、うなされ金縛りみたいになり叫んだのを覚えている。インフルエンザと症状が似ていたが念には念をと思い、一緒に寝ていた妻と別の布団にし、部屋を分け出来るだけ一緒に居ないように隔離を始めた。

3日目

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4月26日(月)
月曜日になりこの日まで市販薬と栄養ドリンクと冷えピタと冷凍まくらで熱は37℃まで下がり、また38℃超えを繰り返していました。

ふらふらになりながら病院に行きPCR検査。午後に行ったため結果は次の日の朝に出ると聞く。病院からは解熱剤をいただき、帰宅。解熱剤をいただき飲むと熱は一時的に36.8℃くらいまで下がるがまた38℃近くまで上がる。

4日目

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朝9時に病院から連絡が入る。

『コロナ陽性です』

覚悟はしていたもののきつい。この時過ったのは妻は?ということ。既に会社には連絡を密にしていたため、改めてコロナ陽性を伝え、1週間内で誰に会っていたかなどを伝える。

私がコロナ陽性となったことより、妻や会社の人を濃厚接触者にしてしまったことが申し訳なく辛かった。会社はGW前の追い込み時期。会社では既にコロナ陽性となってしまっていた方が記録を残してくれていたり、チーム内にも家族がコロナ陽性となってしまった人もいて理解があった。残してくれた方本当に助かりました。

ありがとうございます。

保健所からも連絡があり、誰が濃厚接触者になってしまったか事情聴取。

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画像引用:東京新聞

濃厚接触者は、患者が発症する2日前から、1メートル程度の距離で、マスクをせずに15分以上会話した人

私の場合は数人でした。GW目の前にして、世の中は自粛ムードだけど外出を制限させてしまったこと。それが辛かった。

そして私がコロナ陽性となったため、妻にも緊急でPCR検査。妻は途中で隔離しましたが、一時発症した日も同じ布団で寝ていたのにも関わらず感染しておらず、妻は神の免疫力の持ち主でした。すごい。

5日目

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保健所と連絡を取り

・自宅療養
・ホテル隔離

をどうするかどうしたいか聞かれた。妻と離れるのはキツかったけど妻は感染していなかったのでホテル隔離になる。

症状としては、解熱剤を飲まなければ熱は38℃まで上がるというのを繰り返していた。全身は常にだるく頭はクラクラする、味覚も味がしなくなっていて、濃い味でなければ味が全くしない、咳も少し出始める。

6日目

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ホテル隔離の日
熱はギリギリ37℃にもいかない状態になったので、ホテル隔離がこの日決定。保健所から要請を受けたタクシーの方が自宅まで来てくれてホテルまで運んでくれました。感染してしまうリスクがあるのに本当にありがとうございます。

タクシーというより大きいワゴンで、私以外にも陽性になった女性が1人乗っていてホテルへ向かう。ホテルに着いたら他にもたくさんの陽性者が同じタイミングで来てました。そこでこのウイルスの恐ろしさを知る。海外の方も居たりあんまり辛そうな人でない人も居てびっくり。

ホテルの写真はこちら。
東横インでした。

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ホテル隔離部屋としては充分な広さでした。ありがとう東横イン。WiFi完備の電気ポットと小さい冷蔵庫と加湿器まであって助かりました。加湿器を家から持ち込んだのですが、壊れてしまいすごい助かった。

ホテル隔離の仕組み
は、朝7時と16時に検温とパルスオキシメーターでspO2(酸素飽和度)と脈拍を測り、指定されたアプリに入力し、その後医師と電話で体調を確認する。

ご飯
は朝8時12時18時に館内放送が入り、一時間の間にエントランスに置かれたご飯を自分でエレベーターに乗り、取りに行くスタイル。ご飯を温める電子レンジは5個ほどありました。電子レンジを使う人は除菌シートで徹底的に拭いてみんな利用します。写真は禁止な為なし。

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飲み物のペットボトルのお茶といろはす(水)

は取り放題。珈琲や粉末お茶なども取り放題。ありがとう東京。

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百合子さんからの書面もあったので、手厚いホテル隔離をありがとうでした。なにより24時間管理の医療従事者には本当ありがとうでした。

隔離が始まり、咳がひどくなり始める。

ホテルに持ち込むべき物リスト

ここで感染してしまい、ホテル隔離が決まった人に役立つリストを書いておきます。

・着替え(日数分)
粉の洗剤をホテルの方で用意されているので自分で洗濯が可能です。ですが洗濯を体調が悪い中で行うのはかなりきつかったです。タオルも多いほうが良いです。

・カップラーメン
味覚がやられてしまいお弁当の味がわからないというのがほぼずっとでした。カップ焼きそばなどは味が濃い食べ物は味がしました。(※食べすぎには要注意です)

・ゼリーやチョコ甘いもの
私は咳が常に出ていたため、喉がやられてしまいました。なのでお弁当を食べるのがとてもきつかったです。糖分も摂取が全然できないので、ゼリーやチョコがおすすめです。

・のど飴(龍角散)
私は龍角散を持っていきました。常に食べ続けていました。龍角散は最強です。

・ミルクティやココアやスポーツドリンクの粉
甘いものが欲しくなります。水は取り放題なのでいろはすのペットボトルにポカリの粉があればかんたんにスポーツドリンクも作れますのでおすすめです。ポカリを凍らせればシャーベットにもなってくれます。

・冷えピタ
常に寝続けていたり熱が出てしまうので冷えピタを常に頭に貼っておりました。冷凍枕もありですが、備え付けの冷凍部分は面積が小さいため冷えピタのほうがおすすめです。

・枕
常に寝続ける生活を送るので、寝なれている枕が在るのであれば持っていくことをおすすめします。

・気分を紛らわすもの1
私はNetflixをおすすめされたのでずっと見ていました。月額990円でスマホでも見れるのでかなりおすすめです。

・気分を紛らわすもの2
お風呂もありお湯も貯めることができるため、アロマオイルや入浴剤などでリラックスするのもありです。

7日目

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ホテル隔離が始まりまた熱が上がり始める。38℃の熱が1週間出続けるのを初めて経験。人と話すと咳が止まらない。もう熱があることのだるさに慣れてしまい身体が麻痺をしていた。

熱が上がると1日2回の検温とspO2を測るのが4回に変わります。そして熱が下がらないとホテル隔離の日数が伸びます。

ご飯はこんな感じ。

朝ごはん

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昼ごはん

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夜ごはん

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おそらく身体が健康な人が食べたら美味しいお弁当なんだと思います。でも味覚がなくなっていたので全然味がしなく、身体もきつく、咳のせいで喉も痛く、全然美味しいと思わなかった。食べることは生きること。と思って、どうにか食べれる分を食べてました。

8日目

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この日は精神的にも最悪で一番きつい日でした。TVを点けたらコロナのニュース。明日悪化したらどうしよう、死んだら妻に何が残せるか、遺書書くべきか?と考えるくらい不安でキツかった。

でも、妻の元に帰りたい。

それだけのためにどうにかご飯を食べたりしていた。

9日目

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咳は強くなっていてきつい。咳喘息になった時と症状が似ていて、人と話したり動くと止まらなくなる。カロリーを取るために少しだけ持ってきたカップ焼きそばを食べるけど、あんなに濃いソース焼きそばもあまり味がしない。

それでもようやく38℃に熱は上がらなくなりピークが過ぎる。

10日目

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この日は5月4日。
熱が下がった日が遅かったため、帰宅予定日が1日ずれてしまう。症状はあまり変わらない。熱はなく、少しだけ味覚が戻ってきたような気もする。

11日目

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5月5日
ホテル隔離が終わり、ホテルの関係者にお礼を行ってホテルを出たとき泣きそうになった。

手厚いサポートをありがとう東京都。

この日は私が人に感染させる恐れがある日を超えているため、電車で帰っても良いとのことだったが、身体は以前だるくふらふらするのでタクシーで帰る。

久しぶりの外の空気を吸えて美味しかったのを覚えてる。でも少し歩くだけで咳が止まらない。

無事に家について妻に会えてホッとした。
家は5Fでいつも階段なんだけど、かなりキツかった。

12日〜15日

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5月6日〜9日
もともと仕事はGWもあり、ここは休む予定だった。

帰って気付いたのだが予想以上に身体がだるくクラクラする。ホテル隔離だといつも気が張ったりしているせいか家にいてリラックスしたせいか余計に辛いし未だ味覚は薄い。

これがコロナ後遺症です。

16〜22日目

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5月10日〜16日

仕事はもちろんできる身体には程遠く復帰はまだ難しい。身体はだるく頭はクラクラする。逆流性食道炎のような症状も出て常に気持ち悪い。

渋谷の病院でコロナ後遺症の診察をしてくれるところでオンライン診察を受けて漢方を処方していただく。

ここで上司にもコロナ後遺症の経過を伝え5
月は休職という形で経過を見ることになりました。

25日目

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本日は5月19日(水)
コロナが陽性となりもう25日が過ぎました。

私は陽性にはなりましたが、軽症の部類に分けられると思います。それは入院まではいかなかったから。それでも現在コロナ後遺症というものに身体が蝕まれています。現在の症状として

・身体のだるさ
・頭がくらくらする
・歩くと咳が出る
・少し歩くと動悸がする
・味覚はまだ全部は戻っていない

これらが今私が後遺症で残っている症状です。

このウイルスで怖いのが辛いのが、見えないところです。そして薬がないところでした。ここまで私の症状は書きましたが、コロナの診断をされる前に病院から処方された解熱剤を服用した以外私は何も処方はされていません。なのでほぼ自分の治癒力と体力で少しずつ回復に向かうしかありませんでした。現在もそうです。なので隔離中の時にはもし明日重症化したら入院してしまったら、最悪の場合戻れなくなったらと考えるとどんどん精神的にきつくなりました。

正直インフルエンザなどとは比べものにならないくらい辛かったです。タミフルを飲んだらインフルエンザは大丈夫といったものがこのウイルスにはないので精神的にもきつかったです。

自分が感染したことにより人にウイルスを与えてしまうというのが一番辛いことなのです。会社の人を濃厚接触にしてしまうこともきつかったのが本音です。

軽症の私ですら症状がこれなので、入院されてしまった方などはもっと症状が重いはずです。ましてや年配の方が感染してしまっては体力的にもかなりきついと思います。

私はコロナ陽性で一応抗体ができたとのことですが、変異種に感染してしまうらしいです。なので常に気を使って感染対策を引き続き行なっていきます。

駆け足でまとめましたが、これがリアルな陽性者の声になります。

このウイルスは怖いです。みなさんもお気をつけください。どんなに対策していてもどこから感染するかはわからないのがこのウイルスの怖いところです。

今も治療中の方々の1日でも早い復帰をお祈りしております。

そして、リスクを背負いながら24時間体制で働かれている医療従事者の皆様には感謝を述べさせてください。

ありがとうございます。 

最後に、このnoteを読んだ方へ。

もし社会的にも必要だと思ってくれた方はSNS等でシェアや拡散をしていただけたら嬉しいです。少しでもコロナウイルス後遺症のことを世の中に知ってもらえますように。

読んでいただきありがとうございます。

わた

サポートありがとうございます!これからも引き続き記事を書いていきますので是非ご覧ください!✨