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「企てる」ということ

会社で半日かけてグループワークを行ったのでそこでの気付きや出来事を振り返りも込めてここに書きます。

この日はわたしが所属するLAYOUTという部署の若手が集まり、成り立ちや会社の背景など、実は今まで聞いてなかった〇〇や〇〇という数々のストーリーを聞いた後にグループワークを行う日の話。

※この文章は3分で読めます。

伝えること・言葉に出すこと

アイデアで出した付箋

ワークは「あなたにとってのクリエイティブとは?」という自己紹介からスタート。

アイデアディスカッションやワークショップでの発言には正解がない。だからみんながフラットに存在して相手の意見を認めるところから始まる。

仕事をしていると、自分でやることもあれば仲間に任せることもある。一人で企画を企てるということは、自分しかいない一方通行でそれが本当に正しいのかがわからない。でも誰か一人隣にいるだけでそれが180°見る世界が変わるので面白い。


わたしたちのチームは新卒の人もいれば社会人2年目の人、すでにいろんな世界を見ているような人もいて、育った環境もやってきた背景も違う多種多様なメンバー構成。それぞれの視点も違く、大事にしていることも違う。

だからこそ1人の意見を聞く大事で、それぞれが自分の言葉でまず意見を出しながらワークが始まりそれがチームづくりへ繋がる。

これはどんなプロジェクトでもワークショップでもイベントでも同じことが言えて、

全ては『言葉で伝える』ことから始まる。

これは難しいけどやってみると面白い。

時間内にアイデアを出し切る

今回のグループワークのテーマは

これからの公民館を企てる

この難解なテーマを1時間程度で4人でアイデアをつくり資料化、プレゼンできるところまで落とし込むこと。

『曼荼羅フレームワーク』を用いて自分たちの意見をまず発散を行い、それぞれの要素を出していく。

フレームワークを用いることでの良いところはアイデアの見える化だけでなく、「背景・問題意識・リサーチ」などなどたくさんの要素がある中で、ひとつずつアイデアを出せること。

最初から出すべき要素が決まっていると答えも似てくると一瞬思うかもしれないが、考える人も違えば設定の敷地もターゲットもコンセプトも違う。

それだけで大きく内容も変わってくる。それがフレームワークというフォーマットにあてはめていくのが面白いところ。面白いだけでなくちゃんとゴールまでの道筋が見えるので、最後はアイデアを収束させていけば、ひとまずは完成できる。

あとはこの作業を逆算して、この項目を何時までにやると区切っていけば、あとは時間との闘い!すべて脳をフル回転させる必要がある脳×時間トレーニング。

チームでやることの面白さ

最初に感想を。ただただ面白かった。

こういうワークを時間がない中でやるとなると、それぞれの役割分担が自然と生まれてきて

・全体の骨子を作る人
・丁寧に補足するアイデアを出す人
・リサーチをする人
・全てをバランス良くやる人
・ひたすらにアイデアを出せる人

そんな多様な人がいる中で、私たちのチームは比較的ディフェンスのチームが比較的多く、攻めのアイデアや新しいアイデアを出すメンバーというより全体のロジックを組み立てつつ、ちゃんとストーリー立っているかというところを重視したストーリーをプレゼン。

ワークをしていて細かく一人一人話さなくてもなんとなく得意なところが分かれていて、でも意思疎通ができていてまとまっていてそこもまた不思議なバランスの取れたチームなのがやりやすかった。

反省点としては、オフェンス的なアイデア出しが得意な人がいたらもう一段階上に行けたのでそこはチームメンバーみんなの課題だねという振り返りもできて、面白いチームだった。

今回のワークのゴールは最終的にアイデアを出しプレゼンまで落とし込むということ。

私の解釈として、最終的なプレゼンの結果も大事だけど

終わらせる

ということを一つのゴールとしても設定されていたのがさすがだなと思いつつ、(当たり前のことでもあるけど敢えて書いてますが)。この経験をひたすらに繰り返すことで各々がまた次の段階にいけるはず。

例えば、これを毎日30分やるだけでも

企てる者

としてどんどん成長出来るなと。

最後に


色々書いたけど感想としては、『楽しかった』。

チームのメンバーも全員同じことを言っていてそれが一番素敵なこと。

チームメンバーにも話したけど、自分が2年前この部署に入ったタイミングでこのワークをやっても全然意見も出せない人だったと思うので、この若手メンバーはすごいな。と思うと同時にわたしも負けてられないな。と素直に思えたのが良かった。(これを言いながら裏で歳とったなとハッとした💡)

わたけん

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