見出し画像

深夜特急2 マレー半島・シンガポール編

沢木耕太郎さんの「深夜特急2」の本を読ませて頂きました。

前回は、香港・マカオ編でしたが、
今回は、マレー半島・シンガポール編でした。

今回一番、僕が驚いたのは、本の最後のページで高倉健さんと沢木耕太郎さんが対談している所でした。

高倉健さんと沢木耕太郎さんが繋がりがあるのが、僕は一番の驚きでした!

高倉さんは、沢木さんの本を呼んでいて、ファンみたいでした。共通の知り合いがいて、そこで繋がったそうです。

高倉さんは、誰もが知る国民スターですから、たくさんの連絡が来るそうです。その中で今回沢木さんの手紙の文章に感銘を受け、自分との感覚が合うと考えたそうです。だから今回対談したいなと高倉さんも考えて実現したそうです。

高倉さんは、おふの日はほぼハワイにいるそうです。それは、一年で唯一リフレッシュできる期間だからそうです。温かい場所だから荷物もそんなにいらず、知ってる人がいないから声もかけられない。だから、人目を気にせず、のんびり寝て過ごせるそうです。

また、高倉さんは闘牛も好きだそうです。高倉さんは女の人と遊ぶだけのお金が欲しかったそうで、仏門にも入ったことがあるそうです。

高倉さんは、もし役者にならなかったら、貿易をする人になりたかったそうです。日本に生まれましたが、ここはどこか故郷という感じはしなくて、どこか遠いところ・行ったことのない国が本当の自分の居場所なのかもしれないと思ったそうです。自由に生きて、好きな事は好き、嫌いなものは嫌いと言える、そう高倉さんは常にいたかったそうです。

カッコいいな〜 俺も自由になりたい!

今回の本を読み進めました。物語は、バンコクから始まり、ケタマシイ街で過ごし、マレー半島に列車で南下します。

本の最後で名言だなと思ったのは、どこの街でも心から楽しめないと。理由は最後に分かったのですが、どこか香港・マカオの幻影をマレーシア・バンコクなどで見たそうです

東南アジアはどこも、中華圏の影響を受けているので、とこも中華街があります。しかし、ここは、タイ、マレーシア、シンガポールですから、中国ではありません。

いくら他国の中華街に行っても、本物ではないのでどこもちっぽけに感じました。どこも香港の偽物で料理も人も楽しめない、そして心のどこかで中国が頭から離れないのがすごく嫌だったそうです。

だから、旅とは、似ている所を探すのも目的にはありますが、違う物を本来は求める物なのかもしれません。

そして、まだ本を読んでいないのですが、次の第三章の本を読むとおそらく中国圏から脱出した旅になりそうです。

やはり、同じ仕事でも、常に新鮮さを求め、面白さをどこかしら見つけるのが大切なのかもしれませんね。心躍るそうありたいなー。😁👍

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?