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どうして「対人恐怖症」が治ったの?
薬を飲んでも全くなにも変わらなかったという記事を書いた後、
(「治る」と大きな期待をした僕のお薬歴。その結果・・・)
「どうやって対人恐怖症が治ったの?」
と質問をもらいました。
僕の場合は、
「臨床心理士の先生との出会い」が1番大きかったと思っています。
当時の僕は、時々クラスの子がプリントを持ってきてくれて、玄関で話すだけでも震える始末です。
(冬だったので「寒いね」ってごまかしてみたけどごまかしきれていないと思います😅)
この状態はどうやったら改善されていくのか全く分かりませんでした。
ある時、担任の先生から、
(定期的に家に様子を見に来てくれていました)
「面白い臨床心理士の先生がいるから会ってみたらどう?」
と勧められました。
ある講演会で話されていたそうで、
観る角度が違って本当にユニークだったと話してくれました。
僕は期待と不安が入り混じった中、会いに行きました。
お会いして言われたのが、
「あなた、なにその眼!こっわい眼をしてるわねー!」
でした🙄
いきなりなんなんだ🙄🙄🙄
とほんとに驚いたのをいまでも覚えています。
ただ、同時に嬉しかったです。
僕がこんな状況になったから「気遣いや配慮」という意味だとは思いますが、腫れ物に触れるような接し方をされていました。
それこそ家族からも。
やっぱり、、、辛かったです。
だからいきなり言われてびっくりしたけど、
なんの色眼鏡もなく普通に接してもらえたことがとても嬉しかったです。
そこから定期的に面会してカウンセリングを受けることになりました。
先生は毎回なにかを提示するわけではなくて、ただ僕の話を聴いてくれて、それに対して自分の考えを話してくれました。
カウンセリングというより「おしゃべり」しているような感覚です。
その中で自分の押し込んでいた、経験や出来事に対する感情を1つ1つ言葉にすることが出来ました。
とても大きかったと思います。
4年近くの間お世話になって、
その間に少しずつ人と関わることが出来そうと自然と思える自分がいました。
なにかを教えてもらうわけでもなく、ただ、いまの等身大の自分を受けいれてくれる。
そんな先生と出会えたからこそ、ここまで回復出来たと感じています。
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