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はじめまして。 「演者」のWaShです。

はじめまして。WaShと申します。
英単語のwashは一般に
アメリカ英語では | wɑ(ː)ʃ |(ワーシュ)
イギリス英語では |wɔʃ| (ウォシュ)
と発音されますが、ボクのWaShはそれが由来ではありません(笑)
分かりやすく「わっしゅ」と読んでいただければと思います。

約25年務めた広告会社が昨年おもしろい早期退職制度を立ち上げたので
https://newhorizoncollective.com
今年から【プレゼンテーションコンサルタント】として独立しました。

ボクは中学1年生のときに日本語や英語によるスピーチの面白さに目覚め、
大学を卒業するまで毎年あちこちのコンテストの演台に立ち
就職後は日英のプレゼンテーションを決め技として仕事をしながら
合間に趣味として自ら日英通訳するスピーチ大会に出場してきた
根っからの「演者」です。
そうしておよそ35年間に渡ってステージから聴衆に向き合う一方で
世の中に溢れる「伝わらないプレゼンテーション」を残念な想いを以て
ときには怒りと共にたくさん目や耳にしてきました。

たとえば、

質疑応答がまったく発生しない企画提案
みんな机下のスマホしか見てない打ち合わせ
印刷資料をもらうためだけに行く説明会
熱量の低い決起集会
出席義務をこなすだけの社員研修

ワクもドキもない新製品発表会
カタログに書かれた情報以外は何もないセールストーク
他人が用意した原稿を読み上げるだけの記者会見
聴くほどに未来が見えなくなる投資家向け業績報告

演台に置いた自著やスライドに向かって延々と説く講義
入口で参加証明をもらったら踵を返す学会発表
製本したら二度と開かれない論文

10秒で「次へ」ボタンを押されるES(エントリーシート)
記憶にも記録にも残らない面接
お祈りメールばかりが溜まっていく就職活動

誰も聴いてない選挙演説
まったく響いてこない首長から住民へのお願い

など。

ボクは「プレゼンテーション」の重要性や威力を心から信じています。
これまで授かった貴重な機会を活かし、いくつかの重いドアを開き
狭い門をくぐり、たまに大逆転して、様々な挑戦を楽しんできましたが
良い結果を出すための実力や準備が万全でないことは多々ありました。
不利な環境や条件の下で勝負に臨むこともたくさんありました。
その不足や逆境はいつも「プレゼンテーション」が助けてくれたのです。
だからこそ

アイデアやメッセージから可能性や期待を奪い
モノやヒトからその価値を知らしめるチャンスを奪い
引いては私たちの未来を発展させる出会いを奪ってしまう

そんな「真価が伝わらないプレゼンテーション」を世の中から撲滅したい。
日本のヒトやモノの発信力を高めることで、その価値を知らしめたい。
それに役立つ教育やトレーニングの機会を創り提供していきたい。

そのために、これまで授かってきた「個人のスキル」を
所属に囚われず解き放って「社会のリテラシー」にすることを目指そう。

それが、独立したひとりのプロとして
これからの人生で成し遂げたいと考えているボクの志です。

今後このnoteには

「なぜそこまでプレゼンテーションにこだわるようになったのか」
「演者としてどんなプレゼンテーションをしてきたのか」
「コンサルタントとしてどのような価値を提供していくのか」

そんなことをベースにしながら
プレゼンテーションについて日々感じたり考えたりすることや
世に見かける様々なプレゼンテーションに想うことを
そこはかとなく記し残していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

WaSh

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