見出し画像

環境負荷の軽減を目指して

和眞嘉傳では、道産子の血が半分引き継がれたポニーを飼育しています。
まだ、子供なので、人や荷物を載せることは出来ませんが、2歳を越えて、身体が完成したら、近所への移動手段や商品の原料となる木材や竹などの運搬を手伝ってもらう予定です。

馬に木材を引っ張って運んでもらうことを馬搬、荷物を乗せて運んでもらうことを駄載と言います。
現在は車や重機が発達したので、馬や牛などの力持ちの動物の力を借りて物を運ぶことは非常に少なくなりました。

やはり車や重機は、動物と比較しメンテナンスや使用面の便利さなど、勝るものです。
動物では運べる重量に限りがありますし、動物が怪我をするリスクがあります。
効率を考えると、やはり機械に軍配が上がります。

馬は動物ですので、食料を食べ、水を飲み生きています。
呼吸による二酸化炭素は排出しますが、大量ではありません。
二酸化炭素は、植物に吸収されて光合成に使用され酸素になります。
糞は堆肥となり、良い土の肥やしとなります。
その肥えた土で、草を育て食料に出来ます(現在は飼い葉を与えていますが)
そうした循環の中で、馬を生かすことが出来ます。

和眞嘉傳では、できる限り環境負荷の少ない方法で、お客様の生活を豊かにする製品をお届けしていきたいと考えています。
場面によっては、機械の使用を選ぶ場面も無くならないと考えています。
ですが、可能な限り、地球の生命の循環のサイクルの中に収まるかたちで、製品を生み出していく努力をして参りたいと考えています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?