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弊社第五期終了(生き残れた)と次の5年の過ごし方

おかげさまで崖っぷちから落下することなく、なんとか1メートルくらい崖から離れた感じですが、過去最高益をたたき出せるまでに至りました。
関係者さんに感謝ですっ!
そして今期、すでに文化観光に関する訴求プロジェクトが動いており、このところ毎日ティラノスクリプトとWordPressAPIと戦っております。(ゲーム制作とは違う使い方なので…)

それはともあれ…
総合イノベーション戦略2023というものをご存知?
僕は知らなかったです。

簡単にまとめると、先端科学技術の推進・知の基盤と人材育成の強化、そしてイノベーション・エコシステムの形成を目指す日本政府の政策。
内需を拡大しつつ、産業基盤の拡大を狙うのが目的といった感じです。

そこを見てると、ソサエティ5.0というワードが出てきます。
ソサエティ5.0が目指す世界観はちょうど一年前くらいに記事にしていたので良かったらそちらを。

で、これは産業構造が変化している(政策で構造変化させてきた)結果でもあると認識していて、2025年はマイルストーンになっていると考えても不思議ではありません。(執筆時から見たら来年やん)
少し長い目で見たときに、構造がどう変わってきたかは、大正大学地域構想研究所の記事がまとまっていますのでぜひ。

記事内でグラフが出てるんですけど、第3次産業への就業者が7割。(2015
年時点で)観光やエンターテイメント産業が伸びているのかと思いきや、それ以外の業界が伸びていました。
この傾向はアフターコロナの世界でも続くのだろうな…と考えています。

分散の時期

ちょうど今は技術・投資面において曲がり角が来ているため、本来単体では使いにくい技術に対して投資が行われている状態で、サービスへの統合が完了していない段階です。

メタバースについても本来は単体ではユーザーインターフェイスという役割が大きかったにもかかわらず、未完成サービスとして動いたところに投資が集まり、さらに投機マネーが投下された結果、加熱した状態で盛り上がっていたのが昨年です。
今年はAIにその傾向が集まっており、単体ではサービスとして成立しにくいはずですが、投機マネーが流れてきています。

統合に向けて…

イノベーション戦略を眺めていると、2025年のマイルストーンを感じるのは大阪万博の影響でしょう。
アンダーグランドではそれこそメタバース(空間コンピューティングといわれ始めました)・AI・IoTを統合したサービスが生まれはじめています。

スマートホーム:IoTデバイスが家庭内の様々な機器を制御し、AIが住人の習慣を学習して最適な環境を自動で整えるシステムです。
AI開発が追いついていないですが、電気・ガスの利用アシスト、介護系アシスト、セキュリティアシスト分野がサービスとして実現してくると考えられます。

スマートファクトリー:製造ラインに設置されたセンサーからのデータをAIが分析し、生産効率の最適化や予防保全を実現します。
この分野が地味に進んでいるのかなぁ…あまり現場に行かないので実感はありませんが。

都市計画:IoTセンサーが収集した交通流や人の動きのデータをAIが分析し、より効率的な都市インフラの計画を支援します。
この分野も現場を見たことがないので実感が薄いですが、DoCoMoさんとかたまにデモンストレーションをしているので、進んでいる感じ。
特定の業界(領域)範囲での動きですが、メジャー観光地を抱えているDMOさんは、交通業者との調整に必要な分野かも。

個別化マーケティング:顧客の行動データをIoTデバイスで収集し、AIが個々の顧客に合わせたパーソナライズされたマーケティング戦略を提案します。
ここが一番サービス業には身近ですね。
ウェブマーケティングの場合でも、IoTデバイス(スマホ)との連携ができるようになっていますので、データ取得さえできれば…

特に個別化マーケティングについて弊社は注目しており、メタバース(空間コンピューティング)、エンターテイメント(学術領域含む)、AI(サービス提供API連携として)をどのフローに組み込むことで、少人数でかつ効率的に分析ができるのか? をサービスの基本として見ています。

まぁ、だからこそWordPress(構築コストがバカ安い)+ティラノスクリプト(技術収録コストがバカ安く、連携・カスタマイズがしやすい)+Vketクラウド(3D商品の販売)をそれぞれ学習・開発実験をしている状態です。

最後に…「移動縁が変える地域社会 関係人口を超えて (文化とまちづくり叢書」

「観光」の考え方が変わっていますので、それを感じるためのおすすめの本です。

Vketクラウドとリアル地域との関連を考えるのにとても役立っています。
(思考整理中)


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