SEOの相談が増えているのだけど、シナリオ描いてますか?
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SEOの相談が増えているのだけど、シナリオ描いてますか?

WordPressでSEO系プラグインを入れてあるけど、順位上がらへん。SEOに詳しい人に聞いてやったんやけどなぁ…。

という似たような相談事が増えてまして。

軽くチェックしてみると…

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SEOプラグインとかの小細工じゃなくて、根本的に記事の作り方が間違ってますし。まぁ、だいたい多かれ少なかれこんな感じのパターン。

表題と本文の関係をちゃんと理解した上で、何を伝えるのか文章をまとめることが必要です。

シナリオを作ってからサイトのコンテンツをつくる。

または大雑把なフローチャートを描いてから、シナリオを書きながらコンテンツを作っていく。

実は後者がオススメです。

お客さんをイメージ→そのお客さんが興味のありそうなことをリストアップ→リストの内容を小出しにする→記事更新をプッシュ通知→記事内関連商品へのリンク→特別パッケージの提案→購入(または次回を期待してもらう)

このような感じのもの。

もっとも、カスタマージャニーマップを描くのが最も良いんですけど、ちょっと大変かも。

ここまでは代行サービスなんかも使える部分です。いや、代行サービスとか頼める予算なんて無いから、自力でやるっ!

そんな方のために…

文章構造って理解できます?

これ、結構難しいです。文章構造でものすごく単純なパターンは「作文」ですが、その作文の雛形って覚えてますか?

読書感想文の雛形を思い出してみます。

1.読んだ本のタイトル
2.いつ読んだか?
3.本を読んで印象に残ったこと
4.身の回りで似たことはあったか?
5.何を考えたか?
6.著者や物語の登場人物に伝えたいこと

概ねこうした流れです。この流れで書いたことあります?
少なくとも僕は小学校時代にこういう流れで書いたことはありませんでしたし、こうした構造を理解してなかったと記憶してます。

社会に出て、販促業務を行う中で取材した内容をまとめたり、さまざまな論文に触れ合うことが増えたときにはじめて「文章構造」といったものに出会ってます。

大学に進学した人は。高校や大学で意識したかもしれないですが、ウェブサイトの文面を見せていただく限り、構造を理解している人は少数派なんじゃないかと思えます。

とりあえず作文の基本でしたが、SEOというか、Googleのコンテンツ品質チェックの基本は「論文」だと思っていたほうが正解です。

HTMLの基本は論文構造

そもそもHTMLとは”Hyper Text Markup Language”のこと。もともと1990年頃に欧州原子核研究機構(CERN)のティム・バーナーズ=リー(Tim John Berners-Lee)とロバート・カイリュー(Robert Cailliau)が発明したWorldWideWeb(www)上で、研究者同士が論文を閲覧できるようになるしくみが発端。

表題(H1)・副表題(H2)・本文(P)・リスト(UL)・画像(IMG)といった文章構造を明示的に表すタグで構成されています。

ウェブブラウザもこれに対応して、それぞれのタグに応じた大きさのフォントで表示するようにできています。

HTMLはプログラミングでも何でもなく、文章構造を明示化させるもの。むしろプログラムされたアプリに対して、どのように処理をしてほしいか指示しておく「タグ」です。

基本は、問題提起と解決論。

ともあれマークアップを完璧にすることで、小細工をしなくても、相対的検索順位は上昇します。ところがここで忘れがちなのが文章内容そのものの構成。ググるときってどういうタイミングか? を考えてもらうとわかりやすいです。ここはカスタマージャニーマップとかぶりますが、まずは文章構成に特化します。

ググるときってのは、「何らかの問題にぶつかったとき」。

問題の大小に関わらず、その問題を解決するためにググります。これは当然検索エンジン側も基本としている考え方なので、問題提起がされていないコンテンツに対しては評価が低くなるのは当然。

そして表題の問題提起に対して、本文内できちんと解決論を明示しているか? 表題と本文の関係性はしっかり確保できているか? がポイントになります。多くは問題提起と解決論との関係性が薄いことが原因で、相対評価が下がっている例が多いようです。

現在のウェブページはノイズだらけ

検索エンジン側の気持ちに立ってみれば少しわかるかも。様々なページを開いたとき、本当に重要な部分はどこか判断できますか?

ウェブページには表題と本文のほか、そのコンテンツ記事とは関係のない情報も多く表示されているのが現状です。

検索エンジン側では、これら関連するコンテンツ記事以外の情報をノイズとして見分ける技術開発が進む一方、コンテンツ記事を作る側にも、その技術を効率よく享受できるようにする仕組みの導入も提言されてきました。

その一つがメタタグです。SEOではディスクリプション・ハッシュタグ・キーワードとして知られています。

これらは画面には表示しない部分で、コンテンツ記事をノイズとして扱わないようにするため、検索エンジンに対して本文に先行して情報を与えるしくみです。

この部分のみを強化することでSEOができると思っている方が多いのですが、残念ながらその考え方、間違ってますからっ!

ページノイズに紛れないようにするための仕組みなので、基本的にコンテンツ記事の構成がしっかりできていなければ、メタタグだけイジっても検索結果には反映されないと思ってください。

コンテンツ記事と検索結果に表示された内容が、検索者にとって関連性が薄いと感じられれば、当然直帰率が上がります。それが続く結果、相対的にコンテンツの質が低いと判断されるので、検索結果表示が他の記事に抜かれて下位になってゆきます。

検索マーケティングに期待するよりも…

問題解決の検索マーケティングは、時間コストを考えるとあまりお得じゃないかもしれません。

最近の検索傾向は、「フォロワーさんから聞いた何かを知るため」がかなりの部分を占めるため、できればMAやSFAをうまく使ったほうが効率的だと思えます。

まだ日本語版が出てないので、あまり気にされてないかもしれませんが…

基本的にはコトラー教授がこれまで言ってきたマーケティング理論、すべては人格を持った人間がテーマである大前提に加え、最新のテクノロジーを組み入れて追随していくフェーズから、テクノロジーを下地におきつつ、いかにうまくデジタルを取り入れたサービスで最高の体験を提供できるのか? といった事例が書かれています。

マーケティング5.0という言葉ではありませんが、日本語版はこちらがオススメです。

SEO対策を云々…と言われる前に、CRMを検討されてみては?


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「ことほむ」ではゲームコンテンツ・アニメーション作品設定時代考証、観光プロモーション企画・マーケティング・デザイン企画をやってます。僕はWordPressとマーケティング担当。妻が和雪庵という茶室を開いており、茶書研究・茶道体験・お茶ゼミを開催していますが、流行り病で閉庵中です。