一人株式会社と相続と。
とある一人株式会社の代表が亡くなられて、そろそろ3ヶ月ほど経ちます。そしてその相続で結構大変になってるんで、ちょこっとメモがてら。
相続は大変だ〜
と他人事…のように見てる場合じゃないですよ。奥さん。
2023年10月からインボイス制度が始まるわけですが、取引の関係で法人化しちゃうフリーランスさんとか出てくるんではないかなぁと。
その時、複数人で役員を構成しているなら、誰か一人居なくなっても、他の役員が相続のこととか組織の意思決定とかできるわけですが…
お一人さま会社(株式)で、負債を抱えていたことに加えて、携帯電話・インターネット回線の契約が一部自宅兼用だったりしたことに加え、経営にノータッチだった奥様が残られたというパターン。
あるわぁ〜。絶対にこれからあるわぁ〜。
そして経営者本人しかわかっていない契約関連。
所有しているアイテムは借りてるのか購入してるのか…。
結果、相続放棄に至る…
ものの相続人がそれなりに多くて、それはそれで大変。
今まで面倒見てくれていた会計士さんと弁護士さんにお願いして相続放棄のアレコレで50万円ほどかかっているとかなんとか。
一人社長なら死んだあとのことも考えとけ。
って、残った人が叫んでる。ヽ(゚皿゚)ヽ ガオー!!
債務などは(記録が残っていて)わかりやすくて良いのだけど、物品の貸し借り。リスト作ってデジタル化して、複数人で見られるようにしておいたほうが良いですよ。
展示会のために借りた絵画とか写真とかイーゼルとか額とか。
あと盆栽とかワインとか、このへん高額なのにどうなってるのかわからないってなると、処分できなくてどうしようもなくなるもんです。
ちなみに「定款」には相続にあたっての項目も付け加えられるらしい。
合同会社なら書いといたほうが良いかもしれない。
これ、起業した本人じゃなくて家族が知っておくべきですねぇ。(早めに)
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