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変化が早いと言うけども、10年なんてあっという間だと感じる歳だなぁ。

WordPressの開発ロードマップを見て、変化が早くてついていけない。という声を小耳に挟みました。

まあ一見早いように見えますけど、情報系技術って約10年単位でトレンドの波があって、振り返ってっみると今は地デジ化からちょうど10年だし、震災が起きて、SNSブームに火がついてから10年なんですよね。mixiが初期のSNSだったなんて覚えている人が少なくなっている中、FacebookもTwitterもそろそろ同じ道を歩むのかなぁ? という感じです。

ちなみに今回ヘッダに使った写真は2010年ごろの飛騨高山駅。今はもう見る影もありませんけどね。地上駅舎って良かったのになぁ。

この先10年で何が起こるんだろう?

技術的にはAR/VRデバイスの普及がもう見えてきてますね。それに伴うネットワーク網の構築。第6世代通信規格(6G)もちらほら見えてきてます。

ただネットが繋がっていけば、国境なんてなくなっていくようなことを話されていた時期もありました。しかしそれは、各地域の気候特性や地政学的歴史などの文化背景を無視した話であり、実際はそうではないことが今起こっています。

これは情報覇権を取るのはどこか? という非常に規模の大きな話となっており、つまり経済イニシアチブを取るのはどこなのか? という話とつながってきます。

基幹産業のシフトが起こりそうな10年

日本は自動車産業を筆頭に、工業製品の輸出で貿易黒字で食ってる国ってのは小学校の社会科で今でも習っている(はず)です。その筆頭である自動車産業は、電気自動車化によって様々な変化をもたらします。そのことに警鐘を鳴らしているのがTOYOTA。

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