見出し画像

ある程度知識がついたら、バーチャル美少女ねむさんの「メタバース進化論」を読むべき理由。

にゃんこ😸@ことほむ加賀支社

古参ユーザー(書籍内では「VR原住民」と表記されている)人たちの意見と思いは大事です。

なんだかんだと言われながら、掲示板2ちゃんねるは未だ生き残っています。
2ちゃんねるは1999年に始まったので、2022年で23年間継続しているある意味長寿のネットサービス。
実はそれ以前にNIFTY-Serve、さらに遡るとPC-VAN、その原点とも言える草の根BBS(ローカルBBS)という個人運営のグループ掲示板が乱立した時代がありました。それは1985年〜1995年頃のお話。うわ…40年近く昔。
あ〜あの頃は高校生かぁ。(笑)
ちなみに、1985年は、電電公社からNTTになった時代でもあります。

今のメタバース(VR空間)界隈を見てみると、まだ大手と言われるサービスは数えるほどしか無く、それでも草の根でVR空間を作っている人たちもちらほら…。VRChatをベースにしてプライベートワールドを作っている人もそこそこいるのでは?
2022年は1985年当時と違って、ネットワークインフラを気にしなくても良い環境下にあり、GUIプログラミングツールの充実、3Dアプリケーションも充実しているので、浸透速度は当時の否ではありませぬが…。

ともあれ…メタバースは当時のように、まだまだ趣味人が集まってあーだこーだやっている段階です。先に書いた草の根BBSに近いかな。
しかしBBSや2ちゃんねるの例のごとく、初期にいろいろな文化を作り上げたユーザーは、後にマーケットへ大きな影響を与える人を育んだり排出したりしていることを学ばないといけません。

そんなことを頭に置きながら、一応マーケターの端くれですので、その視点も入れての読了レポートです。

メタバース開拓民は何を考え、何を期待しているのか?

まず言葉の定義から入らないといけないのは変わらないのですが、現状メタバースとかWEB3とかNFTとか言葉が乱立することに加えて、NFTは大金が手に入るみたいな、ゴールドラッシュよろしく間違った印象が世の中にはびこってしまいました。
それこそVR原住民から見たら「何を言っているのか?」「日本語でOK?」だったことでしょう。

またマルチプレイ系オンラインゲームにも通じるものがあり、そこと分断するために定義をより細かくする必要があった苦労が感じられます。

その成果としてマーケティングを含め、メタバースを巻き込んだエコシステム構造設計に重要な土台を作ってくれたとも言えます。
その構造土台がわかると、小学館のS-PACEの考え方では長く続かない予想が見えてきます。

メタバースに入るための条件

次にメタバースで活動するためのハードやスペックについてまとまっているのが二章。
基本的にそれなりのブラフィックボードを積んだPC(俗に言うゲーミングPC)の他に、VRヘッドマウントディスプレイ(VR HMD)、トラッキング用のセンサーが必要。
この時点でメタバースへの入り口はハードルがかなり高いことがわかる。
しかし反面、メタバースを主戦場とした働き方を考えた場合、このハードルは新規参入障壁となって守ってもくれるもの。
この部分に構造上の先行者特権が見え隠れしている事に気が付きます。
(気がつく人ならばね)

キャラクター(アバター)のアニミズム

この章で書かれていることは、メタバースをマーケティングに取り込む時にとても重要なヒントが隠されています。
また、VR原住民の人たちが荒らしてほしくない聖地でもあり、そう簡単にたどり着けるような領域ではありません。
しかし、少なくともこの領域の感覚は多くに人には理解されにくい精神性の話である反面、共有はされやすい領域だと判断しました。
つまりこの領域にフックがある。
この領域に対して、メタバース原住民としての信用を担保できる仕組みや、文化を作り上げていくことが、今後メタバース全体として膨らんでいくキーになる部分でもあると感じます。

コミュニケーションの新しい形

コミュニケーションの新しい形について言及されています。
ただしこの章で云われる新しい形は
「メタバースで生きていく覚悟」
が大前提にあり、四章のアイデンティティが大きく関係してきます。
根底となるアニミズムの部分では、自身の肉体を精神のアウトプットデバイスと位置づけ、そのアウトプットを再度デジタイズしてメタバースに持ち込み、身体性をアタバーに委ねつつ、精神と接続する…
まさに紙に書いた文章をWordで打ち直し、プリントした後再度スキャンしてデジタルデータにしているようなまどろっこしさのようなもの。

これを将来的には極力直接メタバースへ精神を送り込めるデバイスの開発に期待を込めて終章としています。

先人の経験をこうして触れて見る限り、メタバースというVR空間は視覚・聴覚を主軸に再現されるものであり、求めているものは更にその先、感覚の共有であるような印象を受けました。

そして、ねむさんから直接リプをいただきました。(∩´∀`)∩ワーイ

あとやっぱりSAOは見ておいたほうが良いです。

SAOの概念をもっとライトにPOPにしたのがユーレイデコ。
VRChatはこっちに近いかな。

メタバースを含んだエコシステムについて…

VR原住民の人たちの思考を汲みながら先を考えていったとき、Vket Cloudがやってくれました。

気がついた人はもう気がついているでしょうが、エコシステムの統合実験が始まったと捉えてもよいかと思います。(普及規模はわからないけど)
これらを踏まえて、この先考えられるマーケティングの構造を思考実験として次回以降書いていこうかと思っています。
(ゾンビ先生にも言っちゃったし)

次回…まとめられるか⁉ (仕事の予定が飛んだ直後だけど)


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
にゃんこ😸@ことほむ加賀支社
ことほむのプロデューサー。メタ観光とメタバースを繋げる事業計画中。WordPressとともに歩んで十数年。会社はゲームやアニメーションの制作サポート(日本歴史資料収集・考証)とか。Discord→Nyanco#7588