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お茶のコトマガジン

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石川県白山市(旧松任)で茶の湯体験、茶の湯ゼミ、茶書研究をしている和雪庵の記録やメモなどです。
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#町家

平成30(2018)年1月から2月の大雪記録

平成30年2月、北陸を襲った未曾有の大雪。和雪庵を開庵して初の冬に経験した雪の記録です。 1月10日、積雪の開始 この日低気圧が発達しながら日本海側を通過しました。大陸から冷たい空気が流れ込み、白山市松任地区近郊も雪模様に。このときこの程度の積雪は前年の12月にも数回あり、大事になるとは思っていませんでした。 引用元:気象庁過去の天気図(1日表示) ※以下天気図の引用元として表記省略 1月11日、積雪約10㎝ 午前中は前日の雪が残って、玄関前も雪化粧という言葉が似合う

茶の湯暮らしのための古町家(明治築)修繕(DIY)レポートその5(後半)

2017年からはじまった和雪庵リフォーム作戦続きです。(その1はこちら、その2はこちら、その3はこちら、その4はこちら、その5前半はこちら)物件選びの記録はTumblrにまとめてあります。 襖類の張替え欄間障子が欠損していたので、新規に作りました。それらに障子紙を貼り付けていきます。 枠の清掃をして、古い障子紙を取り除いていきます。 枠に合わせて障子紙を貼り、余白を切り取ります。 シワが見えますが、完全に乾燥すると消えます。 この調子ですべての襖と障子を張り替えてい

茶の湯暮らしのための古町家(明治築)修繕(DIY)レポートその5(前半)

2017年からはじまった和雪庵リフォーム作戦続きです。(その1はこちら、その2はこちら、その3はこちら、その4はこちら)物件選びの記録はTumblrにまとめてあります。 明治からの空間、四畳半と茶室のビフォーこの空間は明治から変わっていません。和雪庵を近所の方に公開したとき、曾祖父がこの家を建てたという近所の方から聞きました。そのときに明治40年築だということもわかりました。 掘りごたつが作ってあった四畳半。 壁には謎の呪文が貼ってありました。 こちらが茶室です。全体

茶の湯暮らしのための古町家(明治築)修繕(DIY)レポートその4

2017年からはじまった和雪庵リフォーム作戦続きです。(その1はこちら、その2はこちら、その3はこちら)物件選びの記録はTumblrにまとめてあります。 キッチンビフォーキッチン収納は雨漏りをしていて大変でした。 収納上部は木が剥がれてきています。 下部は穴が空いており、外が見えていました。 キッチン全体図。右下の床は抜けていました。 キッチンは床も含めて大リフォームを行いました。床・壁は大工さんにお願いをして、シンクはIKEAで入手。キッチン収納はDIYで対応しま

茶の湯暮らしのための古町家(明治築)修繕(DIY)レポートその3

2017年からはじまった和雪庵リフォーム作戦続きです。(その1はこちら、その2はこちら)物件選びの記録はTumblrにまとめてあります。 浴室のリフォーム/ビフォー和雪庵の浴室はいわゆる檜風呂(能登檜葉らしい)が備わっていました。状態はよく、浴槽は掃除+表面研磨以外何もしなくても大丈夫でした。 ただ灯油タイプの湯沸かし器を使っていたので、オール電化に合わせてエコキュートに交換しました。 浴室に直接注ぐタイプのカランは危険です。(背中が) 照明は昭和を感じる器具が備えら

茶の湯暮らしのための古町家(明治築)修繕(DIY)レポートその2

ビフォー2017年からはじまった和雪庵リフォーム作戦続きです。(その1はこちら) 物件選びの記録はTumblrにまとめてあります。 建物の中で最も痛んでいたのは二階でした。とくに壁表面はかなり痛んでいて、塗り直すとかなりの予算を割く必要があります。二階は主に事務部屋として利用するので、そんなに予算をかけられません。というわけでDIY壁塗を頑張りました。まずはビフォーから。 窓枠と壁に隙間があり、外が見えてました。また窓自体も木製なのですが相当傷んでおり、そのままでは使えな

茶の湯暮らしのための古町家(明治築)修繕(DIY)レポートその1

茶の湯が体験できる家を復活させる 2012年表千家の『講師』資格取得。その年から『教授』資格を頂くべく、教授者講習へ通いながら、茶の湯の歴史や道具のことなど資料を読みあさり、知識も溜めて、いつかは茶室を作ることを目標に、2017年石川県白山市(旧松任市)の古町家(茶室あり)を購入して茶室を作ったときのお話です。 2012年に住んでいたのはミサワホームのプレハブ住宅『GENIUS二人の家小屋裏二階』というモデルです。長野県の某所で、土地の広さは100坪あったため、茶室・水屋・