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Mリーガーに1から麻雀を教えます【ヘタゾネス藤崎編】

こんにちわせりん、わせりんです。

ちょっと趣向を変えた前回の記事が好評だったのでこれからもたまーにやっていきたいと思います。

いきなりですが、私は非常に怒っています。

なぜかというと、今回取り上げる人たちの麻雀のレベルが低すぎるからです。

あがる気が無いのが打牌の音と共にひしひし伝わってきます。

その中でも唯一、黒沢さんは個人的にはすごくよかったと思います。というか黒沢さんは鳴かないだけで他はちゃんとしてますよね。

ごちゃごちゃ言いませんが、とりあえず黒沢さん以外の全員に言いたいことは・・・

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字牌を切れ!!!!!!!!!!!!!!!!!

五部構成になっておりますのでお楽しみください。

◉はじめに

今日のメインテーマは点数状況を加味したリーチ判断です。

南場に入るとリーチをする意味合いが、自分の手だけでなく点数状況に大きく左右されます。

オーラストップ目で平和ドラ1はいくら手としてリーチしたくても、だまりますよね。

これはリーチの打点アップの意味がほとんどないからですね。

打牌のミスだけを見ると、頭が痛くなるほど多かったのですが今回の対局のリーチ判断は持ち点が絡む難しい場面が多かったので、勉強になるシーンとして採用しました。

あと今回は、チートイツの手替わりまち、待ち選択について自分なりの考察を書いてみました。
これに関しては数値的な根拠はないので参考にできる部分だけ取り入れてみてください。

是非ご覧ください。


タイトルは特に酷かった二人をかけ合わせました。

打牌の酷さは藤崎プロ、状況判断のひどさは和久津プロといった感じですね。

いつも悩みに悩やむタイトルがすんなり決まったのでこの二人の数々の打牌には頭が下がる思いです。

それでは元気よく日本一ためになる、
Mリーグ批判記事に参りましょう。

Mリーグセミファイナル3日目の1試合目の分です。

いつも通りセミファイナルの状況のおさらいから。

もうわかってるよという方は点線内はすっ飛ばしてください。

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【Mリーグセミファイナルシステム】

セミファイナルシリーズは各チーム16試合。レギュラーシーズン終了時点まで稼いだポイントの半分を持ち越す。上位4チームがファイナルシリーズに進出します。

現状のポイントはこちら

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*[Mリーグ成績速報(Twitter:@mleague_results)様より引用 ]

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早速、事件簿1からいきましょう。


◉事件簿1:藤崎プロ、ミスを重ねる

今回のミスレベル:70/100(ネカフェで隣がいびきうるさいレベル)

東一局、藤崎プロの配牌。

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ここから、藤崎プロは打9pとします。

最初の記事で役牌の先切りをしよう!
ということを書きました。

それに従って、白というのがまあ今回の正解なんですが、それよりも何よりも、ここで打9pとするのは単純に手牌の構想力がたりません。

では、この9pってどういう性質の9pなのかってことを説明していきます。

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藤崎プロの手牌から白を切ったときの牌姿がこちらです。

この牌姿では、ソーズで2メンツの算段がつきますからマンズやピンズの中ぶくれであと2メンツ作ればあがりに必要な4メンツができることになります。

通常であれば、4メンツの算段がつくということは9pにくっついた愚形ターツはメンツを作る上で不要なターツになることが多く、ターツとしてペンチャンやカンチャンが出来たとしても払うことが多くなります。

藤崎プロの牌姿を少し変えて

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これは、ピンズの中ぶくれを78mにしたものです。

ここに頭ができて、

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この牌姿になったときに9pにくっついたターツはすでに良形が4メンツ分あるためほとんどの場合払われます。しかも8pとかくっついても二度受けの愚形ですからね。

しかし、元の牌姿のピンズの中ぶくれがあるところに頭ができた形

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ここに7pを引くと、

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8p受けを作るので、4メンツを作る際のフォロー牌になってくれます。

この9pはターツができるというだけでなく、未来的にできたターツを強化する可能性がある牌なので切れません。

私は、役牌先ぎりを最初の記事で強く推しました。

それは何も役牌が重ねられる前に切るという話だけではありません。

麻雀は、配牌からツモ次第でどのようにも手牌は変化していきます。

その未来を私たちが全て把握して、適切に1、9牌を残すことは相当難しいです。

特にMリーガーと違って1試合に集中すればいいという人はほとんどいません。

何試合のうちかの1試合を戦っている人がほとんどでしょう。

そういう人たちは字牌の基本的な切り方さえ学んでそのその通りにやればいいのです。そんなに差は出ないし、大きな間違いをすることは減ります。

しかし、Mリーガーは違います。この1試合に全力投球しているのでしょう?

それならば、こんなシステム的に切ればミスを防げたような牌姿でミスったりするのはそろそろやめにしませんか?

手牌の未来的な構想をして優劣が判断できないなら、少なくともシステムくらいはきっちり学んだ方がいいと思います。

ちなみに・・・

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ほら、言わんこっちゃない!!!!!!!!!!!

まあ、もうミスはわかったんで、ここから挽回してもらいましょう。

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???????????????

わかりやすく牌譜にしました↓

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両面固定するなら36pでしょう。

純粋にタンヤオにならない可能性があるターツを両面固定する意味がわかりません。
14s引きのテンパイと36p引きのテンパイはどう考えても後者の方がいいわけですから、2s切りは間違いですね。

しかも9pは3枚枯れてますし。

1s引いたら忍法役なしダマでもするんでしょうか。

そもそも私は3s切りがいいと思いますが。

場況的にも36pの方がいいですし。

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ほら、言わんこっちゃない!!!!!!!!!!!


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