U-NEXTパイレーツをガチ採点。デジタル軍団はどれくらい強いのか?
こんにちわせりん、わせりんです。
今日が、チーム分析の最終日ですね。今まで4チーム分見てきましたが見過ぎてこのチームの人なら牌譜見たら誰が打ってるかわかるようになってると思いますwww
このチーム分析の企画ができたのも
牌譜をまとめてくれた冨樫さんのおかげです。
牌譜で見れるから、正確に勝つスピーディにやれました。
Mリーグを見ながらとなると本当に時間がかかりすぎて無理だったと思います。本当に感謝いたします。ありがとうございます。
今日も、どこよりも正確なチームの分析をしていきたいと思います。
早速、本題に行きます。
今回取り上げるのは。
U-NEXT Piratesです!
ファイナルに進出した4チームをスコア順に紹介していきます。
第一弾のサクラナイツの分析はこちら
第二弾のセガサミーフェニックスの分析はこちら
第三弾の渋谷ABEMASの分析はこちら
それでは、どこよりも詳しいチーム紹介記事をどうぞ!
◉U-NEXT Pirates
2018年に設立されたチーム。U-NEXTがオーナー企業。
・小林剛(麻将連合-μ-)
・朝倉康心(最高位戦日本プロ麻雀協会)
・石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)
・瑞原明奈(最高位戦日本プロ麻雀協会)
の男性3名、女性1名からなる4人のチーム。
【各プレイヤー紹介】
NO.1 小林剛
・全体の特徴
スーパーデジタルの異名を持つパイレーツの船長。
年齢的にも最年長で雀力的にも精神的にもパイレーツの中心的存在。
スーパーデジタルの名前にふさわしく、打牌は非常に合理的な判断が多く見ていて違和感のない打牌。
副露率が軒並み低いMリーグにおいて、34%という圧倒的な副露率の高さになっており、一般の人がお手本にすべき麻雀を打つ。
感情がないというが学生の頃は役満をあがったら嬉しくて写真をとるタイプの人間だった。
・手組み
基本的にまっすぐにあがりに向かって進めていく。
門前手の場合は若干速度を重視した手組みをしていくが、副露手に関しては速度だけではなくホンイツを絡めた3900~8000くらいの仕掛けをすることが多い。
デジタルというイメージからぶくぶくに構えるかと思いきや安パイをそこそこ持ち面前手の場合は後手からきちんと押し返せるようにターツを選択したりする。
テンパイすると愚形だろうが良形だろうが基本的にリーチするが、リーチ者や目立った副露の現物待ちなどはかなりの割合でダマを選択する特徴がある。
チートイが嫌いなのかどうかわからないが下手。
・押し引き
オーソドックスな押し引き。
基本的には回し打ちなどはせずしっかり押すかしっかり降りていく。
鳴きが多いので、めくりあいになることがもちろんあるが周りが門前派のなかで自分がきちんと鳴いて速度で勝っているので、放銃すること自体は少ない。
難しい押し引きになる場面が少なく、テンパイなら押す、イーシャンテンなら基本的に引くというのを徹底している感じ。
・副露判断
非常に優秀な判断をする。
特に序盤の鳴くべき牌を鳴く人はこの人だけだと思う。
Mリーガーのほとんどが安いならテンパイの鳴き、遠いなら高くないと鳴かないという「楽をした判断」をしているのに対し、安手の愚形残りでも序盤から役牌をポンしていくといった積極的な判断をする。
鳴くときに序盤で安手愚形の安パイのない仕掛けをすることがそこそこありそれが普通の感覚だと少し損に見える。
しかし、周りが極端に鳴きを警戒したり面前に固執するこの環境においてはそのようにしても速度で勝ることが多いので、もしかしたら得になっているかもしれない。
イーシャンテンからの鳴き、ケイテンの鳴きが若干早い時がある。
・状況判断
きちんと行っている。
場況に関してはそこまで重視することはないが、点数的にどうかや何点をあがらなければならないかなどの判断が優秀。
少なくとも捉えなければいけない要素が5つあったとしたら3~4つはコンスタントに捉えており、状況判断の大きなミスは少ない。
リーチ判断が若干ダマ寄り。リーチをするときにあがり率と打点のバランスが少しあがり率を重視する判断になっていて、もったいないときがある。
☆小林プロの麻雀スコア☆
88点!
NO.2 朝倉康心
・全体の特徴
初代・11代目の天鳳位。今、雀魂にすごい勢いで迫られているor追い越されている最高峰ネット麻雀ゲーム天鳳をプレイしている人であれば知らない人はいない。
天鳳での成績は他のプレイヤーを全く寄せ付けず、最強のプレイヤーであることは間違いない。
しかし、最近はその圧倒的な能力がうまく麻雀の成績に直結するように出せておらず、バランスが悪くなっている。
しかし、もともと最高水準のプレイヤーなので悪くなっても高水準である。
結婚してから弱くなったと言われているが、私的にはプロに入ったあたりから麻雀としてはおかしくなったと思っている。
あと、こんな考えならMリーグ辞退した方がいい。自分で自分が弱いと思っているのにあの席に座るって応援している人にも、他のプレイヤーにも失礼。
奥さんと動物のツイートをすることで麻雀に対しての打牌批判など攻撃的なツイートを受け流そうとしているが、それがもとでまた火がついたりしている。
・手組み
基本的にはオーソドックスなのだが序盤の切り出しや場況から愚形ターツの比較や浮牌の比較等をしっかり行い、場況的に強い受けを重視することが多く見受けられる。
枚数と場況の比較ではMリーガーの中でも相当場況寄りで、ペンチャンカンチャンを落として2や8を残したりする場面もよくみる。
常識にとらわれない打牌が多く、普通の両面ですらかなり本当にこの両面がいいかを吟味して残したりするような感じがある。
その分、テンパイしたときの精度は抜群で、運が無いことによってあがれないことも多いが、いいテンパイを組む割合はMリーガーで1、2を争う。
ケイテンがとてもうまい。
・押し引き
バランス型。手牌の価値と、周りの状況を総合的に判断して押すか引くか決める。
完全にベタオリするというよりは、読みによって安全に攻めれるルートを常に探しギリギリまでアガあろうとする。
その判断自体はあっていることが多いのだが、そもそもMリーガーの副露を高く見積りすぎておりそのせいでパッと見は変な打牌に映ることが多い。
やろうとしていることはあっていることが多いのに、そのタイミングがピントが合っていない印象。
・副露判断
Mリーガーとしては結構鳴く。鳴くべきところはしっかり鳴くので鳴いたときのミスはほとんどない。
ただ、先ほど同じ理由で周りのMリーガーを高く見積りすぎているので、本来鳴いた方がいいと本人が感じているものもそれによって鳴かないという判断になっているように感じる。
朝倉プロは天鳳では4割近い副露率だがMリーグでは20%前半になっており、ここも、バランスを崩している原因だと思われる。
鳴きのバリエーションに関してはすごく多彩。
喰い変え、喰い伸ばし、浮牌を作る鳴き等々、さすがというくらいなんでもできる。
・状況判断
相当している。というかこれしかしてないくらいまである。
多分状況を考えて今何をすべきかを一番しているのは朝倉プロだと思う。
場況と点数と、その人の性質を考えて一番いい打牌をしようとしている。
ここからはちょっと話が逸れるので見たい人だけ見て欲しい。
あなたが、人一倍無筋は警戒されて出てきにくいが、その分人一倍筋に対しては警戒度が薄い3人と同卓したとしよう。
今、223mから一枚切ってリーチがかけられる状態だ。14mは場に出ていない。でも5mは切っている。
そのときにどっちに受けるかという話だ。
片割れはなんだとか打点はどのくらいかとかは置いておいて基本的にどっちに受けるか直感的に判断してみよう。
答え?はもちろん両面だ。
いくらそういう性質の人たちと囲んでいても8枚vs4枚は大きな差だし、14mは待ちとしていい。そもそもつもった方が打点が高くなるからやはり両面に受けたい。
これが、麻雀のゲームとしての根幹なのだ。
今の朝倉プロにどうしますかと聞いたら「人」という要素を重要視しすぎてシャボに受けたりしそうで怖い。
そのくらい麻雀としての大事な理論というか確率というかそういったところと、人読みのバランスが崩れている。
あとTwitterでの状況判断が全くできないのでよくプチ炎上する。
☆朝倉プロの麻雀スコア☆
79点!
NO.3 石橋伸洋
・全体の特徴
いたずら小僧。くそ鳴きくそ鳴きと揶揄されているが、そもそもくそ鳴きをする頻度が少なく、している局も鳴かなくてもどうせあがれないみたいな局が多いのでくそ鳴き自体は麻雀の成績にあまり影響を与えていない。
強いていうなら損なことが多いけど、まあそういうイメージつけて戦えるんならやってもいいんじゃないくらい。
独特な打牌が多く、極端な先切りや謎の牌を残しての鳴きなどにより相手の読みを狂わせることを生きがいとしている。
これは冗談だが、本人が多くのことを読もうとしているからその読みを逆手にとる戦術がいいと思っているんだろうなあと思っている。
残念ながらMリーガーの半分くらいは読んでない。
全体的には独特ではあるが、水準は高い打牌を行う。
・手組み
手がいいときは基本的には素直に進めていくが、手が普通以下だとこれでもかというくらい先切りを始める。
普通のプレイヤーは安パイをどう持つかを考えてスリムにするのだが、石橋プロの場合はここはスリムに構えておくとテンパイした時にいい待ちになるなとか、このくらいスリムにしてもなんとかあがれるなとか、
あくまでもあがりが主軸にあっての序盤の先切りといった感じ。
それは正しいか間違っているかはわからないが、手牌をスリムにする技術は一時期のライザップ並みに高い(低いのか?w)ので、損なときもそこまで損ではない選択をしてそう。
・押し引き
押し引き自体はわりかしうまくやっている。
守備でも攻撃でも、バランスでもない。
彼なりの読みがあってそこの読みをある程度頼って押し引きしている感じ。
たまにくそ手で読みを過信しすぎて放銃したりするのがご愛嬌。
・副露判断
喉にたんが絡まったときに、たんを切るためにポンチーと発声しているため判断がうまいとか下手だとかいう問題ではない。
ポンチーいうためにたんを絡ませてから試合にのぞむとの噂も出ている。
くそ鳴きはよくないとして、他の鳴きは案外普通。鳴いた後の立ち回りもまずまず。うまく詰まないようにしているときが多いので鳴いた後の放銃は少なめ。
Mリーガーが鳴かなすぎるので、このタイプはプラスに作用している可能性もある。
・状況判断
相当していると思う。しかしいろんなことを考えすぎて時間が足りていない。時間制限はないが時間が足りていない。
マロの何考えてるのをしたら長ーい文章流れてきそう。
考えていることは多彩だがそれが、麻雀にうまくつながっていない感じ。
もっというと、考えすぎて基本的に切る牌を凡ミスしたりとか、他の要素に気づかなかったりとかして損しているタイプ。
めちゃくちゃ考えてはいるので試合止めて、ある人の手牌当ててみてとか言ったら結構当てそう。その上で間違った牌切りそう。
☆石橋プロの麻雀スコア☆
77点!
NO.4 瑞原明奈
・全体の特徴
あまり語られないが、オーソドックスの内川・松本がトリオになるとしたらという人物がこの瑞原プロである。
男2人、女1人の構図は誰もしていないと思うが不倫などがMリーグ内では起きる可能性が高いのでトリオ結成を断念した。
かなり守備的に手を進めるがその進め方は基本的に教科書通り。少しリーチ判断が雑。
瑞原プロの打牌がマジョリティにならないことはないだろう。
天鳳民なのに可愛いと噂されている。
・手組み
普通。本当に普通。
場況はあまり意識せず、シンプルに形と枚数で進めていく。
どちらかというと速度重視。
Mリーグで打つときは安パイを意識しながら進めている感じがする。特に、ターツオーバー時のペンチャンと安全牌をどちらを選ぶかは。とりあえず周りに合わせて安パイ残しとくかっていう顔で切っている。
リーチの判断が少し雑なときがある。特に点数少ないとリーチを強引に選択しがちでダマや手替わり待ちが見えなくなっている。
・押し引き
守備寄り。基本的に天鳳準拠のような押し引きを行う。
ラスを逃れようとする押し引きという意味ではない。
リーチに対しては普通の守備寄りの打ち手と変わらないのだが、例えば他の人よりも鳴きに対してのケアが「相手がMリーガーだから高そう」という要素が少ない打ち手。
もちろん意識はあるのだが、その意識の割合が他のプレイヤーより少なめ。
いいことも多いが、それゆえに副露に対しての結構際どい押しも多い。
・副露判断
鳴かない寄りだがMリーガの中では普通。
特にいうことはない。
・状況判断
まずます行っているイメージ。
天鳳の癖&Mリーグの意識からか点数を持つと極端に放銃を嫌うように打ち始める。
本来、Mリーグは着順が全てではなく素点もあるのでいった方がいい手というのは往々にしてあるのだが、瑞原プロの場合は全ていかないようになる。
そのため、点数を持ったときの和了率が極端に少ない。
それが全体の和了率の低下にもつながっていると思う。
他の判断は悪くないのだがその点だけが大きく足を引っ張っている。
☆瑞原プロの麻雀スコア☆
74点!
以上になります!
U-NEXT Piratesのチーム戦闘力は100点満点中・・・
80点!!
四人の平均をとっています。
4チームの中では一番点数の高いチームとなりました!
◉おわりに
Mリーグファイナルまでの特別企画の第四弾。
いかがでしたでしょうか。
天鳳のプレイヤーは応援している人多いんじゃないですかね。チームとしてのバランスは一番いいと思います。
この結果をもとに明日、チームのファイナルでの順位予想をしていきます!(諸事情によりなくなりました)
楽しみにしておいてください。
あと、もちろんファイナル始まったらファイナルの観戦記事あげますよ〜
みんな大好きなMリーガーの打牌を正確に検証するやつですね。
今までと同様に、忖度なし勉強になる面白い感動する生きる希望が湧く親にありがとうと伝えたくなる記事にしますんでこちらも見てください。
それでは、さよならわせりん。
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