【Mリーグ】サクラナイツ全員の雀力をガチ採点。新鋭チーム大躍進の可能性は!?
こんにちわせりん、わせりんです。
Mリーグのファイナルが本当に目の前まで近づいてきましたね!
今日を入れてあと5日です!ワクツワクツしますよね。
さて皆さん。このとんでもない事実はご存知ですか?
「麻雀は運の要素が強いゲーム」だということを。
そうなんです。麻雀というゲームの性質上どうしても運がいいチームがMリーグで優勝してしまう可能性が高いんです。
そんなことない!って言いたい気持ちも分かりますが、それでは前年優勝したドリブンズは一年で実力が最下位まで落ちてしまったのでしょうか?
そんなことはないですよね。
運が絡むことは仕方ないことですし、それが麻雀のいいところでもあります。
運が絡むとどうしても本来の実力がわかりづらくなってきます。
そこで・・・
結局チームとして一番強いところはどこなんだ!
どのチームがこのファイナルで優勝すべきor優勝する可能性が高いんだ!
ということを数々の記事を書いてきた私が、
チームの各プレイヤーの実力や打ち筋を徹底分析&解説することで皆さんにお伝えしようと思います。
多分、どこよりも詳しく正確だと思います。何個牌譜見てると思ってるんですか。過去の記事見てもらえればわかると思います。
今からMリーグが始まるまでの5日間、毎日投稿していきます。
つまりファイナルに出る選手とチームは全員取り上げるということです。
Mリーグのファイナルが始まる前に、テンションを上げるためにぜひお読みいただければと思います。
全部無料にします。今までMリーグを批判してきた私への罰です。
あ、忖度は一切しません。
今回取り上げるのは。
新チーム、KADOKAWAサクラナイツです!
基本的にファイナルに進出した4チームをスコア順に紹介していきます。
それではどうぞ!
◉KADOKAWAサクラナイツ
【チーム紹介】
2019年に創設されたチーム。 名前の由来はKADOKAWAが埼玉県所沢市に建設中のところざわサクラタウンから名付けられた。
・沢崎誠(日本プロ麻雀連盟)
・内川幸太郎(日本プロ麻雀連盟)
・岡田 紗佳(日本プロ麻雀連盟)
の男性2名、女性1名からなる3人のチーム。
【各プレイヤー紹介】
NO.1 沢崎誠
・全体の特徴
一見よくわからない打牌をするが、その裏に秘められた意図を読み取ると非常に優れた一打を連発しているプレイヤー。ファインプレーの多さでいうとMリーガーでもトップに君臨すると思う。
ほとんどの選手は、思考が深い風なだけでその思考が足を引っ張ったりして、麻雀の強さとしていまいちなことが多いのだが、沢崎さんは別格。うまく麻雀にその思考を活かしている。
あまり取り沙汰されないが非常に柔軟な麻雀を打ち、状況に合わせた判断や鳴きの感度などもとてもいい。
独特の感性であたり牌を一点で止めたりするが、誰もが放銃を回避できるような場面で放銃したり、ノーテンリーチや少牌など凡ミスが多いのがたまにキズ。
それでもそれを凌駕するくらいの実力を兼ね備えた選手。
麻雀警察をブロックしている。
・手組み
打点と速度の中間をうまく渡る手組みをする。どちらかというと打点重視だが、Mリーガーの中ではかなりバランスの良い手組み。
状況によって安パイを切るか残すかを選んでおりその精度は抜群。
場況重視な打ち手で、自分があがるためにどのようにターツを切るか、残すかなどを常に考えているというか体が知っている感じ。
アシストや絞りなどはそこまで行わず、どんなときでも最後まであがりをみて基本的にはチームのためにたくさん点数を稼いで帰ってきてやる!みたいなスタンス。
実際点数をたくさん稼いでいる。
・押し引き
攻撃的に思われるが実はそうでもない。
親番と、自分があがれると感じたときだけゼンツの悪魔に魂をのっとられる。
悪魔が宿ったときのゼンツ力は他のMリーガーの追随を許さない。
やりすぎだろ!と思う人もいるかもしれないが、実際やりすぎなこともある。しかし本人はそしらぬ顔で危険牌を切っているからそれで良い。
あがりを最後までみることに神経を注いでいるせいか、危険牌を合わせ打ちしなかったり、完全安パイを切らずに放銃してしまうなど不用意なミスがたまにある。
なにか見えてるのかって感じでとんでもない牌を一点で止めたりする。
・副露判断
ザ面前派な風貌なのに、結構ポンチーする人。
特に、Mリーガーの中でも片あがりやバック、安手愚形の鳴きなど多用するわけでもないが良い意味で抵抗がなく使用する。
しかし、その鳴きの基準は基本に沿っていることが多く高い手なら全力で行くし、安い手なら安パイを抱えながら安全に打つことが多い。
鳴きの判断はかなり正確で、鳴いたということでミスをしていることはほとんどない。もうちょっと鳴いても良いかなとは思う。
・状況判断
彼の麻雀を支えている1番の長所。とくにリーチを打つべきか、ダマにすべきか、テンパイを取るべきか、手替わりを待つべきか。
の判断が抜群にうまい。
周りの雰囲気をうまく察知して好打を出す。
場況を加味して自分があがれるかあがれないかの判断もとても良い。ゼンツし出したらあがれると思ったサインなんで場をよく見て勉強してみよう。
あがれないと思ったら静かにしている。
☆沢崎プロの麻雀スコア☆
(Mリーガーで一番強い人を100点として数値化しています。)
100点
NO.2 内川幸太郎
・全体の特徴
M1グランプリ第4位に輝いた、オーソドッグスの一人といえばこの方。
相方の松本吉弘とともにまあまあ良い位置につけている。特徴として特徴がないこと。
目立ったミスもなければ目立ったファインプレーもない。しかし麻雀はそう思われるまでにかなりの実力が必要なので内川プロの実力は全体としては高め。
奇をてらったことをしないので雀荘に務める100人に聞きましたで一番得票数が多い打牌がこの人の打牌だと思って良い。
いつもオーソドックスに打つので東場と南場の打ち方に差がないプレイヤー。どっちが南場の内川プロでしょうクイズがあったら正解できる気がしない。良い面もあるが逆に状況や場況の変化に弱く、そこが1番の弱みとなっている。
あと、noteが全然面白くない。
・手組み
わせりん好みの手組み。どうでも良いね、はい。
他のMリーガーと圧倒的に違うのは打牌の素直さ。
字牌→19牌→中張牌の順番をここまで守っているMリーガーは他にいない。特に、安全牌を不要に抱えずに本当にまっすぐあがりに向かって手を進めていく。序盤に安全牌抱えないMリーガーランキングでは1、2を争う逸材。相手から明確な攻撃(リーチや鳴き等)が入ってから降りることを考える感じ。
決してディスではなく本当に良いと思う。変に安全牌を抱えるくらいならこっちのほうが絶対にいい。
ただ、打点のあるあがりではなく単なる「あがり」に向かう傾向があるので序盤に打点を見て大きく振りかぶるような打牌は少し苦手。一応ドラを持っておくというくらいはするが基本的には速度を意識した打牌が多い。
この打点を見ないというのも一つの弱点になっている。
受け入れや形を重視しているので場況によって〜みたいなことはあまりしない。
・押し引き
ちょうど攻撃と守備の中間くらいの押し引き。
イーシャンテンからプッシュすることはあまりないが、一度テンパイしてしまうとこれでもかと顔に似合わず押す傾向がある。
相方の松本プロと比べると内川プロの方が攻撃寄り。
ダマの警戒などもあまりせずに自分の手をあくまでも進めていく。
降りる際には回ろうとはせずに現物をきちんと切る。
・副露判断
判断自体は正しいことが多いが、ちょっと鳴きを増やしてもいいかなといった感じ。
大半の人が鳴くような、あがりに向かう鳴き自体はうまくいっているのだが、例えばケイテンを取る鳴きや面前が間に合わないと判断して安手で我慢する鳴き、周りに速度を合わせたりする鳴きが苦手。
内川プロが鳴いたらあがろうとしている。と思っていいだろう。
これもオーソドックスの呪縛といったところか。
こういった、麻雀の根幹のところはできているので細かい技術を身につけていけばどんどん進化していくと思う。
・状況判断
点数や、場況によって打ち方を変えることがないので打牌に起伏がない。
例えば、南二局のラス目でも東1局の平場みたいな打ち方をするので心臓が止まった人の心電図みたいに常に静かに局が進んでいく。
その辺りが、オーソドックスと言われる原因かもしれない。
場況を加味することをあまりしないので、枚数が同じであれば両面>カンチャン>ペンチャンの順に大事にするし、枚数が違えば枚数を重視する傾向がある。
いい部分もあるのだが、場況や点数状況を加味しない打牌というのは限界があるのでこの部分は内川プロの明確な弱点になっている。
☆内川プロの麻雀スコア☆
(Mリーガーで一番強い人を100点として数値化しています。)
78点
NO.3 岡田紗佳
・全体の特徴
基本的にはオーソドックスな打ち筋。特殊な打牌や変な打牌は滅多に見受けられない。
ただ全体として、判断の核となる部分がまとまっていないような印象。毎回打ち筋が微妙に変わっており同じ人ではないかもしれないと思う部分も。
おそらく、そのときの感覚に判断を頼る部分が多いと思うのだが、判断の元になる理論が定まっていないためそう映るのだと思う。
とはいえ、女性Mリーガーの中では麻雀の力としては最低ラインは超えている。
普段はそうでもないのだが、点数を持つと極端に守備型になる。
愚形のテンパイ即リーを結構打つ。
あとMリーガーでnoteが一番面白い。
・手組み
基本に忠実に進めていく。配牌時点で大きく振りかぶって高打点を見るというよりはとりあえず進めて途中で手役が見えればそちらも追うといった感じ。
手役を追う傾向はかなりあり、ドラは見切るのに手役だけはずっと見続ける。
三色やチャンタ、暗刻系の手役を見据えた打牌が多く見受けられる。
タンヤオも結構好き。
また、どちらかというと安全牌を持っての進行を好むが、先ほど述べたように字牌を切る切らないの基準が毎回少し違うように見受けられる。
かなりの良形ラバーズで、889とかの9を切って中張牌の浮牌を持っておくということが頻繁に見受けられる。
テンパイまでは良形を好むが、一度テンパイすると困ったような顔をして男気あふれる即リーを放ってくるので注意が必要。
・押し引き
どちらかというと守備寄り。
基本的にしっかり降りるが、イーシャンテンの段階で形に未練があるような手牌はなんとなく通りそうな牌1枚くらいはピコっと押す。
降り方が雑なことがあり、アンパイがあるのに違う牌を切ってしまったり(放銃したとかにはなっていない)、次のリーチに備えたアンパイの切り方ができていないときがたまにある。
しかし、副露などに対してのオリの感度は悪くなく、わりかし上手に降りている印象。
テンパイすると滅多に降りない。
・状況判断
基本的に状況判断はあまりしていない印象。場況の良さなどもあまり加味しないで打つ。その分状況の読み違えなどはあまり起こさない。
ただ、点数を持つと極端に守備型になりこれでもかというくらい安パイの保持率があがり、オリへの巡目がかなり早くなる。
また、点数を持ったときにリスクのある行動を取らないため気づいたらまくられてるとか、小さなトップとかが非常に多い印象。
沢崎プロがたくさん点棒をお土産に持ってかえってくるからいいのかもしれない。
・副露判断
かなり鳴かない寄り。
鳴いたときのテンパイ率が非常に高く、逆にいうとテンパイでなければ滅多に鳴かない。
イーシャンテンからテンパイへの鳴きはかなりラフに行うのでその判断が安くなりすぎたり、巡目が早かったりで間違っていることがたまにある。
が、基本的には鳴いたときは正しいことが多い。
字牌をため込む性質があるのでホンイツや安手の進行をもう少し使えるようになれば面白いと思う。
☆岡田プロの麻雀スコア☆
(Mリーガーで一番強い人を100点として数値化しています。)
60点
以上になります!
サクラナイツのチーム戦闘力は100点満点中・・・
79点!!
三人の平均をとっています。
これよりも強いチームが現れるのでしょうか。次回から期待ですね。
◉おわりに
Mリーグファイナルまでの特別企画ですが、いかがでしたでしょうか。
このチーム分析を全チーム行い、最後にその結果を踏まえて順位予想&優勝予想も行いたいと思います。
Mリーグを見るときの面白要素として使ってもらえれば。
運のパラメータがありますが、これは雀力よりも今回のMリーグでポイントを稼いでいた場合は大きくなり、そうでなかったら小さくなっています。
遊び要素なので、もちろんチーム戦力とかには影響させてませんww
サクラナイツの全体の印象ですが新勢力なのに平均の雀力は結構高いなあと思いました。
沢崎プロの存在が大きいですね。決勝はどのような分配にするかはわかりませんが、元も子もないこと言うと沢崎プロの出場回数がどれだけ多いかが優勝確率に大きく影響しそうです。
それってチーム戦なのと言われたらわかりませんwww
岡田プロも内川プロも本番までにどういった調整をしてくるか楽しみですね。
それでは次はセガサミーフェニックスの分析でお会いしましょう!
さよならわせりん。
【SNS関連】
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