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早稲田卒ニート12日目〜上田晋也という男〜

私の大学時代が「尾崎豊」と共にあったとするならば、私の高校時代は「くりぃむしちゅー」を抜きにしては形成されないと言ってよい。それほどに好きであった。くりぃむしちゅーのANNはラジオの古典的名作である。擦り切れるほどに聞いていた。

高校1年生の頃から、しゃべくり007が1番好きなテレビ番組で、ずっと欠かさず見ていた。特に上田の司会が好きであった。言葉遣いが良い。「この人は物凄く頭がいいんだろうな〜」と高校生ながら感心させられる言葉選び、声のトーン、タイミング。私は「テレビっ子」であったが、テレビで芸人が自分の聞いたことのない言葉を使うと、その場で直ちに辞書を引いて意味を調べていたりした。確かに語彙力が付いた習慣である。とりわけ上田は、言葉に対する私の好奇心をそそってくれる人でありました。一体どこの大学出身かと思って調べたら、何と早稲田!あの天下の早稲田!である。やっぱり頭良い人は格が違うんだなあと、半ば諦観してしまうほどの思いで上田晋也を見ていた。

実は私が早稲田を目指した最初のキッカケは上田晋也にある。

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