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「俺のサッカー」 4年・栗島健太

なぜサッカーをしているのか。

サッカーが好きだから?
少しはあると思う。だけどちょっと違うと思う。
サッカーしかないから?
それもあると思う。
でも、1番の理由は
「見ている人を楽しませる、喜ばせることができる」
から。

私がよく考えていることは、
あのプレーをしたら面白いんじゃないか。
きっとびっくりするだろうな。驚いてくれた嬉しいな。
ここで相手を止めれば味方が楽になるだろうな。
ナイスって言ってくれるだろうな。

そんなところだ。

サッカーには大きな影響力があることを私は知っている。

小学生の時、お父さんとトヨタカップを観に行った。

試合を観るよりボールを蹴っている方が好きだったから、あまり乗り気ではなかった。
ただ、観に行って良かったと思っている。
選手の名前とかそのチームがどれくらい強いのかとかはよく分からなかったけど、目の前でリフティングをしながらドリブルで運ぶ姿、それをみた観客からの大歓声、私はそれを間近で体感して
「すごい」
「やってみたい」
そう思った。

それからこれまでサッカーをずっと続けてきたわけだが、
今現在、楽しんでもらえるような、大歓声が上がるようなプレーができているか。

全くできていない。
なんなら去年の方ができていた。

そこには色々な要因があると思う。
去年であれば、チーム状況が良く、点の取れる選手が、アシストのできる選手がいて、自分は自分のやりたいことをやっていても勝てていた。

だから少しリスクがあってもプレーに大胆さがあったし、実行できる環境があるからアイデアもたくさん浮かんだ。

今年は何もない。
振り返っても、「あの試合は良かったな」って思える試合が1つもない。

チーム状況が厳しいから。
去年と違って必要とされている選手像が違うから。
最高学年としてやらなきゃいけないから。

この3つは今年よく頭に浮かんでくる。

点を取れる選手がいないから自分がならなきゃ。
4年なんだからもっとやらなきゃ。

そう思うことは間違ってないと思う。
ただ、それだけになっていないか。
勝手に自分で自分の領域を狭めていないか。

自分のサッカーがないなら私が試合に出る意味はない。
それなら、下級生が試合に出て、経験を積んだ方がよっぽどチームのためであると思う。

なら、自分はどうするべきなのか。
チームが求めている選手になるのはもちろん大事。それができるに越したことはない。

でもそれよりも大事なのは、
自分がなりたい選手になること。
常になりたい選手像をイメージしながらプレーをすること。

私はもっとサッカーを楽しみたい。その楽しさを観客席まで伝染させたい。

もう私のサッカー人生も2週間で終わるかもしれない。
この2週間で劇的に変化をするのは難しい。
なら今年出来なかった、
「俺のサッカー」
を見ている人に見せつけたい。
誰かの心に記憶に残る選手でありたい。


栗島 健太(くりしま けんた)
学年:4年
学部:社会科学部
経歴:柏イーグルス(我孫子市立我孫子中学校)→流通経済大学付属柏高校
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