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「相手志向」 4年・山中龍祐

面接官:
「あなたの強みを教えてください」

私:
「私の強みは相手志向で常に考えられるところです。私は昔のあることがきっかけでこの強みが形成されました。そして今ではこの強みが部活動での練習中や試合中だけでなく、部の広報チームでの活動や私生活で活かされています。(以下省略)」


就職活動の時、面接でこのようなことを話していたのがつい最近のように感じます。


上にも書きましたが、私自身のいわゆる自己PR的なことは、昔の”あること”がきっかけで形成され、今では友人や後輩と会話をする時や組織に属している時に大切にしている考えです。


昔の”あること”とは簡潔に述べると


「自分が病気レベルで走れなかったにも関わらず、『走れないキャラ』というレッテルを貼られ、誰にも心配されずチームで孤立した」


ということです。


結果的に、病院に行き原因が分かり、体力は戻るようになりました。

しかし、
「自分の状況を汲み取り、手を差し伸べてくれる人がいて欲しかった」

と率直に感じたのは今でも覚えています。


この経験をして、自分自身が嫌だったことを周りにはさせたくないという気持ちが芽生えました。

そしてこれを機に


「相手志向で常に考える」


ということを心に決めました。


少し抽象的かもしれません。

具体的に掘り下げると、

①「相手を思いやる、尊重する」
②「相手が何を考えてるか、今どういう感情なのか汲み取りアプローチする」

大まかに言うとこの2つでしょうか。


この2つに加えて、もう1つあります。

それは

③「常に周囲にアンテナを張り、仲間の成長や良い部分をしっかり認めて褒める」

ことです。


③は単純で、承認欲求が強い私は、小さい頃から褒められるためにサッカーをしてきた経験があったのですが、とある昔に良いプレーを何度もしたにも関わらず、味方からあまり褒められず悲しい想いをした経験があるからです。


合わせてこの3つです。
これらが今現在大切にしている考えです。


そして①〜③とは具体的にどういうことなのか。
ア式蹴球部という組織の中での私なりのアプローチを述べていきたいと思います。


①「相手を思いやる、尊重する」

・味方のプレーの選択と自分のプレーのイメージに相違があった時、否定的な言葉を発するのではなく、選択を尊重する。そして自分のやりたいプレーを味方に共有して次のプレーに活かす。

・ミーティングで意見が食い違った時、完全否定するのではなく、共感できる部分はしっかり認めた上で、自分の意見を述べ、相手の中に落とし込ませる。

・広報部の後輩が考えたアイデアを尊重しながら、自分なりの考えを提示して付加価値をつける。


②「相手が何を考えてるか、今どういう感情なのか汲み取りアプローチする」

・ア式に入りたてで不安でいっぱいの新1年生に対して、のびのびプレーできるような声かけをする。

・ある部員がケアルで死んだ顔をしている時、自分から歩み寄り相手の悩みを汲み取って自分なりのアプローチをする。


③「常に周囲にアンテナを張り仲間の成長や良い部分をしっかり認めて褒める」

タイトルそのままです。
私はサッカー人生ラストシーズンにも関わらず、ほとんどの時間をBチームで過ごしました。
1年間振り返った時に、始動の時より明らかに成長している選手が多くいると個人的に感じます。
常に周囲にアンテナを張り、練習中や試合中に起こった良いプレーを褒めること。これが良い雰囲気につながるのではないかと思います。

太一(武田太一・4年)が試合前によく言っていた

「良いチームは良い雰囲気から」

このフレーズこそが大切であると私も思います。


そしてア式蹴球部において仲間の成長や良い部分というのは、ピッチ内だけではなく”ピッチ外”でもあります。

特に、広報チームの皆さんと早慶戦メンバーには本当に感謝しています。
そして、後輩の仕事に対しての成長スピードが著しすぎました。(上から目線でごめんなさい。)
私の広報部での存在意義をかき消すように、後輩の活躍が今年は光ったと思っています。
本当に感謝してます。
ありがとうございました。


このように①〜③のことを無意識的に、時には意識的に行ってきました。

もちろん

「山中の強みは違う」

「この強みって逆に考えれば相手のことを気にしすぎるという短所にも繋がらないか?」

など様々な意見があると思います。

私自身も本当にこれが強みなのか疑問に思ったこともあります。


しかし


ここ最近、とある部員たちからこのようなことを言われました。


「一緒に仕事をやってきてやりやすかった」

「一緒にサッカーしてると雰囲気よく楽しくできます!」

「最近気になっている子がいて、ご飯に誘いたいんだけどどうすればいい?」

「山くんになら悩みとか打ち明けられるんですよね!」


ア式ライフを振り返ってみると、この組織で全く試合に関わることができなかった上に、ピッチ外でもそこまで突き抜けたこともできませんでした。

ア式蹴球部という組織において、私の存在意義(レゾンデートル)というものは果たしてあったのだろうかと思っていました。


しかし、仲間から私自身に直接伝えてくれたおかげで、

山中という人間が

この『相手志向』という強みによって、

仲間の感情を変化させたり、

頼られたり、

悩みを打ち明けられる存在になっていることに気づきました。


非常に嬉しいことです。


同時に、この私の強みである『相手志向』こそが、ア式蹴球部という組織において私の存在意義(レゾンデートル)であると気づくことができました。

そして社会人になっても、この私の強みを発揮し組織の中での存在意義を示していこうと決心することができました。


最高の仲間と出会えたことに感謝しています。
本当にありがとうございました。



最後に


ア式ライフも残り3週間程となりました。

残りの期間、この自分自身の強みというものを存分に発揮し、組織に良い影響を与えられるように最後までアプローチしていきます。

そしてア式蹴球部は今、残留争いの中リーグ戦を戦っている状況です。

「最高の仲間と歴史的残留を果たして終わりたい」

これに尽きます。
残りの期間、自分ができることを最大限組織に還元し、悔いなく終われるように取り組んでいきます。

引き続きア式蹴球部のご声援よろしくお願いします。


最後まで読んでいただきありがとうございました。



山中 龍祐(やまなか りょうすけ)
学年:4年
学部:人間科学部
経歴:東急レイエスFC(横浜市立東山田中学校)→桐蔭学園高校


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