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#Real Voice 2023

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ピッチでプレーする姿を見ていただくだけでは伝えきれない、部員一人ひとりの「リアルな声」が持つ魅力や価値にフォーカス。自身の「心の内」を赤裸々に綴ることで、まだ見ぬ「ありのままの姿…
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2023年9月の記事一覧

【#Real Voice 2023】 「前へ進む」 2年・森田大智

今回部員ブログを書くにあたって、テーマを決めるのにかなりの時間が掛かった。 「前へ進む」 私は何故このタイトルにしたのか。その理由は主に2つある。 1つ目は、前へのプレーを増やしていきたいから。現状、私のプレーには物足りなさを感じる。その1番の理由は怖さが足りていないからだと思う。安牌なプレーの選択が多いことやターンが出来る場面で後ろを向いてしまうことなど欠点が多々ある。これまでのサッカー人生において「上手い選手は他にも沢山いる」と何度言われたかは分からない。 「ゴール」

【#Real Voice 2023】 「考える葦」 2年・村田新直

「人間は自然のうちで最も弱い葦の一茎にすぎない、だがそれは考える葦である」(パスカル) 最近この一文の意味がようやく分かるようになってきた。 私は先月、6年ぶり2度目の顔面陥没骨折をした。 あの日は最悪な1日であった。 9時からAチームの練習に参加し、15時からBチームの練習試合に出場するという鬼畜なスケジュール。自転車で東伏見グラウンドに向かっている途中で突然のゲリラ豪雨。何とかモチベーションを保ち出場した練習試合、開始5分で顔面骨折。唯一良かったことがあるとすれば阪神が

【#Real Voice 2023】 「歴史を背負って立つものとして」 2年・髙見真史

3勝5分14敗 勝ち点14 総得点17 得失点差−23 最下位 これは去年の早稲田大学ア式蹴球部の関東大学サッカーリーグでの戦績です。歴代の先輩方が守り抜いてきてくださった関東一部の舞台から降格させてしまいました。 「日本をリードする存在になる」というテーマを掲げながらもそれを達成するには程遠い最下位降格という結果。入部一年目から厳しい現実を突きつけられ、それに対し自分が何もできなかったという事実に大きな敗北感や無力感を覚え、それを受け入れることがなかなかできませんでし

【#Real Voice 2023】 「ココロオドルホウへ」 2年・谷口航大

今年は何を書こうかなと考えていましたが、生まれて初めての大怪我をしたということでその頃の心境と怪我人生活で感じたことについて書きます。   2023年2月1日、去年は不甲斐ない結果でシーズンを終えたため、今年はやるぞという気持ちを持ちながらも学年は2年になり、監督の交代と新しい風が吹くことの期待を込めて新シーズンがスタートした。初日から5分間走5本とえげつない走りをしたことは衝撃であったが充実感もあった。プレーの調子が良くて怪我人が多発したこともあり、最初の方からAでプレ

【#Real Voice 2023】 「まだまだやれる」 2年・本保奏希

ア式蹴球部(以下ア式)に来て気付けば2年目もあと数ヶ月で終わろうとしている。 時が過ぎるのはとても早い。 このままあっという間に大学生活が終わってしまうと考えると、自分にはやらなくてはいけないことがまだたくさんある。 そう感じるのはこの1年で多くの変化があったからだ。 監督が変わったり、後輩ができたり。 そんな多くの変化があった年の中で自分の中での大きな変化を2つ、この部員ブログに書いていこうかなと思います。 拙い文章ではありますが最後まで読んでもらえると嬉しいです。 まず

【#Real Voice 2023】 「成長に貪欲に」 1年・武沢健伸

はじめまして。 この度、部員ブログを書かせていただきます、1年の武沢健伸です。 1年生の締めということで少しプレッシャーもありますが、このあとは素晴らしい先輩たちがいるので自分は気楽に素直な気持ちを書いていきたいと思います。 長い文章ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。 まず初めに自己紹介から。 私は生まれてからずっと茨城県で育った生粋の田舎者です。高校では地元のつくばを離れて、鹿嶋で寮生活をしながらサッカーに打ち込みました。普通の高校生では考えられないほど遊びと

【#Real Voice 2023】 「ゴールがもたらすもの」 1年・伊藤猛志

はじめまして。今回部員ブログを書かせていただくスポーツ科学部1年、伊藤猛志です。まとまりのない文章になっていますが最後まで読んでいただけると幸いです。 「サッカー楽しくないな」 最近そう思うことが増えたように感じる。 パスが繋がらない、ボールをキープできない、ヘディングが勝てない、そして何よりもシュートが決まらない。 ただただ自分に苛立ちを覚えていた。 私は学年に3人しかいないスポーツ推薦でア式蹴球部に入部した選手だった。私以外の2人はトップチームでプレーしている。

【#Real Voice 2023】 「導く存在」 1年・青柳龍次郎

こんにちは。 今回、部員ブログを担当させていただきます。スポーツ科学部1年の青柳龍次郎(あおやぎりゅうじろう)です。 文章を書くことは大の苦手です。 大変読みづらい文章かもしれませんが、最後まで読んでいただけると幸いです。 今回は今までのサッカー人生について触れ、僕がどのような選手で、今後どのような選手になっていきたいかを書いていこうと思う。 僕は6歳の時にサッカーを始めた。 サッカーを選んだ理由はあまり覚えていない。 多分、兄がやっていたからだと思う。 小学生の自分は

【#Real Voice 2023】 「Made my day」 1年・谷岡拓

試合終了の笛が鳴る。この響きをグラウンドで聞くことはもうないだろう。そんなことを思った高校最後の公式戦だった。 中学から静岡学園に進学するために、愛知県から出てきた少年の夢の閉幕でもあった。 しかし、私は今、ア式蹴球部に所属している。 私は、止まった歯車をもう一度回し始めたのだ。 またいつ止まってもおかしくない、そんな錆びだらけの、「サッカー」と「人生」を噛み合わせた歯車。 それは、決して綺麗に回る事のないもの。 中学では2年生の頃から試合に出させてもらい、3年生

【#Real Voice 2023】 「清算し、前へ。」 1年・関紀信

私は世界で1番の弱者である。でも、弱さを自覚した弱者は勝者になれると本気で信じている。 サッカーを始めて今年で13年目。地元のチームで始め、中学のころは三菱養和調布JYでサッカーをした。ユース昇格は叶わなかったものの、早稲田実業へ進学をし、サッカーを続けた。 改めて振り返ると、順風満帆なサッカー人生だったと思う。全国大会に出たことはないものの、東京都選抜や国体に選ばれることもあり、多少なりとも自信があった。 ユースに落ちた際も不思議と自信を失うことはなかった。 しかし早稲

【#Real Voice 2023】 「拘れ」 1年・久保寿輝

こんにちは。この度、部員ブログを担当させていただく、1年久保寿輝です。 この機会に自分が持つ思いを言葉にします。 拙い文章になってしまうかもしれませんが、最後まで読んでいただけると幸いです。 「1%の努力」 最近私が読んだ本の題名です。 題名を見た時、自分が今までに努力したことは何だったのか考えた。 まずは私の過去を振り返ろうと思う。 小学校のクラブチームでは週3回の練習と土日に試合という繰り返しの日々。だが自分は塾にも通わせてもらっていたために週2回の練習と、時間が

【#Real Voice 2023】 「まっすぐ」 1年・今西正之輔

高3の春、私は高校の部活の引退を機にサッカー人生に幕を閉ざそうと決めた。 それは高校でのレベルの高い仲間たちと競争を通じて自分の力に限界を感じたから、そんな理由だったからだろうか。 心の中でどこか辛いことから逃げる弱い自分がいた。 高3、新チーム始動後すぐにケガをした。 その復帰後くらいから自分のプレーに一切の自信を失った。 何をしても思い通りにいかない。周りの声が怖い。パスが来ることさえ怖かった。 間違いなくスタートで試合に出ていた11人で自分が1番足を引っ張っていたと今

【#Real Voice 2023】 「誓い」 1年・高橋作和

はじめまして。 この度、部員ブログを書かせていただきます。 法学部1年の高橋作和(たかはしさくかず)です。 拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。  初めてのブログということで何を書こうか非常に悩みましたが、私のサッカーに対するありのままの思いと、大学4年間での目標をここに記したいと思います。 まず目標を語る上で高橋作和とはどういう人間なのかを書きたいと思う。 ア式蹴球部には入部する条件としてランテストというものが設けられている。大半の選手は1回

【#Real Voice 2023】 「弱い自分から、もう逃げない。」 1年・上原花怜

こんにちは。 この度部員ブログを書かせていただきます、1年マネージャーの上原花怜です。 今までの自分と、ア式蹴球部に入部した経緯、これからについて自分の思いをつづりたいと思います。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。 いきなりですが、皆さんには趣味がありますか? ピアノ、バイオリン、水泳、バドミントン、書道、フットサル、スキー、勉強。これらは私の趣味です。小さい時から、やりたいと思ったことはやらせてもらっていました。 幼稚園生の時から習い始めたピアノ