『ときめきトゥナイト』という世界をご存知ですか?

皆さん、こんにちは。今回ブログを書かせていただきます、広報員Tです。

しがないあるオタクの文章ですが、最後までお読みいただけると幸いです。

さて、今回ブログを担当させていただくことになり、せっかくの機会ですし、自分のオタク人生の原点となった作品を皆さんに紹介しようと思います。その作品とは・・・

『ときめきトゥナイト』です!

私と「ときめきトゥナイト」との出会いは小学生のころ、母から勧められたことがきっかけでした。読んでからというもの、真壁俊という存在がかっこよすぎて夢中になり、お気に入りのページの端っこに折り目をつけたりして・・・なんて私の話はどうでもいいですね、すみません。

では早速、『ときめきトゥナイト』の魅力的な世界をのぞいてきましょう!!


1.『ときめきトゥナイト』って何??


「そもそもときめきトゥナイトって何なん?」「ときめきってことは少女漫画?」などといったお声もあると思い、まずは大切な基本情報をご紹介します。

『ときめきトゥナイト』は、1982年から1994年まで少女漫画雑誌『りぼん』(集英社)にて連載された、池野恋先生による少女漫画です。それもただの少女漫画じゃあございません。ときめき・笑い・涙すべてが揃い、かつファンタジー要素満載の少女漫画なのです!
もうドキドキわくわくする字面でしかないですよね!!
そして連載年数からも分かるように、ときめきトゥナイトはかなりの長編ストーリーで、大きく三部作に分かれています。一つずつヒロインは違うのですが物語は繋がっており、作品内の時の流れにのって楽しむことが出来ます。また、読めば読むほど作品の深みが増していき、自分の年齢が上がって読むとまた違う感想を抱くこともあります。こうして私は何度でもときめきトゥナイトの世界に足を踏み入れています。
締めの文ではありませんよ?
まだまだこれからです。
では、そんな『ときめきトゥナイト』の魅力的すぎるストーリーについて紹介します!

2.一言では言い表せない最高のストーリー

本当は三部作すべてのストーリーを紹介したいのですが、あまりにも長くなるため、第一部のお話のみ紹介させていただきます。また、これ以降多少のネタバレが含まれますのでご注意ください

第一部では、江藤蘭世というかわいい女の子がヒロインです。ここでおもしろいのが、蘭世は吸血鬼である江藤望里を父に、狼女である椎羅を母にもつ女の子ということです!ちなみに、鈴世という弟とペックという喋るオウムのペットもいます。この江藤一家は、魔界という能力者やモンスターしかいない世界の出身で魔界人なのですが、様々な事情があり人間界で人間のふりをして暮らしています。

そんな蘭世は転校した学校先で隣の席にいた真壁俊に一目惚れをしてしまい、両親が喧嘩している夜も真壁くんのことばかり想っています。この真壁俊という男、とにもかくにもかっこいいのですが、この話はまた後程。

積極的に俊にアプローチをする蘭世ですが、俊の幼馴染である神谷曜子と早速ライバル関係になり前途多難な恋の道を歩み始めます。そして、その恋の道にはもう一つ大きな問題がありました。

それは、蘭世は魔界人であり、俊は人間であるということ。

人間は人間と結ばれる、能力を持ち永遠を生きる魔界人は魔界人と結ばれる。これは蘭世にはどうしようもないことで、とても高い壁として蘭世の前に立ちはだかります。しかし、蘭世は負けません。様々な困難が降りかかっても俊を一途に想い続けるのです。

一方、蘭世の両親は魔界の大王から、「人間界にいる息子を探せ」という命令が下されます。魔界にはアロンという王子(もちろん大王の息子)がいるので、大王には実は二人の息子がいたということになります。もう一人の王子がなぜ人間界にいるのか、いったい誰なのか。

ここから物語は大きく動いていきます。

・・・ここまで書きましたが、これは序盤も序盤です。いや、序盤も書ききれていないかもしれません。これから先の部分を書きたい気持ちは山々なのですが、あまりにも盛大なネタバレになり、かつ非常に長くなるので、個人的に考えた第一部のポイントを挙げてまとめとしようと思います。

①蘭世の恋の行方

②人間界にいる王子とは?

③人間界と魔界、そして・・・?

本当に大雑把ですが、この三つが大きなポイントになるかなと思います。
気になるという方にはこの一言しか言えません。
「ぜひぜひ読みましょう!!!!!!!!」

3.最高のストーリーを彩る最高のキャラ達


『ときめきトゥナイト』には非常に多くの登場人物がいます。
一人一人が個性的で魅力溢れているのですが、全員を紹介することはここではできないため、江藤蘭世・真壁俊・神谷曜子の三人にしぼってご紹介します。
多少のネタバレと私情が含まれますのでご注意ください。

・江藤蘭世

吸血鬼と狼女のハーフで、能力は嚙みついた相手に変身できることです。ちなみにくしゃみをしたら元の姿に戻ります。蘭世の好きなところは、俊に対して本当に一途なところです。また、様々な困難や危機が降りかかっても、蘭世なら何とかしてくれると読者に思わせる心強さもあります。
表情豊かでかわいくて一途、そして困難に立ち向かう姿はかっこいい。読み進めるほど蘭世のあたたかさに、強さに胸をうたれること間違いなしです。

・真壁俊

小さいころからボクシングを習っており、売られた喧嘩は買うタイプ。そして最高にかっこいい。最高にかっこいいのです。相当な鉄仮面なのですが内に秘めているものはとても熱い男です。それでいてシャイなところがまたかわいい。一体何人の読者を虜にしてきたのか見当もつかないほど、真壁俊には語り切れない魅力が詰まっています。ツンデレで不器用なところもあり、決して完璧ではありません。しかしそんなところもあわせて、真壁俊 なのです。

・神谷曜子

俊の幼馴染であり、蘭世と同じく俊に恋心を抱いている天然パーマの女の子です。ちなみに神谷組組長の娘です。三部作すべてを読んで、印象が良い意味で変わる登場人物の一人なのではないかなと思います。序盤は蘭世のライバルという立場のみでしたが、だんだんと物語にいないと物足りなく感じる存在になります。年が経つほど、自分の想いに一直線な神谷さんの素敵さ、かっこよさが胸に刺さる深いキャラクターです。
曜子姉さんと呼ばせてください。

この三人の他にも魅力的なキャラクターが大勢います。
誰一人として被らない魅力を持ったキャラクターたちに、あなたも会いにいきませんか?

4.終わりに


ここまでお読みいただきありがとうございました。

『ときめきトゥナイト』の続編である『ときめきトゥナイト それから』が現在「クッキー」(集英社)にて連載中です。池野先生、本当に大好きです、ありがとうございます。
また、7月には「ときめきトゥナイト展」も実施されることもあり、このようなブログを書かせていただきました。

『ときめきトゥナイト』は一度読んだら心から離れない、永遠に生き続ける世界です。
「ここのシーン昔から好きだな」「あれ、何かここのシーン前と比べて感動するな」というように、自分の人生と共に振り返ることのできる作品です。

今回のブログでは、ときめきトゥナイトの と の一文字分も魅力を語れていないと思います。
愛、友情、信頼、家族など、挙げればきりがない魅力が詰まっている
『ときめきトゥナイト』
ときめきいっぱいの素敵な世界に、
皆さんもぜひ足を踏み入れてみてください。
このような自己満足なブログを最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!!
では、ときめき溢れた世界でいつか会いましょう。

〈画像引用元〉
・「まさかの続編スタートでトレンド入り! 『ときめきトゥナイト』衰えない人気の秘密とは」

・「ときめきトゥナイト 新装版1/池野恋」

 「ときめきトゥナイト 新装版2/池野恋」

 「ときめきトゥナイト 新装版3/池野恋」

・「ときめきトゥナイト展」


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