「思い出深い場所」Part3 ∼龍の松∼

こんにちは!しおりです!
今回の記事では「龍の松」についてご紹介します。

龍の松とは

「岩井崎の先端部に立つ龍(辰)の形をした松は、東日本大震災の津波によって幹や枝などが被害を受けたものの、一部が奇跡的に残ったことで姿を現したものです。高さ約2.5m、幹周り約1.7mで、大きく曲がった幹と折れた枝が、まるで龍が昇る姿に見えることから「龍の松」と名付けられました。その後大震災から時が経ち、傷みが激しく一時は枯死状態となりましたが、復興のシンボルとして長く保存する為の加工が施され、平成28年に現地に設置されました。」
気仙沼観光機構「気仙沼さ来てけらいん」から引用
(https://kesennuma-kanko.jp/龍の松/)


伝承館の近く、岩井崎には松の木が残っています。
私たちは昨年の夏、初めて岩井崎を訪れました。


おだやかな海

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岩井崎では、一本の松の木と海を一緒に眺める事ができます。激しい津波により曲がってしまった松の木の後ろには静かで穏やかな海。ちょうど訪れたのが夕暮れ時だったこともあり、思わず感傷的になってしまう景色が広がっていました。

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龍の松を左手に一段下に降りると、より海に近づく事ができます。この日は波が穏やかだったので私たちは15分ほどここでぼーっとしてしまいました。

気仙沼は海と共にいきる町です。
気仙沼の海には様々な表情があります。

町を支える豊かな海産物の住処、近所の人が集まる祭りの会場、人に寄り添う穏やかな景色、そして…街を襲った津波のような自然の脅威。

龍の松では、そんなたくさんの海の表情を感じる事ができます。

龍の松がある場所は、気仙沼の市街地からは少し離れてしまいますが、天気がいい時にぜひ訪れてみてください。

ー龍の松ー
車で行く事をお勧めします!
最寄駅:JR気仙沼線BRT陸前階上駅(徒歩30分弱)
所在地:宮城県気仙沼市波路上岩井崎1-1

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