レコーディング
Navy Sugarのレコーディング。
夜にせかせかと準備を進め
深夜1時くらいにドラムとベース録りが始まった。
このバンドのレコーディングは割と特殊で、エンジニアさんやバンドの予定が見事に合致した瞬間の動き出しが命である。
未確定要素が重なるスケジュール。
それくらい関わってる皆さんが一流で、忙しい。そんな方達と音楽を形にできることがとてつもない幸せである。
今だ。行ける!録れます!!
うぉーー録るぞー!!な日々。
そんなレコーディングをここ1年間くらい
"Thirteen Colors"制作時からやってるおかげで、普段絶対に使わない柔軟な筋肉が備わった。
いつ何時でも最高のテイクを歌えるようにしないといけないから。
いま歌える?と問われたとして
今までの自分だったら、『今日は無理だろう』とか『しっかり準備しないといけない』だとか
そんなことを言って断っていた気がする。
(もちろんある程度の準備は必要かもしれない)
でもその回答は正解で
それくらい準備しないと至らない存在だったのは確かだ。
でも最近思うのは
どんな環境でもどんなコンディションでも
自分の実力を最大限発揮する力。
瞬間爆発力と対応力みたいなのが大事で
そんな場面に直面するたびに
音楽ってスポーツだなぁと思う。
今この瞬間に最高のパフォーマンスをしないといけなくて、その結果が全て評価されること。
でも、なんだってそうか。
生きるってスポーツ。
ドラム、ベース録りが1曲終わって
時計を見たら朝の5時。
あと6時間後には別のレコーディングスタジオで、もう1曲のレコーディングが始まる。
何時間後かには歌わないといけない。
やっぱり狂ってる。
そして楽しい。
これがレコーディング。
完成がとても楽しみ。
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