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樹海へ行った日

こんにちは、主です。
今回は、悶々とする日々の中、ついに禁断ともいえるスーサイド目的での青木ヶ原樹海に足を踏み入れてしまった時のお話をします。

その日はとても蒸し暑い梅雨の一日だったことを覚えている。梅雨入りしていたかは忘れた。
その日は大学のテストがあったものの、馬鹿な私は午前中にアルバイトを入れていた。それに向かうため、最寄り駅までチャリを漕いでいたのだが、交差点を直進しようとしたとき、わき道から飛び出してきた外国人の乗った自転車と衝突してしまったのだ。自転車は多少の損傷を受け、ブレーキハンドルの固定具が取れてしまい、修理しないと乗れない状態になってしまった。また、身体も地面に打ってしまい、むち打ちのようなものになってしまったため、
そんな状況のため、アルバイトはすぐに休みの連絡を入れた。 ただ、何を血迷ったのか、変なところで対応の甘さを発揮してしまい、事故を起こされたのに警察にすぐに通報しなかったのだ。相手は自称日本語が話せない外国人。わざわざ日本を選んで働きに来ているからここで棒に振るわせるのももうしわけないなと変な情を持ってしまったのだ。そもそも、運転免許を持っていたりなど、日本の道路交通法を知っている人間だったら、なんで事故を起こした側が通報しないんだとなるが。おかしいだろ。
その後外人に逃げられた後に通行人が警察に通報してくれたが、ひき逃げにの扱いになってしまった。
その後は満身創痍のため家に出戻り休養した。しかし、そこでもやらかしてしまった。寝すぎてテストに間に合わない時間になってしまったのだ。
いつもは自転車通学をしていたのだが、今日は自転車が壊れてしまいできない。そのためバス通学に戻ったのだが、ここは1時間にバスが1本しか来ない。そのため、13時の講義開始に間に合わせるためには11時台のバスに乗らないとならないのだ。しかし、寝坊してしまった。
仕方ないので13時台のバスに乗って大学へ行くことに。しかし、大学最寄りのバス停を寝過ごしてしまった。そのままバスはターミナル駅へ。そこで最悪のことを思いついた。「そうだ、このまま樹海へ行ってあわよくば消えてしまおう」と。今から新宿に行けば15時の富士五湖行のバスに間に合う。そのまま乗り継げば樹海まで行く終バスに間に合うことがわかった。そう思い立ったらすぐさまJR線に飛び乗った。JR線、高速バス、路線バスと乗り継ぎ、確か富士急バスの精進湖近くのバス停で降りた。
さぁ、樹海だと思ったものの、結局生きたい意欲があったのか、精進湖の近くでしどろもどろしてしまった。そうしているうちに通行人に警察を呼ばれ、お恥ずかしながら警察のお世話になる形となってしまった。誰か迎えに来てくれる人がいないと返せないらしく、結局家族を呼ばれ、帰ることになった。

結局あの後日常生活が送れなくなるほど病み、大学にも行けない状況が続いた。何とかアルバイト先には迷惑をかけんまいと出勤したが、どうしても体のふらつきなど、体調不良を指摘され、そちらもしばらく休むことになった。もともと人生終わりやてきな感じでいたので、その割には散財をしてしまい、その返済にも苦しんだ記憶がある。仕事の話は後日記事にしようと思う。

そんなことを経験して生きて帰ってきてもなお結局希死念慮だけが増えていく日々が続き、今でも続いている。そう思うと樹海に気持ちが向くときがある。自宅で死ぬと不動産価値が下がって迷惑になるし、さすがに轢かれてやるわけにもいかない。

それに、その学期の大学の単位は失い留年が確定したし、仕事も辞めることになりそうになった以上うかつに何もできなくなった。結局精神障碍者に残された道というのは少ないのだ。

最後までお読みいただきありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう。

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