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リモートワークで大切なこと

椅子だ、椅子。
合わない椅子を使ってるとほんと腰が辛くなるから。
ハーマンミラーとは言わないけど、長時間座ってても大丈夫な、それなりの椅子とかクッションは必要ですよ。ほんとに。

まあ、椅子だけでなく、いろんな環境も大事ですけどね。
タイトルは釣りで、リモートワークしてて思ったことをダラダラ書いていきます。

自分の場合、世間がリモートワークに移行し始めた 2020年の 3月くらいには、仕事先は全くリモートに対応する気配がなくて。
挙句の果てに、他のフロアではあるけど感染者が出ちゃったりもして、やっとのことでリモートワークに対応できたのが 4月も下旬になってから、そろそろゴールデンウイークも始まるかという頃でした。
もうね、4月中は辛かった。
通勤電車がどんどん空いていく中で、自分はいつまで出勤しなきゃいけないのかと思うと悲しくなるし、友人の一人は感染して入院するし、自分もこんな生活してたらそのうち感染して、高齢だし基礎疾患もあるしそのまま重症化して一生を終えるのかなと。
って書いてて思ったけどほんと精神状態やばかったんだな、あの頃。

そんな感じで、もう休職を申し出るかいっそ辞めようかと思ってた頃に、やっとリモートワークができる体制になりました。
とりあえず辞めないで良かった。

で、4月下旬からやっとリモートワークを始めたわけですが、ほんと自分には向いてました。
就職してからずっと、仕事いやだなぁ、働きたくないなぁ、会社行きたくないなぁと思いながら今に至るわけですが (大人としてそれもどうかと思う)、何が一番嫌かって、朝決まった時間に起きて、電車に乗って会社まで行くのが嫌だったんですね。
この出勤というプロセスがなくなったらあら不思議、決まった時間にPCを立ち上げてログインするはそんなに苦痛じゃないし、仕事内容自体はどうしても嫌ってほどでもなく、長年やってるからそれなりにこなせるし。
これだったらなんとか続けていけるかなって感じです。

緊急事態宣言が解除された5月25日以降も、幸いなことに出社を強要されることもなく、リモートワークを続けたい人はそのまま継続、出勤したい人は出勤、ただし全体で出勤する人は半分以下にせよ、ってことになりました。

出勤したがる人なんてどれくらいいるのかね、と思ってたら、これが意外と多くてびっくり。
まず、小さな子供のいる男性ね。確かにリモート会議でも、マイク越しに「パパ、ねえねえパパー」などとお子様の叫び声が聞こえてた人、大変そうだった。
じゃあ小さな子供のいる女性はどうすんだよ、って話もあるけど、今の仕事関係者って9割以上が男性なので、ワーキングママの事情は良く分からないのです。興味もないし。ゲイですもの。

あと、狭いワンルームに住んでる若手社員も、出勤する方が良いんだそうです。部屋に閉じこもってる方が辛いんだって。
加えて今どきの若者は、自宅にネットワークの固定回線がなくて使うのはスマホのみ、なんて住環境だったりする人もいて。

中間管理職が出勤したがるのは、まあ分からんでもない。ただ、自分のチームは全員出勤させようとか言い出したときは止めたけどね。
リモートだとどうしても部下がサボってるに違いないと考えてしまうらしい。アラフォーでも管理職となるとこういうオッサン的な思考になっちゃうのかね。
女性なんだけどさ、この人。

ただ、リモートワークの欠点というのも確かにあって。
もう終電だから帰ろう!が出来ないんですよ。
仕事なんてもう嫌だ、帰りたい、と思っても既に帰ってるという・・・
若い頃よりはそんな残業しまくる機会も減ってますが、ここまで片づけたら終わりにしよう、とかやってるうちに、つい働き過ぎてしまいがちです。

それから、いくらリモート会議やチャットで意思の疎通ができるとはいえ、対面で話すのに比べたらまだるっこしいし、情報量も落ちますね。
あ、それより運動量。
ほんと意識しないと体を全然動かさずに一日終わるので、用がなくても仕事の後は近所を歩き回るようにしてます。徘徊老人と呼ばないで・・・

通勤定期も切れてそのままだから、生活範囲が徒歩圏内で完結しがちです。仕事帰りにスポーツジムに寄るなんてこともなくなり。わざわざ電車代払ってジムに行くのはせいぜい土曜日くらいになりました。
そして激減したのは、ゲイバーに行くこと。
そのうち別記事で書きますが、ほんとバーには行かなくなったな。
(追記。書いた。)

まあでも、気楽な一人暮らしで、住居はそんなに狭くもなくネットワーク環境もPCもあって、リモートワークで不自由を感じない自分は幸運だったと思います。

何より幸運だったのは、リモートワークが可能な職種だったことだな。

医療とか輸送とか販売とか、生活に必要でリモートワークするわけにいかない職種の皆様には頭が下がります。

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