DAY 6 すこし辛い塩麹炒め

昨日なかなか寝付けなかった私は少し遅い8:00に起きて、1階で着々と朝ごはんの準備をした。今日は初ガレットを作った。夫は8:50に起きたので今日もテレワークだ。

昨日の報告を友人にLINEする。"とりあえず良かったね""自分のことも労わりながら過ごすんだよ"と言ってくれた。やさし。今日の夫は静かに仕事をしていた。

母からもLINEが来た。今日休みだからいつでもLINEでも電話でもしてきてねと言ってくれたので、お昼ご飯に野菜うどんを作り食べたあとコッソリ外へ出て母に電話してみた。ちなみに今日はめっちゃ寒い日。

母の声は温かく時々冷たい。でも基本的に私の思いを汲み取りながら頷きをくれるのでありがたい。"1,2年くらい頑張ってまだ無理そうだったら、その時はお母さんがもうやめときって言う"と言われた。そうならないように今頑張っている訳なんだけど、だからこそ1,2年は片目を瞑って耐えてみたら何か変わるかもという希望的観測からの言葉らしかった。

うーん、1年も目がなかなか合わない生活を私は耐えられるんだろうか。切なくなってしまった。他にも仕事のこととか夫のプライドのことを考えて苦しくなった。

思ったよりも母との通話が長くなり、15時前に家に帰った。夫からは特に声かけはない。

部屋に入ると夫が『あーもう、無理』と言う声が聞こえてきた。様子を伺いつつ「お疲れさま。何か飲む？」と尋ねると『うん。…でも俺も1階行くけどね。』と言われた。なんかよくわからなかったが、とりあえずアッツいそば茶を淹れて持っていった。

時が進み、晩ご飯前。「今日は何作るの？」と夫から声をかけてくれた。夫から声をかけてくれることはここ数日なかったはずなので喜んだ。

「えっと、もも肉の塩麹炒めと、あと『わかった』
  ……うん、他にも色々作るつもり。」

聞かれたから応えたのに全て言い終える前に切られたので少し心の中でモヤッとした。しかも目を合わせずにだ。

負けてたまるか、と思いつつも悲しい気持ちがグッと押し寄せる。今は耐えだ。ちなみに明日 夫はテレワークじゃないらしい。明日の私はどんな顔で過ごすのだろうか。お弁当の作り置きはバッチリだけど…ただ不安だ。

惺