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事業の成長を見据え、金融視点から強める会社のガバナンス力【就任インタビュー】

2022年3月31日、ワープスペースは新取締役2名の選任、COO(最高執行責任者)とChief IP&Corporate Strategist(主席知的財産・経営戦略官)の新設および各1名の選任を発表しました。
今回の記事企画では、多彩な4人のメンバーにプレスリリースでは語り尽くせなかった意気込みを語ってもらいます。2人目は新たに取締役に就任したCFO北原明子です。

北原の入社までの経緯などについては、メンバーインタビュー記事も併せてご覧ください。

-取締役就任にあたって、今どんなお気持ちかを教えてください

まず率直に、光栄に感じ、責任の重さに身の引き締まる思いです。

2021年にワープスペースに参画してからの約10カ月、会社の規模や事業が徐々に次のステージに移行していると感じております。その過程で、コーポレート機能の拡充と経営力の強化が必要になってきました。私自身は、約30年にわたり金融業界でキャリアを重ねてまいりましたが、グローバル企業での経験をベースに組織体制の整備や強化に貢献できればという思いでおります。

-金融業界の視点から、今ワープスペースを取り巻く環境をどう見ていますか?

ワープスペースのステークホルダーは国内にとどまりません。グローバルな事業展開であるからこそ、世界情勢の影響を受けざるを得ません。特に、物流やサプライチェーンなどに対しては、直接的な影響が及ぶ可能性もあり、そのような不確実性はリスクといえるかもしれません。ただ、我々スタートアップは環境が不安定だからと言って挑戦を先送りにすることはできません。

幸いにも、ワープスペースのメンバーそれぞれがプロとして柔軟な思考をもっておりますので、組織のレジリエンス力を高めながら変化の波を乗り越えていけるだろうと確信しています。

このような不確実性が高まる環境下だからこそ、私が貢献できることは、会社のガバナンスや体制を着実に強化し、企業価値の向上させていくことだと感じています。またその状況を各ステークホルダーの皆さまに真摯に発信していくことも大事にしていきたいと思っています。

-最後に、取締役としての意気込みを聞かせてください

宇宙業界に携わって約1年と、業界についてはまだ知らない事が多くあります。しかしその分、客観的に見れるものもあると考えています。

私が入社する頃に掲げていた計画に、今まさに着手していける状態になりました。もしかすると「まだ早すぎる」と言われることもあるかもしれません。それでも、敢えて次の一手を打ち続ける。そしてその先に我々ワープスペースが何を実現していきたいのか、どんな事業に取り組むのかが、皆様に伝わっていくのだと思います。

また、以前のメンバーインタビュー記事で縁の下の力持ちという表現をしましたが、その気持ちは今も変わっていません。日々の業務内容はそれほど変わらないと思いますが、これからは取締役としてより一層会社がいい方向に進んでいるかどうかという視点を持って会社とともに成長していきたいと考えています。

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