2020/06/23 16:21
2019年11月に福岡市店屋町にオープンした、Artas Galleryでアートディレクターをしている峰松宏徳です。
Artas Galleryの紹介も兼ねてどういう人間が運営に携わっているかの紹介をして行ければと思っています。
僕は2004年に多摩美術大学油画専攻を卒業したのち、1年間イギリスでデザインを勉強してから、2006年から2017年までドイツ・ベルリンを拠点に活動していました。
ベルリンの壁が崩壊してから17年。ラブパレードの終焉や、ドイツワールドカップ、大規模な都市再開発、テンペルホーフ空港閉鎖から(ベルリン空輸と聞けばピンと来る方も多いかと思います)跡地でのベルリンフェスティバルなど、振り返ればベルリンの過度期の一番良い時代に居られたと思っています。
当時は生きて行くのに必死でしたが、良い思い出の方が多い様に思います。ベルリンで過ごした時間(11年もある)の記事は別に書いてまとめて行こうと思っています。
日本に帰国してから福岡に住み始め、3年間は美術館、歴史資料館、遊園地などの勤務を経てアルタスギャラリーの立ち上げから携わっています。
埼玉県出身の僕が福岡に住み始めた理由が10年以上空き家になっていた祖父母の家があったからという単純なものでした。
知り合いや友達、土地勘も無い環境で0から家を直しながら、どう今までの経験を日本で活かして行こうかと模索して行く中で、こうして新しいギャラリーの立ち上げに携わってこれた事は本当に幸運だったと思います。
2020年6月現在も福岡のアート界隈も例外なく世界が直面している新型コロナウイルス感染症の甚大な影響を受けています。
Artas Galleryでも3月初旬から6月末にかけて組んでいた企画展やイベント、ワークショップの延期や中止を余儀なくされましたが、今後の企画展の予定も新たに組み直しを行っています。
新型コロナウイルスと向き合う展覧会方法の模索しながら、アルタスギャラリーの今まで展覧会や、これからの展覧会や企画について書いて行ければと思っています。
続きます
Artas Gallery
アートディレクター
峰松宏徳
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