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和レゲエ数珠繋ぎ-第49回-

アーティスト名  山崎まさよし
曲名 21世紀マン (20th anniversary ver.)
発売年 2015年


今回は自分で更新。
数ある和レゲエの中から1曲を選ぶのは悩む…
現在、書き手を募集中です。皆さまのご応募お待ちしております。

第49回は、映画公開に乗っかりボブマーリーをテーマにしました。

和レゲエにおいて、イントロや後半のブレイク部分に、ボブマーリーの楽曲のフレーズが出てくる事があります。例えば当企画で紹介した楽曲の中でも第15回「ありがたや節」第39回「旅が今始まる」第40回のサザンなどがその一例。前回からの話題同様、ボブマーリーの影響力の強さを感じます。

手法自体はレゲエやボブマーリーに限ったことではないですが、和レゲエの観点では特筆したい部分。今回はそんなボブフレーズ楽曲の中から選曲しました。

選んだのは山崎まさよし「21世紀マン (20th anniversary ver.)」2015年の作品。イントロにボブマーリー「Is this love」を感じます。ただしイントロがここまで寄せてあるのは活動20周年を記念したこのバージョンのみ。スカパラのホーン隊が参加しています。

山崎まさよしのレゲエについては未開拓で、もっとあるのなら聴いてみたく今回選んでみました。

90年代以降のアーティストになると当たり前にレゲエが出てくるので聴き流してしまいそうになる。作品数の多い山崎まさよし、覚悟を決めてサブスク上の全曲を聴いてみました。結果、たくさん見つかりました。見つかりすぎた…。

まずは言うてる側からタイムリーな楽曲。2013年「Redeption song」ボブマーリーのカバー。

洋・邦問わずカバー作品は多くあり、その流れの1曲?とも思いましたが、どんどん出てきます。

続いて2010年「Hobo walking」予想していたよりしっかりレゲエでした。instもあってDJユース。リリース当時のインタビューを見ると、自身のルーツにレゲエはあったと語っています。

その発言の通り
2009年「バビロンの住人」
2006年「晴男」
2003年「レイトショウへようこそ」
と次から次にまさやんレゲエを発見。

デビューシングルまで遡ったところで2015年以降も聴いていくと…まだありました。2019年「回想列車」これもボブ風のフォーク・レゲエとでもいうか…レゲエです。

この他にも微レゲエを含めると、割愛せざるを得ないほど見つかりました。今後の山崎まさよしの音源はスルー出来ない。どの楽曲にも唯一無二の空気感があって最高です。

90年代以降はその量に怯えほとんど触れていなかったのですが、ついに手をかけてしまい怖い。

♨︎

50回直前!当初よりは色々知りました。全100回予定、ようやく半分。次回はゲストが登場!

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