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主将から学べたこと

今日は、先日の投稿の「高校2年夏のアクシデント」の続きです。


まぁ続きと言っても、今回は主将を経験して得たモノを淡々と話していくという感じなので、前の投稿を振り返らなくても大丈夫です。
ただ、時系列にはしっかり沿って話すので、見てもらえた方が分かりやすいかなと思います。
この際ですので、是非チェックしてみてくださいね。



はい。ということで。
僕は、夏の大会で念願の背番号4をつけて甲子園出場をかけて戦うことはできませんでした。夏の大会敗退後、大した成績を残していない自分でしたが、今までの野球に対しての姿勢や人柄が同学年から評価されたのか、新チームの主将を僕が務めることになりました。


正直、主将というポジションは今まで務めたことがなかったので、何を始めれば良いのか、どういう立ち振る舞いをすれば良いのか、全く分かりませんでした。


みんなが理想とする主将像は、頭の良い考え方であったり、プレーでチームを引っ張るであったり、気の利く言葉が言える、ピンチにも動じない冷静さなどが上げられるでしょう。ただ僕は正直、どれにも当てはまらないポンコツなので自分には何ができるだろうかと僕なりに考えました。


そこで考えたことが
「リーダーじゃないぽいリーダーを目指す。」です。


どういうこと?と思われるかもしれませんが、具体的に言うと、こういうことです。
つまり、「みんながリーダーであれば、牽引的リーダーなんていらないんじゃないか」ってそう思ったわけです。だから、みんながリーダーと思って僕も接してみようとそう思いました。


だからあえて、自分は下っ端みたいなことをやっていこうとも思いました。例えば、最初にグランドに着いて準備を率先してやったり、トイレ掃除は自分から率先してやったり、上に立つからこそ、そういうことを自分がやっていこうと決めました。


他にも僕は、先生と生徒の仲立ちであったり、みんなが考えた意見を代表として言うだけ、あとは、怒られるのも全部僕が被ることでみんなには、好き勝手にやってもらおうとそう思ってました。ただ、みんながリーダーになるというのも高校生にとっては難しいです。ときには、きつい練習からモチベーションが下がる部員も多数いました。ただ、形だけの主将だとしても、そこだけはやり切る。全力でやり切ると決めてました。


よく監督さんには、

「キャプテンが1発で見て分かるチームは強い。それに比べて、どこにいるかわからないお前みたいなキャプテンは初めてだ。」
「もっと存在感を出せ。主将だろ。」
「リーダー性ゼロだ。」

と、よく指導を受けていました。
確かに、僕には、イチローさんのように土壇場でヒットを出すようなプレーでチームを引っ張ることはできませんし、元サッカー日本代表の長谷部誠さんのような人間的にも素晴らしく、言葉でもチームを引っ張るような素質はないです。


ただ、監督さんになんと言われようとも、僕はこれで、このスタイルで良かったなと思っています。チームとしては個人でミスばかりが目立つ、チームを勝利へ導けない、主将として失格だったかもしれません。ただ、この経験は、今となって本当のリーダー像とは何なのかと勉強になりましたし、何も役職がなくても組織の一員として持たなければならないものがよく分かりました。


組織で動くことにおいて、僕が一番大切だと思うこと学んだことは、「主体性」です。これこそが、まさにスポーツでもビジネスでも大事なことであると断言できます。一人ひとりが、当事者意識を持って、主体性を持って練習、仕事ができる組織は強い。だからこそ、リーダーとして上に立つべき人間は、この主体性をいかに育ててあげるか、生かしてあげるかこれに僕は尽きると思います。

この主体性を組織にもたらすこのできる指導者、キャプテン、社長、これこそが僕が理想とする真のリーダー像だと思います。それを僕は高校での主将経験で学ぶことができました。選んでくれた周りの部員や、育ててくれた指導者の方々には本当にかけがえのない経験をさせていただいて感謝しかありません。



皆さんは、どう思いますか?
是非、最後まで読んでいたあなたの意見もすごく気になるし、聞いてみたいので、「あなたの思う真のリーダー像」をコメントください。
よろしくお願いします🤲


それでは。




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