殿上 童

主に三行詩を書いています。

殿上 童

主に三行詩を書いています。

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はじめに

蹴鞠の童がごとく 三行の殿上に 言葉と戯れん  殿上 童(でんじょう わらわ)といいます。「ちょびっと詩人」は、殿上の個人サークル名です。  主に三行詩を書いています。ここでは、三行詩や思いの断片などを書いていこうと思っています。  今まで文学フリマなどのイベントにも参加して同人誌を配布していましたが、これからはオンラインでの活動の比率を増やしていこうと考えています。イベントに参加するときは、ここで告知しようと思っています。  ということですので、よろしくお願いいたし

    • 一服

      煙草を一服 おいらは高額納税者 そしてまた一服

      • 鼻毛 それから

        まどろみの午後、鼻毛を抜いていた また白いのが一本 何事もなかったように、また鼻毛を抜くことにした 鼻毛 まどろみの午後、鼻毛を抜いていた おや、白いのが一本 ちょっとした目眩をおぼえながらも、また鼻毛を抜くことにした                      初出 2013-02-03

        • 夕涼み

          夕涼み 風がささやく お疲れさまと

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        はじめに

        マガジン

        • 三行詩
          14本
        • 断片
          4本
        • もの書きのツール
          2本

        記事

          一筋の光

          暗闇に 弱々しい一筋の光 信じて歩んでみようか これまでも、これからも、

          ノクターン

          夜を 想う 星を 想う 君を 想う

          ノクターン

          ホイ

          あっち向いて ホイ ウチ見て ホイ なんでそちらを向きはるのかしら、いけず

          枯れちまった海で 魚は息はできない また涙で溢れるまで

          溺れる

          灰色の空 ヌメヌメした空気 人混みに溺れる

          あらがうあなた

          あらがうことが目的のあなたに 月は微笑まない 星々は拍手をおくらない

          あらがうあなた

          まどう

          まどい まぐわい まどろむ

          目をそらすな

          愛が泣いている 愛が怒っている 目をそらすな

          目をそらすな

          【マンガ感想文】空挺ドラゴンズ

           無人島にマンガを持って行けるとしたらシリーズ?です。今回は、未完(2021/10/24現在)のものをチョイスすることにしました。無人島で、持っていったマンガを全て読んだとき、続きが読みたくてしかたないと思うのです。未完のものといえば「ガラスの仮面」とかいっぱいあり、チョイスするのがとっても難しかったですが、次の十作品をエントリーすることにしました。 ・アトム ザ・ビギニング カサハラテツロー 著 ・かつて神だった獣たちへ めいびい 著 ・ふしぎの国のバード 佐々 大河 著

          【マンガ感想文】空挺ドラゴンズ

          ai

          言葉にすれば泡に還る愛だけど それでも口にしてしまうのは 原罪なのか 愛おしい営みなのか

          【マンガ感想文】ヨコハマ買い出し紀行

           無人島に一冊だけマンガを持って行けるなら、こっそりもう一冊持って行けるならと書いてきました。今回は、この「一冊」という枠を外してみました。シリーズ物も可ということです。そうすると候補作が、出てくるわ、出てくるわ。困ったことになってしまいました。それでも意を決してチョイスしたのが次の十作品です。 ・エリア88 新谷 かおる著 ・カムイ外伝 白土 三平著 ・エリア51 久 正人著 ・バジル氏の優雅な生活 坂田 靖子著 ・シドニアの騎士 弐瓶 勉著 ・どろろ 手塚 治虫著 ・H

          【マンガ感想文】ヨコハマ買い出し紀行

          【マンガ感想文】銀のロマンティック…わはは

           前回、無人島に一冊だけマンガを持っていけるとすると、何を持っていくだろうか、ということで、「花岡ちゃんの夏休み」清原なつの著をセレクトしました。  今回は、本当は一冊だけなんだけれど、こっそりもう一冊持っていってもいいよという設定で考えてみました。  だいたいマンガというのは全何巻というものが殆どで、一冊という縛りは結構シビアだったりします。悩んだ末、つぎの四冊を候補としました。 ・「銀のロマンティック…わはは」川原泉著 ・「こんぺい荘のフランソワ」陸奥A子著 ・「月は東

          【マンガ感想文】銀のロマンティック…わはは