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【ラグビー・トップリーグ】2017.8.25 リコー対サントリー戦 個人的雑感

まだまだ真夏のナイトゲーム。プレミアムフライデーが有るのか無いのかは不明だが、客入りは1万人とそれないりに良い。開幕戦でそれぞれ勝利を収めたリコーとサントリーの一戦は、双方にとって開幕戦で示された方向性が誤っていないことを確認する一戦となった。 

前半は終始マッド・ギタウの時間がだった。特に後半34分のトライはお見事。裏のスペースへキックで蹴りこみ、村田とともにプレッシャーをかける。この両名のコンビネーションは攻守両面で上々であり、早くもサントリーの大きな特徴となっている。 一方、リコーはセットプレーで苦戦。特にスクラムは散々な内容であり、この前半だけでは大差になる予感もあった。 

しかし、後半の選手交替で事態は一変する。リコーはPRのウォントンLOのポヒヴァ大和を早々に投入。前者はスクラムに安定感を与え、後者はリコーらしい前への推進力をもたらした。

対するサントリーは好調だった村田を早々に下げる采配。アクシデントがあったのかもしれないが、正直言ったところ、意図は不明瞭だった。そして、リコーの猛攻が続く。

その立役者は急遽スタンドオフに入ったロビー・ロビンソンだろう。優秀なペネトレーターにテンポよくボールを回し、走らせる。これまでのリコーには無いパスの供給量が、リコーらしいラグビーをより具現化していたから面白い。彼が今後のリコーの隆盛を決めるのではないだろうか。 

とはいえ、勝者は結局サントリーである。水際でひたすら猛攻を防ぎ、後半の数少ないチャンスを松島がもぎ取る。昨年レベルアップしたディフェンスはこの試合でも持ち味を発揮。采配ミスを帳消しにしてくれたと言えるだろう。最終スコアは15ー31でサントリーの勝利。双方の粘り、そしてこれからの伸び白を垣間見ることのできた好ゲームだった

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