見出し画像

ちょっと短めの競馬レース回顧【香港国際競走、阪神JFなど編】

【中日新聞杯】
中京の芝中距離は人気薄の逃げ馬を買えば良い、という要素がどんどん強まっている。来年もこのマイ格言を活かしていこう。ショウナンバルディのスローレース適性も大したものがある。シゲルピンクダイヤも2年連続でこのレースを好走。寒い時期×スロー×小回り耐性の馬なのか。中堅どころは軒並み総崩れで残念

【カペラS】
地方競馬で揉まれて強くなった馬のワン・ツー。やはり中央ダートの短距離重賞は経験値が物を言わせるということか。ダンシングプリンスは復活の勝利。ハイペースである方がより強さを見せつけている感がある。リュウノユキナは中央の砂でも一定の能力があることを見せつけた。そして、快速馬・モズスーパーフレアは引退レース。後続の足を使わせる逃げは最後まで錆びず。お疲れ様でした

【阪神JF】
ナミュールは「このオッズはなんじゃこりゃ?」と思ったので、馬券から外した。出遅れ後+向正面で外に出せなかったのダブルパンチから、決死のイン突きによるカバーはお見事だったが、今後を考えるとますます「買いにくい馬」になった感はある。で、彼女を外して選んだのが同じ系統の◎ベルクレスタでは…馬券が下手ですね。来週も気をつけよう、右回り未経験の2歳馬。反省!
その一方で、▲サークルオブライフの末脚とパワーは、今の阪神にぴったりだった。馬体減の馬が目立つ中、プラスマイナスゼロという国枝厩舎の牝馬を仕上げる手腕にはため息が漏れる。そして、王道ローテのアルテミスS組+阪神JFに強いビワハイジの血。勝つ要素がいっぱいあるのに、なかなか気が付けないものですね…。
○ウォーターナビレラの粘りは予想以上だった。距離も3歳春ならばマイルも大丈夫。ラブリイユアアイズやナムラクレアも最後まで頑張って走れる馬。クラシック路線の馬という感じでは無いが、それとは別の場所で良い配当をもたらしてくれるはず。対して期待を裏切ってしまったステルナティーア。兄とは異なり、もう少し長い目で成長を見守るのがベターということだろう

【香港国際競走】
グローリーヴェイズとラブズオンリーユーの両頭については、間違いなく「香港巧者」と言って良いだろう。ここに狙いを定めた前者の活躍は予見できたが、後者は単純に驚いた。アメリカから香港への長期遠征も軽々こなすタフさ。この世代の牝馬は珠玉の世代だ。
他に印象に残ったこと。サリオスの真の買い時は5歳秋から説は変えないけど、今日はびっくり。ダノンキングリーは馬場にやられ、ヒシイグアスは外枠不利が馬場で相殺された模様。レイパパレはやはり広いワンターンのコースが良いと思うのだが。そんなこんなで、唯一当たった馬券はロシアンエンペラーの複勝。いやはや、海外競馬は「日本馬以外で食い込みそうな海外馬」を当てることに終始しているような…

   ◆

香港スプリントの回顧は控えたい。何事もなく、戦えていたらと思うと…。アメージングスターとナブーアタックの冥福をお祈り致します。また、ピクシーナイト&福永騎手はもちろん、本件で負傷した馬と騎手の早期回復も願うばかり。そんな中で、レシステンシアはベストを尽くし、川田騎手の安全確保も好判断だった。ダノンスマッシュが残した悔いは、子どもたちが晴らすと信じよう


どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)