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ちょっと短めの競馬レース回顧【高松宮記念、ドバイWCデーなど編】

プライベートのトラブルとワクチン(3回目)の副反応でバタバタしてしまいました。気を取り直して回顧を頑張ろう……ということで

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【毎日杯】

「このレースを1.46.5よりも早く走って勝てばGⅠ級の馬」という基準には該当せず。稍重馬場ではあるが、やはり物足りない。しかしまあ、どうもここ数週間、逃げ馬の活躍ばかり見ているような。むしろ印象に残るのはドゥラーレス。ただ、GⅠにどう間に合わせるかが難しい選択になりそうだ

【日経賞】

東も春の盾有力候補が順当勝ち。無理のないペースで走りきれているので、ケガからの復帰戦という意味でも上々な内容である。レースそのものに見どころは少なかったが、気になるのはウインキートスの状態。やる気をなくし方が重症そうで……

【マーチS】

メイショウハリオのお見事な末脚。1800メートルの成績が非常に良いし、場所を問わないのも良い。ただ、4角を見たときは完全にケンシンコウのレースだと思った。ムラの大きな馬であり、なかなか買い時が難しい。◎カデナはやはり小回りで買いたい一頭である。もうひと押し!

【ドバイWCデー】

どのレースを語るべきか、目移りするくらいの上出来な内容。フラットな条件ならば、日本馬が最も強い、ということでもある。及第点以下はシュネルマイスターくらいだろう。

まずは3勝を挙げた矢作厩舎から。バスラットレオンの復活、海外で目覚めたステイフーリッシュと、レース選択にて好采配が光る。そしてパンサラッサ。大逃げでは無かった分、勝負強さが目立つレース運びになった。日本でも再び見たいのだが、適性の高さはやはり海外か。

UAEダービーのクラウンプライドは予想外だった。ただ、亀谷敬正氏も仰られていたように、これから出てくるリーチザクラウン産駒は繁殖牝馬の質が上がった世代。未来の一頭にも期待が高まる。スペシャルウィークは母系で有力馬を続々と輩出しているが、父系もギリギリ繋げそうな期待高まる。

最後にシャフリヤールの復活。結果論だが、いかにもドバイで走りそうな血統である。「燃え尽きやすい」のが日本ダービー馬の負の特徴だが、何とか踏みとどまることができた。あと、勝つ時は辛勝で、負ける時は完敗というのも面白い特徴である。競れば競るほど、燃えるタイプなのかもしれない

【高松宮記念】

ナランフレグは割と気にしていた方だったのだが……内枠だとスムーズに走れないのでは? と思い込んだのは痛恨である。単勝だけでも持っておけばよかった。と、僕は後悔していますが、丸田騎手は会心の出来でしょう。この馬とコミュニケーションを取り続けたことの成果とも言える。右回りも苦にしないので、ピクシーナイトとの対決も楽しみ。

◎はロータスランドに打った。血統的にはこの馬が一番パフォーマンスを上げると考えていた。宮記念とストームキャットの血は良く合う……のだけれども、流石にキルロードは腰を抜かした。「17番人気がたまに来るレース」として覚えておこう。

重馬場ということを考えれば、レシステンシアとは言え少々ペースが早かったか。横山武史騎手の騎乗に丁寧さが欠けつつあるのが少し気がかり。メイケイエールは普通に走れるようになってきたのか、それとも大人しくなりすぎたのか? 最後に、◯評価をしたのがトラヴェスーラでした……無念。まあ、サイコロを振り直せば全く別の結果が出そうなレースにおいて、「感動の涙」という最高級の結末を得られたのだから、それはそれで受け止めよう


どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)