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1冊読んで理解できないときは同じテーマの本を複数冊読む

私の組織ではかなり上の役職へ説明や交渉をすることが多くありますが、
論理的思考力をつけておくと
気負ってしまいそうな上位の方とのコミュニケーションも
少し自信をもってやりとりができるようになる気がしています。
メンバーにも論理的思考について学ぶことをおすすめしているのですが
研修は受けた事があるけれどできるようにならないと
反応をいただいたことがあります。

私も論理的思考を学び始めた頃は
わかった気にはなるものの
仕事ではほとんど活かせませんでした。
事実:空がどんよりしている
解釈:近いうちに雨が降るに違いない
判断:傘を持っていこう
ということはわかるものの、
いざ業務に置き換えると、
いつどのように使っていいのかわからず、
無理に使おうとすると目的と手段が逆転してしまうような状態でした。
ですが、今はその当時よりも使いこなせている自覚があります。

いつのまに論理的思考が使えるようになったのか。

思い返してみると、
本やeラーニングなどさまざまな手段で論理的思考について触れていました。
基本言っていることはすべて同じですが
こりずに複数の例や少しずつ違う説明に繰り返し触れることで
気づかないうちに理解が深まっていたように思います。

また、私にとっては同じ本を繰り返し読むよりも
多くの種類の本を読む方が理解が深まっているようにも思います。
多くの例に触れることに効果があったかもしれませんし、
自分に入ってきやすい説明に出会えていたのかもしれません。

私のよく行く図書館のカウンターの後ろには本棚があり、
オンラインで貸出予約された本が並んでいます。
図書館のカウンターで自分が予約した本を受け取るのを待つ間、
どんな本が予約されて受け取り待ちになっているのか眺めていると
同じ人が1つのテーマの本を複数冊借りている事があります。
その方も私と同じ方法で理解を深めるタイプなのかと想像しています。

研修や本を読んでも活かせていないスキルがある場合、
複数の手段で繰り返し触れてみてはいかがでしょうか。


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