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技術以外の知識が自分を豊かにしている

私は20年近くエンジニアをしています。
と言っても、以前はWEBサービスの開発や運用をしてきましたが、
最近は開発組織横断で行う開発案件のリードや様々なルールや方針を考え、
組織の上の方の役職者へ説明や合意を得るような仕事をしています。

特に20代〜30代前半は、プログラミング言語やDBなど
仕事に直結するシステムに関する本や雑誌ばかりを見ていました。
今思えば、エンジニアは常に技術知識を習得しつづけなければいけないと
強く思い込んでいたのだと思います。
(それも間違ってはいないのですが)

最近は自ら開発をすることがなくなり、
格上の役職者へわかりやすく説明し、スムーズに合意を得られるスキルの方が求められるようになったため、
問題解決、クリティカルシンキング、ロジカルシンキングについて情報を得るようになりました。
その頃から技術以外のビジネスメソッドや思考、起業など
技術とは異なる分野にも興味を持ち始め、
気の赴くままに様々な情報に触れるようになりました。

そこで感じるのが開発組織においても技術以外の知見が
働く上で自分の糧になっているということです。

本やVoicyで見聞きした話がメンバーとの1on1で活かされたり、
本質的な開発組織の課題を検討するために課題発見のポイントを意識してみるなど、興味の赴くままに得てきた知識を活かせる機会が増えていることを実感しています。

プログラミング言語の学習と異なり実感するには少し時間がかかりますが、
どんな仕事であっても、知識を広げることは
自分の考えを広く豊かにすることにつながると思います。

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